赤字経営が続いていた国立病院機構・沼田病院が1日、廃止されました。跡地の利用に関してはすでに入札が始まっていて、沼田市の星野市長は「新しい医療の拠点になってほしい」と述べました。
国立病院機構沼田病院をめぐっては赤字経営や医師不足などを背景に去年8月から関係市町村や医療機関が参加する協議会で今後の在り方を議論し、12月に、病院機構が廃止の方針を示しました。跡地の利用に関しては「病院の運営を行うこと」を条件にすでに入札が始まっています。
沼田病院は1日付けで廃止されましたが、協議会の会長でもある沼田市の星野市長は定例会見で「病院機構側には利根沼田の要望を十分聞いてもらいこれ以上ない着地点になった。入札が始まっているが交通の便もいいのでいい進捗があると期待している。新しい医療の拠点になってほしい」と述べました。
また、先月発表された国勢調査の速報値で沼田市の人口が大泉町に抜かれ13位になったことについて、星野市長は「非常に残念だが、人口の減り方は予測のスピードよりはるかに早い。産業団地への企業誘致などで雇用の受け皿を作ったり、子育て環境の整備を着実にやっていきたい」と話しました。市町村別人口の速報値では、沼田市が8.9%減の4万1287人、大泉町は1.6%減の4万1430人で、大泉が12位、沼田が13位となりました。