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総レビュー数 982,013 84
鑑賞方法別データ数
映画館 1,919,627 177
レンタル 601,476 5
購入 129,556 17
VOD 620,994 127
テレビ 963,168 95
その他 166,225 23

兄弟仁義 逆縁の盃

  • きょうだいじんぎぎゃくえんのさかずき
  • Brothers'Code-The Back Relation
  • ----

amazon


  • 平均評点

    63.8点(27人)

  • 観たひと

    41

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/8/27
上映時間 90分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演北島三郎 小島松男
菅原文太 中井信吾
遠藤辰雄 鶴見太平
三益愛子 おゆき
時美沙 君江
桜町弘子 戸塚房子
大木実 巽義一郎
宮園純子 お光
金子信雄 岩井泰造
天津敏 勘蔵
小田部通麿 大倉康弘
中村錦司 滝沢
鈴木金哉 学生
山岡徹也 
佐藤晟也 銀八
阿波地大輔 洋三
志賀勝 蛸常
林彰太郎 熊井猛
河村満和 弥吉
川谷拓三 ほとけの参太
秋山賢 のろまの亀
宮城幸正 安治
高並功 為五郎
唐沢民賢 石島良平
前川良三 恩田伊佐吉
関根永二郎 古川徳蔵
疋田圀男 杉山千吉
丸平峰子 お楽
星野美恵子 おちか
川浪公次郎 交番の巡査
那須伸太朗 田島吉五郎
矢奈木邦二郎 岡谷幸吉
浪花五郎 周旋屋
若山富三郎 相川寅次郎

解説

「獄中の顔役」の笠原和夫と、梅林貴久生が共同でシナリオを執筆し、「忍びの卍」の鈴木則文が監督した“兄弟仁義”シリーズ第七作目。撮影は「徳川女系図」の吉田貞次。

あらすじ

やくざの小島は、幼い時に生き別れになった母を探して四日市に現われた。そこで彼は、剣道の達人だが、子分の女房を盗んだ養父を斬り、刑務所を出たばかりの渡世人寅次郎と知り合った。寅次郎は義兄弟岩井の許へ向う途中だった。二人は、身の上話をしているうちに、いつか友情に似たものを感じるのだった。四日市の港は荒廃していた。風間化学工場の廃液で海は死んでいたのである。工場長大倉と岩井組は浄化装置設置のため本社から送られた金を着服し、漁民の味方の巽一家と対立していた。小島はこうした現状に怒りを覚えたが、水産試験所の鶴見と知り合い、海水に対する廃液の被害の大きさを知った。一方、寅次郎は岩井の命令で巽を斬り母親のいる小倉に向った。しかし母は既に亡く、岩井から月々送られていたはずの仕送りも、一銭も届いていなかったことを知り、激しい憤りと共に、再び四日市に戻る決心をした。その頃、巽一家の代貸中井は、鶴見の海水分析表を持って、東京本社へ直訴するため上京した。それを知った岩井は巽一家に加担した漁民に暴力をふるい、共同加工場を奪ってしまった。その頃、寅次郎は、小料理屋をきりもりしている岩井の妻おゆきと語り合ううちに、おゆきこそ小島の探し尋ねている母親だと知ったのだ。だが、おゆきは尋ねてきた小島に冷たかった。昔のことをほじくり返しても、周囲の人を傷つけるだけだと思ったのだ。また寅次郎は岩井に盃を返したことから、凄惨な立回りを演じ、拳銃で射たれて重傷を負ってしまった。駆けつけた小島は瀕死の寅次郎と義兄弟の契を交わしたが、間もなく寅次郎は息を引き取った。そのあとは小島と岩井一家との激しい闘いとなり、小島は岩井を倒したのだった。やがて、風間化学工業東京本社からの調査団もやってきた。四日市の海も、やがてはかつての生気を取り戻すと信じる小島の顔は明るかった。

