「評価されたいなんて言えない…」“気が利く女性”ほど損をする会社の残酷さ。43歳女性の怒り
日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。 【漫画で解説】「“いい人”を続けた結果…」“みんなのお母さん”タイプが職場で損をする理由 今日ご紹介するのは、職場での評価にまつわるモヤモヤエピソードです。
いつも自分より評価される同僚
エピソードをお寄せくださったのは、メーカーの企画部に勤めるサチコさん(43歳・会社員)。 3年前に会社の評価制度が大きく変わり、より実力評価を重視する形になりました。年功序列の意識が強い古い体質だったので改革されたのは良いことだと思うのですが、それ以来後輩たちがどんどん私を追い抜いて出世していくんです……。 私自身、「出世したい」と強く思っているわけではありません。でも、明らかに私より能力が低く協調性がない彼らが要領よく高い評価を勝ち取っているのを見るとなんとも言えない気持ちに。会社側もより若く積極的な社員を登用したいという気持ちがあるようで、力不足でも多少強引でアピールが強い人物を管理職に抜擢したり、「縁の下の力持ち」的な仕事をする人はあからさまに低い評価になったり。こんなことがまかり通っていいのか? と憤りを感じることが多いです。 つい先日も、私と同じくらい企画部の在籍歴が長い同僚がMVPを受賞。彼も、雑用は全部後輩(や私)に押し付けて、目立つ仕事ばかりしているタイプ。上司に取り入るのがうまく、人当たりも付き合いもいいので昔から評価が高いんです。私の3つ下ですが、このまま最年少部長になるのでは? なんて噂されていて、正直なところ吐き気がします。 私はというと、典型的な「みんなのお母さん」ポジション。面倒見がいい、細かいことによく気が付くと言われます。誰かがミスしそうだったり、雑なことをやっていたりすると見逃せず、ついつい手を出してしまいます。「サチコさんのおかげだよ!」と言っていただくことも多いですが、それは今の会社では評価には繋がりません。 上司に不満をぶつけたこともあるのですが、「サチコさんって評価気にするタイプだったんですね」とびっくりされて、気まずい思いをさせられました。上司はそれならもっと積極的に企画を出すとか、軋轢に負けずに挑戦するとか、そういう姿勢を出した方がいいとアドバイスしてくれたのですが、いや、私が言いたいのはそういうことじゃなくて、私の貢献を評価してほしいんですけど……。評価・評価と言うのもなんだか物欲しげで恥ずかしいので、それ以来上司とその話はしていません。