コンゴで流行のエボラ出血熱、致死率は25%未満 WHO
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【5月28日 AFP】世界保健機関(WHO)は27日、アフリカ・コンゴ民主共和国で猛威を振るっているエボラ出血熱について、現在の致死率は25%未満と、近年の他の流行に比べて大幅に低いことを明らかにした。
5月中旬にコンゴでエボラの流行が宣言されてから、WHOは同国内で1000件以上の感染疑いと確定症例を記録している。
WHOはこの日、24日付の最新報告として、これらの症例のうちエボラによる死亡が確定したのが10人、疑い症例で死亡したのが223人と、X(旧ツイッター)に投稿した。また隣国ウガンダでも1人がエボラで死亡し、感染確定症例が6件あるとしている。
WHOの最新報告では、詳しい説明はないものの、これまでの感染疑い症例における致死率が24.6%、一方で感染確定症例における致死率は9.8%にとどまっていることが強調された。
これは、1976年に初めてエボラが確認されて以来、コンゴを襲った過去16回の流行時よりも大幅に低い数値となっている。
これまでの流行の大半は、エボラのザイール株によって引き起こされてきた。ザイール株の致死率は通常60〜90%に及び、現在ワクチンが存在する唯一の変異株だ。
これに対し、今回のアウトブレイクの原因となっているのは、より症例の少ないブンディブギョ株で、これに対して承認されたワクチンや治療薬は存在しない。
このブンディブギョ株が関与した過去2回のコンゴでの流行における致死率は、約30〜50%の範囲だった。(c)AFP