みなさんの一日の睡眠時間はどれくらいですか?
職業や家庭の状況、ライフスタイルなどによって人それぞれですが、理想の睡眠時間とはどれくらいなのでしょうか。また、睡眠不足が続くと身体や心にさまざまな悪影響があると聞きますが、具体的にどのようなリスクがあるのでしょうか。快眠メソッドをメディア連載や自身の著書で提案している睡眠コンサルタントの友野なおさんに、睡眠時間と人間の能力・機能の関係性について詳しく解説していただきました。
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4時間睡眠が2週間=丸2日間徹夜した状態
日本人には古くから睡眠を軽視する風潮があり、「睡眠時間を削って仕事をした」、「徹夜して勉強をした」などと自慢げに語り、「睡眠不足は美学」という意識が潜在的にはびこっているように思います。しかし、睡眠スキルはビジネススキルともいえるくらい日中のパフォーマンスに直結しています。
仮に4時間睡眠が2週間続くと、丸2日間徹夜したときと同じ状態になり、さらに6時間の睡眠でも2週間続いてしまうと、丸1日徹夜したときと同じレベルの認知機能になることが明らかになりました(※1)。
講演会などで「普段、どのくらい眠っていますか?」とお聞きすると、6時間程度の睡眠をとっている方のほとんどは胸を張って「6時間ちゃんと眠っています!」あるいは、「6時間も眠っていますよ!」とお答えになります。
しかし、実際は6時間の睡眠時間は十分ではなく、6時間以下の睡眠時間の日が続くと、寝不足が蓄積される「睡眠負債」がどんどん溜まり、各方面にダメージを及ぼしているのです。理想の睡眠時間は、1日7〜9時間。アメリカの国立睡眠財団が提唱しています。
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