Zenという進化系ブラウザーを推したい
ブラウザ廃人です。
今回は「Zen」ってブラウザのお話。
今まで使ってきたブラウザは数あれど、直近ではCometを推してきた。AI統合型のブラウザとしてPerplexityの信頼と利便性を最大限に受けられる最高の環境だと今でも思っているが、Linuxに移行したことでCometが使えない。
候補としてFirefoxやBrave、Vivaldiがあるが、今はZenという新興ブラウザを使用している。
過去にはブラウザについての話をしたこともあるが、ブラウザは大きく分けると2大派閥に分かれる。
Chromium(Google)ベースと、Firefox(Gecko)ベースだ。
そして、ほとんどのブラウザがChromiumベースで作られている。Chromeはもちろんのこと、BraveもCometもOperaもVivaldiもChromiumだ。
一方のFirefoxはMozillaという団体が作っており、一見Googleとは離れて見えるがMozillaの収益の8割はGoogleからの収入となっておりGoogle依存が見え隠れする。
しかし、Googleとは違う独立した団体であることは間違いなく、Chrome以外の選択肢を提供している点で評価をしたい。
で、今回のZenだけども、これはFirefoxベースで作られている。
Firefox本家と何が違うかというと、みんな大好きArcブラウザを想像してもらうとなんとなく近いかもしれない。
類似点としては、
垂直タブ(横並びタブからの脱却・視認性)
目的ごとにグループ化されたタブ群管理(ワークスペース)
分割ビュー(並べて表示できる)
などがある。
どちらも伝統的ブラウザから作業効率の高いブラウザに進化させようとしてるのは共通だね。
違いもあって、
ArcはChromium、ZenはFirefox(Gecko)
Arcはクローズドソース、Zenはオープンソース(透明性高い)
Arcは機能と生産性重視、Zenはプライバシーとパフォーマンス重視
Arcは全プラットフォーム対応、ZenはiOS未対応
というところ。
でも総じて、「スペースごとにタブを整理できる先進的なブラウザ」という感じだね。
Zenの紹介
見た目はこんな感じ
左にタブとスペースのパネル、メインは上までギリギリに使って画面を最大限に利用できる(お気に入りバーは非表示可能)
左パネルには再生中の音楽操作(メディアツール)がある。
バックエンドで流れてる他タブの音楽をここで操作できる。
分割表示
実際に今執筆中の画面。
左にNote、右にGeminiの調査画面。
この機能は他のブラウザにもあるけど、使いやすい。
2026年3月追記:Firefoxにも導入された
コンテナ
Zenは「ログイン情報そのもの」を分けることができるコンテナ機能を用意している。※Firefoxもある
複数のアカウントを切り替えて同一のブラウザで使用するためのもので、作業領域を分けるスペース機能とは違うものだ。
仕事用アカウントで利用するコンテナと、プライベートアカウントのコンテナを同時に分けて利用できるため、アカウント切り替えの手間なくシームレスな作業が可能になる。
エッセンシャル
左パネル上部には「エッセンシャル」を設置できる。
これは、スペースに関わらず常に起動しているもので、例えばSpotifyの音楽のようにスペースを移動しても共通で流しておきたいものや、Discordのように常に見えるようにしておきたいものを配置すると便利。
その場合は、下記のようなエッセンシャルにしておくと、スペースを移動してもそれらは変わることなく起動し続けてくれる。
見た目はFirefoxのピン
Zen Mods
ZenはFirefoxベースであるためFirefoxの拡張機能はそのまま使えるが、その他にZen Modsという独自の拡張機能を提供している。
Firefoxの恩恵を最大限に受けながらも、Zen独自のカスタマイズが可能になっている。
このZen Modsには見た目のカスタマイズが中心だが、コミュニティ主導でユニークなものが多数ある。
よく使われてそうなのは、
Super Url Bar: URLバーを角丸にしたり、中央に配置したりする
Animations Plus: ブラウザの動作に滑らかなアニメーションを追加する
Disable Rounded Corners: Webビューの角の丸みを取り除く
Floating Status Bar: ステータスバー(画面左下などに表示される情報)をブラウザウィンドウの下端から切り離して浮かせる
Only Close On Hover: アクティブなタブも含め、カーソルを合わせたときにだけタブの閉じるボタンを表示する
Better Find Bar: ページ内検索バーの表示を改善し、テーマに合わせたりカスタマイズしたりできるようにする
Audio Indicator Enhanced: 音声が流れているタブのインジケーターを、より洗練されたスタイル(視覚化モードなど)にする(上の画像)
とか色々。
便利。
新しいタブ
左パネルの「+新しいタブ」またはCtrl+Tのショートカットで新規タブができるのは他のブラウザと同じだが、Zenでは検索窓が出る。
最初の候補は最近使ったものが出てくるが、文字を打つことで自動的に過去に使った候補が出てくる。この候補はFirefoxのアカウントを同期しておくと様々なデバイスで使用した履歴をもとに瞬時に出てくる。
ニコカスもバレバレ
他のブラウザのように「ホーム」が表示されるのを期待すると「え?」ってなるが、これはキーボードから手を離さず操作できるため意外と便利。
逆に、マウスではお気に入りバーを右クリックで「新しいタブで開く」こともできる。
このあたりの使い勝手は好みがあるかもしれない。
まとめ
Zenブラウザは現在ベータであり課題もあるかもしれないが、ChromiumではなくFirefoxベースでプライバシーと軽快なブラウジングを両立していることはとても好印象。
Firefox(Mozilla)アカウントで他のデバイスやFirefoxと同期できるのも利便性が高い。
ArcがDiaというAIブラウザへと移行しつつある今、純粋な「新しいブラウザ」という意味では、選択肢のひとつとして面白いと思った。
Arc(Dia)がAIの力でタスクを解決しようとしているのに対し、Zenはユーザー自身が集中し、作業を管理するための環境を提供しているんだね。
俺はしばらくZenを使い続けてみようかな、と思ってるよ!
以上!
2026年3月追記:
Firefoxも進化してきてて、似た感じになってきてる。
Zenとの機能的な違いは、スペース機能とエッセンシャルとの組わせ、あとはサイドパネルにWebパネルを出せることとか。
でも一番は違うのは、コンパクトモード!
画面が超広く使えるところが抜群に良い。
これだけのためにZenを使ってもいいくらい。
あとは実際に使って試してみてほしいな。
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