健康のプロフェッショナル実践!この道35年のベテランインストラクターが体現する健康とは
こんにちは。ルネサンスnote編集チームです。
ルネサンスで働くスタッフの「健康づくりのポイント」や「素顔」をお届けするシリーズ12回目です。今回は、ルネサンスで35年以上にわたり、エアロビクスのインストラクターでありシナプソロジーのインストラクターとしても第一線で活躍し続ける藤井直子さんの、健康づくりやお客様と向き合う姿勢の神髄に迫りました。
運動嫌いだった私を変えたもの
——藤井さんがインストラクターを目指したきっかけを教えてください。
実は私、中学、高校とも部活にも入っていなくて、運動が大嫌いだったんです。
35年も前のことになりますが、フィットネスとの出会いは産後の体重変化がきっかけでした。体重が増加する中で「痩せるためにはスポーツクラブに行くしかない」と決断し、ルネサンスに足を運んだことがきっかけでした。そこで親身になって指導してくれたトレーナーに出会い、運動で身体が変わる喜びを実感しました。
産後15キロ太った身体が運動することによってみるみる変わり、13キロの減量に成功しました。この実績が何かの説得力につながるかもしれないと思っていた矢先、ルネサンスのエアロビクスインストラクター養成コース一期生募集のポスターを目にしました。「どうせやるなら一期生として挑戦したい」。その直感に従い、子育てと仕事を両立させながら養成コースに通い始めたのが、この業界に足を踏み入れた第一歩でした。
しかし、これまで道のりは平坦ではありませんでした。のちにルネサンスのインストラクターを評価・指導する「アドバイザー」を目指した際は、3回も不合格になり、4回目でようやく合格。「思いだけじゃ伝わらない。論理的な根拠や目的のビジョンをしっかり組み立てなきゃいけない」ということを、そこで徹底的に叩き込まれました。この時の諦めない姿勢と学びが、その後の指導力や、初めての現場でも溶け込むコミュニケーションスキルの土台となった、と今になって強く実感しています。
お客様とのコミュニケーションが私の活力
——藤井さんのエネルギーの源を教えてください。
私の活力の源は、お客様とのコミュニケーションにあります。
レッスンのスタート前からお客様とのコミュニケーションは始まります。初めて参加いただく方も、継続してお越しくださっている方も分け隔てなくご挨拶をし、世間話やその日のニュースなどを交えながら、まずは場の空気を温めていきます。この何気ないやりとりがが、私にとって欠かせない大切なプロセスです。
会話を通じて、お客様のコンディションやお気持ちを知ることができるため、“今日はこういう風にレッスンを組み立てよう”と柔軟に内容を変えることもあります。そうした積み重ねによって、お客様も“自分のことを理解してくれている”と感じていただき、信頼関係が生まれていくのだと思います。
また、「今日初めてですよね。できる範囲で大丈夫ですよ」とお声がけし、レッスン後には「いかがでしたか?また来週もお会いしましょう!」といったやり取りを重ねる中でお客様の表情が次第に明るくなっていく様子を見る瞬間は、何よりの喜びです。こうした一つひとつのキャッチボールが私自身のエネルギーとなり、日々の原動力に繋がっています。
「膝が痛くても通える」座ってできるエアロビクスを提案
——キャリアの中で、ご自身のチャレンジが実ったことを教えてください。
長年現場に立つ中で、ある課題に直面していました。それは、長く通ってくださっていた高齢のお客様が、膝や腰の痛みを理由に「できるプログラムがないから」と退会されていくことでした。
スポーツクラブに来ているのに、痛みを理由にやめていくことがとても残念で。ヨガやピラティスだけでなく、痛みがあってもできるクラスを作れば、長くルネサンスに来ていただけるし、健康寿命も延びるはずだと思いました。
そこで、ひざや腰に痛みがあっても無理なく続けられるクラスを自分でつくろうと、これまでの経験をもとに内容を組み立て、「椅子に座って行うエアロビクス」を提案しました。自分がレッスンを持っている店舗での導入が実現したときは、まずは大きな一歩だと本当にうれしかったです。
実際にクラスを開講してみると、普段スタジオを利用していない会員様まで「これなら私でもできる」と口コミで集まってくださり、参加者は1ケ月で3倍に。「立って動くと間違えたとき恥ずかしいけれど、座ってなら目立たないから安心」という声も聴くことができ、予想外のニーズがあることにも気が付きました。「これがあるから退会せずに続けられる!」と言っていただけたとき、挑戦して良かったと心から思えた瞬間でした。
長く第一線で活躍するために。「心と体のメンテナンス術」
——セルフコンディショニングを教えてください。
私は体調管理を徹底しています。毎日体重計に乗る前に頭からお腹、脚まで触り「今日は○キロだな」と当てるのが日課。99%の確率で当たります。「今日はちょっと増えているな」と気づいた時は、すぐに食事の内容を調整。「今日はこれを控えて、代わりにタンパク質を多めにしよう」など、レッスンの本数や運動量に合わせて、その日の栄養バランスを微調整しています。日々の小さな積み重ねが、ブレないコンディションを作っています。
家族が私のレッスンを見たとき、「生き生きしているから、一生この仕事を続けたほうがいい!」と言ってくれたんです。この仕事を長く続けるためには身体のケアが不可欠です。定期的に整骨院に通いメンテナンスしながら身体と向き合っています。
身体だけでなく「心」のメンテナンスも重要です。何より大切にしているのは「自分で自分をゴキゲンご機嫌にする」ことです。
せっかく来てくださったお客様には、いつでも気持ちのいい笑顔でお会いしたいというポリシーがあります。ちょっと気分が乗らない時は、大好きなお酒を飲みに友達と出かけたり、旦那さんと1泊旅行に行ったり。そうやって意識的に自分のご機嫌をとっています。
また、レッスン前、腰にマイクベルトを腰に巻き、バックルを締める「カチッ」という音が私のインストラクターとしてのスイッチです。あの音を聴くと、インストラクター・藤井直子へと切り替わるんです。
まるで仮面ライダーの変身みたいにね(笑)
未来を見据える温かい眼差し
——藤井さんにとって健康とは?
常に自分のご機嫌ポイントを把握していることです。
60歳になったらインストラクターはやめるつもりでした。スポーツクラブは若い人が教えるものだと思っていましたから。でも、今は90歳のお客様もいらっしゃいますし、同世代の私たちが現場にいることがご高齢の参加者にとっての安心感につながるんだと気づいたので、まだまだ頑張ります!(笑)
年齢を重ねても変わらない情熱と、常にお客様に寄り添い、共に歩むことを忘れていません。私のレッスンで少しでも笑顔になっていただきたいという想いでこれからも走り続けます。
ルネサンス新卒・中途採用サイト
ルネサンス 運動支援センター



コメント