福島・いわきの伝統野菜「大久じゅうねん」、地元住民と児童が苗植え
福島県いわき市大久町で26日、地元の伝統野菜でエゴマの一種の「大久じゅうねん」の苗を小学生と住民らが一緒に植えた。秋に収穫し、学校給食の材料に使われるほか、今回の参加者にエゴマ油として配られる。
地元住民らでつくる「大久じゅうねん保存会」が久之浜第二小学校の児童らと苗を植え始め、今年で10年目。住民16人も参加し、協力して約2千本の苗を植えた。
久之浜第二小の在校生は5年生の2人だけで、2027年度末での閉校が決まっている。この日は菜花陸翔(りくと)さん(10)が参加した。
これまで4年間体験してきた菜花さんは初めて参加する先生たちに植え方を教えながら、1本ずつ丁寧に植えていた。菜花さんは「今年は苗の周りの土を踏み固めることを意識した。うまくいったと思う」と笑顔を見せた。
苗は2メートルほどまで成長するといい、10月下旬に収穫する予定。周辺の小中学校の給食に提供され、エゴマ油も作られる。伊藤貴史校長は「地元の人たちと触れ合い、地元への愛着と誇りを持ってほしい」と話した。
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