非常に感情的にぶち撒けているので、読まなくていいパトレイバーEZYの感想。
・ちゃんとパトレイバー。しっかりパトレイバー。マジでパトレイバー。
今の人が観て面白いかどうかは全然わからんが、俺が楽しかったパトレイバーの空気が完全復活していて素晴らしい。
フラットに評価してめちゃくちゃ面白いかと聞かれたら「そーいうわけでは……」なんだが、パトレイバーとしては満点に近い。
「こーいうのでいいんだよこーいうので」
・小ネタがいちいちずるい
映画の撮影スタッフに間垣、ベンジャミン、たわばさん、伊藤がしれっといるの笑うだろ(笑)
他のもちょろちょろゆうきまさみ作品のキャラやネタが仕込まれているので、いわゆる「隠しキャラ探し」的な忙しさがある。
間のマグカップに「犬」もクスっときたし。
・押井守がスタッフから外れて喜んでたのに、一番笑ったのが押井守なのが敗北感凄い(笑)
最後のケルベロスネタ、ホントズルいだろあれ!! なんであんな本気出してんだよ!!!(笑)
悔しい……! でも、笑っちゃう!!!
・1話は模範的にパトレイバー。安心感のある内容。
シゲさん元気だったりでも嬉しい。
……のだが、30年以上経過してんのにまだイングラム使ってんのは流石に無い。
俺は別にイングラムの活躍が観たいわけではないのだ。改良型にしたって限度があるだろ実際作中でも旧式扱いだし。
作中で物凄い進歩で3年前の機体があっという間に時代遅れで役に立たなくなる、みたいな描写しといてそれはないだろってなるし、警察用レイバーの更新は順当に行われる流れであった「俺がいままで信じていた設定」が「みんなイングラムじゃないと嫌でしょ?」ってぶち壊された感じで、まー嬉しくない腑に落ちない気に入らない。
ヴァリアントやマグナムはどうしたってなるし(媒体違いであろうとその世界線毎の最新型はイングラムのあとも世に出ていたわけだ)、実写版みたいに「急速に廃れた」っていうクソゴミウンコカス論外ファッキンブラディバスタード設定じゃなくて、現在進行系でレイバー産業が生きてるなら、せめて「敢えてフォルムを98式に寄せて開発された新型機」とか「5年前に配備されたモデル」とかにしてくれ。いくらなんでも「30年以上昔の機体をバージョンアップだけで使い続けてます」はジェガンじゃねーんだから。いやイングラム=ジェガンネタは鉄板だけど! そーじゃねーだろ(笑)
パトロールレイバーは、ジェガンみたいに「最新型は最新型でちゃんと開発されてるけど、数が多いから数字の上での主力として健在」とはわけが違うんだよ。なんであの世界の続きが「あそこから突然進歩が停滞して30年以上前の機体でもどうにか渡り合えるレベルでしか進歩してませんでした」なんだよ。俺のレイバー産業への夢を壊すなよ懐古主義ざっけんな。実写版ほどじゃないけど酷いよこれは。
「現実でも戦闘機が何十年も現役だからそこまでおかしいか?」だって? 現役なのはいいけど主力じゃねーんだよ!!!! しかも格闘戦する機体だぞ!! 電子戦能力で大半が決するような運用じゃないんだぞ!!!
過去に一度でもグリフォンみたいな……いや一度どころかブロッケンやらファントムやら、民生品を遥かに超える戦闘力を持つ犯罪レイバーを相手取った事例がある世界で、万が一に備えずに「民生品なんて戦闘的な性能は頭打ちになってくれたから、パトレイバーも更新しなくていいっしょ」には絶対ならんだろ!!!!! 備えるんだよ! 万が一に!!!!
てか98式を「アップデートして今も使ってるのがイングラム・プラス」ってことだが、人型機械をそのレベルで改修するのって、可動部分が桁違いに少ない戦車や戦闘機と違って「メインフレームからなにから変えなきゃいかんパーツ」が多過ぎて、つまるところ「それがスタンダードやヴァリアント、そしてマグナムの系譜」なんだよな。見た目そのまま性能アップとはならない。ならないから後継機が開発されてきている。……と思っていた。
何度でもいうが「現実でも30年前の装備使ってるし……」と同列に語れないんだよ格闘戦機体は!!
いや架空の機械になにそんな言い切ってんだよって話でもあるし、公式がOKってんならOKなのは百も承知だけど、これはもう俺の魂の中の面倒くさいリアリティラインの話なんで以下略
ぜーはーぜーはーぜーはー。
いやまぁ、言い換えれば不満はこれだけなんだ。
強いてあげればキャラクターの見た目にまったく魅力を感じないけど、不愉快というわけでもなく、「普通」ってことくらいかな。もうこれ絵柄の好みの問題で、昔のゆうきまさみの絵柄は大好きだったけど今はそうでもないってだけでもある。漫画家として上手いと思うけど、デザインに魅力は感じない。必要十分な素材としての仕事をこなしているけど、それだけ。
この辺はかつての昭和のレジェンドに感じてたのと同様のルートでもあるんだよな。話はめちゃくちゃ面白いけど絵柄自体は……みたいなの。
見た目ではなく個性という意味では2話が「紹介編」なんだけど、やってること自体は「お前それいきなり2話でやるようなことじゃないだろ!?」的なツッコミはせざるを得ない(笑)
いや零式出てきて嬉しいけどね!? やってることは「CLATよ永遠に」なんだよ!!! それプラス、キャラ紹介!!!
でも零式がバリバリ動いてるところが観れたのは嬉しいね! 夢オチみたいなもんだから、時代錯誤感も無いしね!!!
閑話休題。
ま、そんなわけでイングラムの扱い以外は概ね満足度の高いパトレイバーでしたよ、と!!!