関連するキネマ旬報の記事

1968年9月上旬号

日本映画紹介:兄弟仁義 逆縁の盃

  • 鑑賞日 2019/10/19

    登録日 2019/10/19

    評点 65


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/東映チャンネル 


    瞼の母

    工場排水による公害を取り上げたかと思ったが、いつの間にか現代版瞼の母にすり替わっていた。もちろん母役は三益愛子。
    遠藤辰雄が珍しく善人役。そう珍しくもないかもしれないが研究所の先生なんてそうメッタにある役ではない。
    もう一つ桜町弘子の役割が寂しい。なんか三益愛子の存在を示すためだけの出演で、中村の遊郭に自ら飛び込んでいくあっけなさ。もう少し芝居をさせてもいいんじゃないの。
    もう一つ、主演は北島三郎だが、最後の見せ場は若山富三郎の独壇場、そして菅原文太が敵対する勢力の代貸しと、こちらもかっこよく描かれているため、主演の北島がかすんでしまった。


  • 鑑賞日 2018/06/30

    登録日 2018/07/02

    評点 60


    鑑賞方法 購入/DVD 


    やくざ映画で公害問題はしっくりこない

    任侠映画は母を想うことがしばしばあるが、本作品は瞼の母を任侠映画で描こうというところ。公害問題も描かれるが、こちらの方は取って付けたような感じでしっくりこないが、そのテーマにからめて登場する遠藤達雄のコミカルな演技はいつもの悪役と違う趣向で悪くない。

    そのコミカルな演技をサブちゃんにもさせているのは、鈴木則文監督の持ち味か。

    北島三郎を主役にしつつ、菅原文太や若山富三郎を脇に固めている。菅原が金子信雄と対峙するとどうしても「仁義なき戦い」を連想してしまう。シナリオが笠原和夫だし。


  • 鑑賞日 2018/05/31

    登録日 2018/06/01

    評点 70


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/東映チャンネル 


    ヤクザものというより母子愛。

    シリーズ7作目、ソクブン監督。
    公害時事ネタを絡めた母子、友情、義兄弟の話。
    一番の軸は母子の愛。
    冒頭と最後の殴り込みでの母子の思いに泣ける。
    もう公害ネタ、酔っ払い研究者の遠藤辰夫はあってもなくともいいのだが、その遠藤辰夫のユーモラスな演技が印象的。
    遠藤辰夫登場シーンの間の抜けた音楽もいい。


  • 鑑賞日 2017/11/12

    登録日 2017/11/16

    評点 66


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


    閻魔のやろうに自慢ができる

    鶴田浩二離脱のシリーズ7作目。
    ややパターン。船上での謎の渡世人との出会い。
    主役は北島三郎だが菅原文太や若山富三郎のアピールが強い。
    悪玉は金子信雄。
    三益愛子出演により母物の色もしっかり。
    欲張り過ぎで方向性がブレ過ぎ。
    文太の眩しさは全てに勝る。


  • 鑑賞日 2016/09/16

    登録日 2016/09/16

    評点 55


    鑑賞方法 映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 


    社会派任侠映画?

    三益愛子が北海道で捨てた子が長じて一匹狼のヤクザとなり、母を探して四日市にやってくる。
    工場の公害問題に、企業と地元ヤクザのもたれ合い、新旧ヤクザの確執に住民を巻き込んだ抗争。
    色々な要素を盛り込んだため、総花的になり任侠映画としての押し出しは小さく、北島三郎と三益愛子との母子もの映画としての雰囲気が濃く色づいている。
    又、直接顔を見せることはないが、もう一方のはぐれヤクザ若山富三郎の母との母子愛にもそれなりのウエイトが置かれている。
    そして実際に四日市公害や水俣病がニュースになり、公害が問題化され出した時期、社会性をかなりダイレクトに表に出した任侠映画も珍しいかもしれないが、一匹狼とはいえ、反社会的人間としてのヤクザが主役では、やはり納まりが極端に悪い。
    その意図は買えるとしてもこのスタッフ、キャストで社会派ドラマは無理がある。