パパ活不倫で議員辞職した宮沢博行氏
パパ活不倫で議員辞職した宮沢博行氏

眠っていた政治への情熱が、再び激しく燃え始めた

その女性は、相手が国外へ逃亡したために訴状すら届かず、裁判すら始められないという理不尽な状況に置かれていた。日本の司法制度が抱える非情な“盲点”。それを目の当たりにした瞬間、宮沢氏の中で眠っていた政治への情熱が、再び激しく燃え始めた。

「日本の司法制度では、相手が日本人なら訴状を受け取らなくても『公示送達』によって裁判を始められます。しかし、相手が外国人になると、訴状が届かない限り法廷を開くことすらできません。戦いたくても戦えない、あまりにも不条理な仕組みなんです。

その間にも相手は不動産を競売にかけていく。それを防ぐための仮処分にも高額な供託金が必要で、ただ時間だけが過ぎていく……。仮に裁判までこぎ着けたとしても、その時にはすでに競売で資産は売却された後。今の司法は、日本人にとって圧倒的に不都合な仕組みになっているんです。

彼女の話を聞くうちに、私の中で『助けてあげたい』という強い気持ちが湧き上がってきました。それまでの私は、どこの政党からも拒絶され、『自分はもう世の中から必要とされていないんだ』と惨めさに打ちひしがれていました。でも、被害に遭われた方の切実な叫びを聞いたとき、『まだ自分を必要としてくれる人がいる』と気づかされた。だったら、これからの人生をこの問題に捧げたい、そう強く覚悟を決めたんです」

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この出来事をきっかけに、宮沢氏は外国人による不動産詐欺や、それを許す司法制度・出入国管理制度の歪みを世に問うべく、新たな政治団体の立ち上げを決意。6月1日、新党「創生党」の設立届を総務省へ提出し、同日に記者会見を開いて自らの覚悟を表明するという。

「すでに来月行われる立川市議選や、来春の統一地方選に向けて5〜6名の候補者が集まっています。保守結集を成し遂げるために、まず自分が保守政党というひとつの軸を作り、そこに志を同じくする小さな保守政党が集まって『保守連合』という大きなオリーブの木を育てていく。

そしていつかは、私自身も再び国政へチャレンジしたい。その道のりがどれほど険しく、厳しいものであろうとも、『やる気と誇り、そして希望の持てる日本』を創り上げたい。今、その一心で突き進んでいます」

自らの不祥事によって表舞台から姿を消した男は、今、配送車のハンドルを握り、汗を流す日々を送っている。しかし、その胸の奥で燻る政治への炎は、決して絶やしてはいなかった。

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