本日、国賓として訪日中のマルコス・フィリピン大統領と、赤坂迎賓館にて首脳会談を行いました。
会談では、近年の二国間協力の飛躍的な進展を踏まえ、両国関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致しました。
日本がフィリピンにとって初の「包括的・戦略的パートナー」となることを光栄に思います。
国際環境の変動に左右されることなく、今後も持続的かつ重層的に、同志国との関係を強化していきます。
会談では、「秘密軍事情報保護協定の正式交渉」開始で一致したほか、経済連携協定のアップグレードに向けて両国で検討を進めていくこと、さらに「パワー・アジア」の下で協力していくことを確認しました。
このほか、海洋、経済安全保障、AI・デジタル、開発協力といった幅広い分野について議論を行い、多くの成果がありました。
また、地域・国際情勢についても率直な意見交換を行い、両国で連携して地域の平和と安定に資する取組を更に進めていくことを確認しました。
夕食会では、マルコス大統領がお好きな曲の演奏をアレンジし、和やかな雰囲気の中で会話に花が咲きました。
マルコス大統領は日本の卵サンドがお好きと伺いましたので、首脳接遇時のメニューとしては異例ですが、本日の夕食会で前菜として提供し、お楽しみいただきました。
マルコス大統領は、昨秋に私が総理大臣に就任した後、初めて対面で会談をした首脳です。3月にも電話会談をしました。
今回、多くの時間を共に過ごし、信頼関係を深めることができたと考えています。
フィリピンは日本と海を挟んだ隣国であり、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に極めて重要なパートナーです。
両国は今年、国交正常化70周年を迎えており、「未来を共に織りなす:平和、繁栄、可能性」をテーマに様々な行事が行われています。
今回のマルコス大統領の国賓訪日を契機として、両国の協力関係を一層緊密にしていきます。