呻吟語 | 翡翠のブログ

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昨日に続いて今日も読書会に参加。子どもが冬休みなのに乗じて遊び歩いています。

 

本日参加したのは、初参加の「中国の古典を読む会」。もともと読書会「日本の古典を読む会」というものがあって、そちらから派生した読書会だそうです。

日本の古典にも、ましてや中国の古典にも全然疎いのですが、古典の響き、音は好きです。読みとおせないながらも「角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」シリーズは何冊か持っていて、原文を音読して楽しんだりしています。また、高校の古文の授業でやった漢文がこれも音の響きが好きで、特に漢詩が好きだったなあと思い出して、今回参加させていただくことにしました。

 

課題本は、「角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 呻吟語」

 

中国の古典シリーズは初めて読みました。原文、書き下し文、現代語訳が合わせて掲載されていて、原文には返り点が付いているのですが、やはり残念ながら原文は全然読めません。でも書き下し文のおかげで音読すると漢文のリズムも味わえて、日本の古典シリーズと同様に読んで楽しいシリーズでした。

 

明の時代の末期に書かれたもの(1593年に完成)で内容は処世訓だそう。帯には「菜根譚と並ぶ混沌の時代の処世訓 尊敬を集める理想のリーダー像を説く」とあり、日本には江戸時代に伝わって大塩平八郎が愛読したそうです。

「源氏物語」や「とりかえばや」のようにストーリーを楽しんで通読する感じでは読めないですが、「万葉集」や「枕草子」のように好きなところを読んで楽しむと惹かれるメッセージがあちこちに見つかる感じでした。「忠告を受け入れる」「過ちを認める」「学問の方法」「読書人の戒め」「失敗は自己の責任」など、ハッと思わされることも多かったですし、「鏡より自分の目(直接知り得たことを尊重する)」「世論が正しいとは限らない」など現代にも変わらず言葉のように思います。

読書会ではさらに、他の項目について興味を持ったものが紹介され、自分ではあまり気に留めずサーっと読んだ部分も、振り返って読み直してみると、なるほど!と、改めて心に残るメッセージに出会えるのも面白かったです。「人に忠告する際の気遣い」として、率直過ぎず婉曲に控えめにといのは、すぐにも役立ちそうでした。

さらに、「読書会になぜ参加するのか」「批判的に読むとはどういうことか」などについても、意見を聴くことができ、非常に参考になりました。

 

こちらを読んでいたら久しぶりに漢詩を読んでみたくなり、こちらも読んでみました。

河出書房新社 図説 漢詩の世界

薄手の本でもあり、載っている詩の数は多くはありませんが、内容に合わせた風景写真が詩に付いていて、イメージが膨らみやすく、一つ読んでは色々空想しと楽しめる本でした。解説にも写真が多用され、背景や文化にも触れられていて、久しぶりに漢詩を味わうのに良い本でした。

 

漢詩も漢文も久しぶりの出会いでしたが、声に出して読むと新鮮で気持ち良い体験でした。

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