今から"言葉"の話をしよう。 傷も苦しみも忘れ切った 木偶(でく)達が何を叫ぶ? 「本当の地獄、魅せてやるよ」 生々流転……。 僕には何にもなかった。 "幸せ"だけは為りたくなかった。 他の誰かのエピゴーネンに、 堕したくなかった。 (Give me trauma.) 「君は何物でもない」 と世間に突き付けられても、 突き動かす、 辞められない……心臓をエグる。 量産され、意味が朽ちた"文字" 気の利いた台詞で、合わせていた "調子" "公私" ともに誤魔化し、表面で併せ失った "気持ち" 向き合わないで済むと思っていた。 そのまま逃げ切れるとタカ括った。 真の真実は芯に迫るのみ。 (気付クナ……気付クナ……気付 クナ……。) 「 イ ナ イ ャ チ シ 愛 ヲ 前 オ モ 誰 」 汚(けが)れた筆先で 嘘を紡ぎ過ぎた彼は 誰の目にも止まらぬまま クラクラ 消えていく 元の世界に戻っても 愛 見つからずに 言葉を探してた 自分だけ紡げる言葉を 全て奪っても満ちないよ? ユラユラ 揺れている 自分からは逃げられない 愛 見つからない 『尽きる泉に水をやる。』 生々流転……。 汚(よご)れた笑み浮かべ 電話越し 誤魔化す彼の 言葉が宙に溶けたまま クラクラ 消えていく 新しい世界 見ても 愛 見つからずに 居場所を探してた 目の前で求める人に 全て捧いでも見えないよ? ユラユラ 揺れている 最後に紡いだ嘘は、愛? 「本当の地獄を、君と生きる。」 流れ行く命のまま、ただ、 意味を探し、生々は流転する。