マウスピース型装置による矯正と補綴を連携
矯正後の顔貌も画像化
三宮はともとデンタルクリニック
(神戸市中央区/三ノ宮駅)
最終更新日:2026/05/15
- 自由診療
取り組みやすい矯正として普及した、マウスピース型装置による矯正。最近では年齢や矯正範囲など、目的に応じたさまざまなタイプも登場している。「三宮はともとデンタルクリニック」では、マウスピース型装置による矯正の経験が豊富な波戸本亮院長が、矯正と補綴治療を組み合わせた画期的な診療に注力。同院では検査データから、歯並びに加え顔全体の見た目にもシミュレーション画像を作成。そして矯正と補綴治療をトータルに進行するプランが可能で、矯正期間の短縮や、より精度の高い噛み合わせの実現が期待できるという。「顔貌の変化まで反映したシミュレーション画像は、患者さんにわかりやすく、矯正に対する意欲も高めてくれると思います」と話す波戸本院長に、診療の流れや期待できるメリットを詳しく聞いた。
(取材日2026年4月27日)
目次
マウスピース型装置による矯正と補綴治療を組み合わせ、二度手間のない診療で高い効果をめざす
- Qマウスピース型装置による矯正のメリットは何でしょうか?
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A
▲治療前にイメージをシミュレーションすることができる
まず、矯正中も装置を取り外しできることです。ワイヤー矯正の装置は矯正中はつけっぱなしになるため虫歯のリスクがどうしても高まりますが、マウスピース型装置は取り外して歯磨きができますし、もし虫歯ができてもすぐ虫歯治療に取りかかれます。それから痛みに関して、ワイヤー矯正ではワイヤーに力をかけてから数日間は痛みで食事が取りにくいという人もいますが、 マウスピース型装置では、違和感はあってもそこまで強い痛みを感じることはないでしょう。さらにマウスピース型装置による矯正ではデジタルデータを駆使しますので、矯正を始める前に歯並びの動きや矯正後のイメージをシミュレーションできる点も、大きな特色です。
- Q矯正を始めるタイミングに、決まりなどはあるのでしょうか?
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A
▲虫歯治療と並行した矯正が可能な場合も
ワイヤー矯正は虫歯を治療をしてから矯正を始めることになりますが、 マウスピース型装置による矯正では虫歯治療を並行できることが多く、矯正期間の短縮が望める可能性もあり、就職やご結婚など歯並びを整えたい時期が決まっている方には好都合です。また年齢に関するご相談も多いのですが、お子さんであればマウスピース型装置を着脱できる6歳ぐらいから、大人の方ではご本人に意欲があれば70代、80代でも可能だと思います。確かに早く始めれば期待される効果が得られる期間も長くなりますし、若い方では歯が動きやすいという印象はあるものの、30代以上については年齢による差はさほど感じません。
- Qマウスピース型装置による矯正にかかる期間は?
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A
▲矯正の意欲が下がらないよう、短い期間で終われるよう努めている
個人差はあるものの、私は一つの目安として、全体矯正であれば1年半から2年程度、部分矯正であれば半年から1年程度と説明しています。というのは、 マウスピース型装置はご自身で着脱できるので、1年ほどたつと装置を外している時間が増えてしまうなど、患者さんの矯正に対する意欲が下がる時期が起こりがちで、そうなると当然、進みも遅れてしまいます。一方で、マウスピース型装置を作製する会社との間には契約期間があり、それを超えると加算が生じる場合もあります。ですので、最初からある程度明確な矯正期間を設定し、われわれも折々に患者さんのモチベーションを支えながら、なるべく短い期間で終了するように努めています。
- Qこちらではシミュレーションが見られると伺いました。
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A
▲矯正後の顔全体のシミュレーション画像が見られる
マウスピース型装置による矯正では検査で得たデジタルデータからめざす歯並びをシミュレーションし、少しずつ形の違うマウスピース型装置を着け替えながら歯を動かしていくことをめざします。ですので、矯正を始める前に精細な3D画像で、経過や最終的にどのような歯並びになることが期待されるのかを見ることができます。ただ、矯正後はお顔の見た目の印象も変わりやすいです。そこで当院では、新しいシステムを導入。骨格や顔の表面のデータ、またインプラントやかぶせ物などの治療計画も加えることで、矯正後のお顔全体のシミュレーション画像が見られるようになりました。補綴治療の有無による見た目の違いなども、確認することができます。
- Qこちらならではの、矯正の特徴を教えてください。
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A
▲矯正と補綴治療の連携した診療を行うことが可能
マウスピース型装置による矯正と、かぶせ物やインプラントなどの補綴治療を連携した診療を行っています。従来、矯正と補綴は別々に行われることが多く、補綴治療によって適切な噛み合わせが得られにくかったり、矯正後に改めて補綴治療を行ったりすることもありました。新システムでは両者を一つの計画に含めますので、矯正と補綴治療後の、お顔全体のシミュレーション画像が得られます。患者さんにとって最終的な結果がイメージしやすいことは大きな強みです。また可能であれば矯正と補綴治療を同時に進めますので、全体の期間の短縮が期待できますし、費用や通院の負担を軽減できる可能性もあります。
自由診療費用の目安
自由診療とは精密検査・診断料/3万3000円、マウスピース型装置による矯正(部分)/44万円~、マウスピース型装置による矯正(全顎)/55万~88万円、インプラント治療(1本)/ 48万4000円、セラミッククラウン/13万2000円(すべて税込み)