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Interviews先輩を知る

船上〈甲板・機関〉

海底ケーブルで世界とつなぐ。 「NTTグループの船乗り」という選択。

船上〈甲板・機関〉たちのインタビュー

神河

2007年 入社

きずな 一等航海士。
入社19年目のベテラン。
工事課など陸上勤務も経験。

矢山

2019年 入社

きずな 三等機関士。
元ROV(水中ロボット)
オペレーター。

新宅

2021年 入社

きずな 三等航海士。
若手ながら巨大船の操船を担う。

石関

2024年 入社

きずな 機関員。
入社2年目の新人。

Question01

仕事のやりがい・感動した瞬間を
教えてください

神河:海図に自分たちが引いたルートが載る、地図に残る仕事です
以前、陸上の「工事課」にいた際、海底ケーブルのルートを計画して届出を出す業務をしていました。建設工事が終わり、最終的に海図(海の地図)に、自分たちが引いたケーブルのルートが線として記載された時。自分たちの業務がこうやって形に残るんだ、と明確に見えるのが一番のやりがいですね。

新宅:スマホの検索ランキングに『きずな』の名前が入った時
一昨年の能登半島地震の際、「きずな」は被災地に電波を届けるために出港しました。到着するまでの間、船内でニュースを見ていたら、検索急上昇ランキングのベスト5くらいに「きずな」が入っていたんです。自分たちはこれほど社会的影響力が大きく、人の役に立つ仕事をしているんだと実感しました。

矢山:最高の達成感のあとの『気絶』するように眠る幸せ(笑)
以前ROV(水中ロボット)のチームにいた時は、潮や天候のわずかな隙間を縫って作業するため、体力と技術の両方が試される現場も経験しました。だからこそ、工事が終わった瞬間、泥のように眠れるのが最高に幸せで。先輩たちが部屋に来て、ほぼ気絶状態の自分を見て「お疲れ」と言って去って行く……みたいな(笑)。あの達成感は忘れられません。

石関:『ちょっとしたミスが大事故になる』その緊張感を乗り越えて
海底から上がってくるケーブルや中継器などの機材は、扱いを間違えると大惨事になります。先輩たちから「軽いミスが本当に命に関わる事故になるぞ」と教えられ、プレッシャーの中で緻密な操作を行っています。難しい作業ですが、無事に通し終えた時は、やはり嬉しいですね。

Question02

成長エピソードや
新人時代の失敗談について
聞かせください

神河:『なんだそれ?』からのスタート。徐々に共通言語が増えていく
特殊船なので、学校では習わない特殊な機材や用語ばかりなんです。最初は名前を言われてもピンとこなくて、「なんだ、そんなのも知らないのか」という感じでした。でも経験を積むうちに、フィリピン国籍のクルーとも「あれね」と共通の用語で会話ができるようになる。そこに慣れと成長を感じますね。

矢山:工具の名前がわからない。ダウンタイムのプレッシャー
ROV(水中ロボット)の現場では、ロボットが止まると作業が中断し、その分コスト(ダウンタイム)が嵩んでいきます。そんなプレッシャーの中で、先輩に「あの工具持ってきて」と言われても名前がわからなくて焦りましたね。でも先輩たちは面倒見が良くて、マンツーマンで技術を根気強く教えてくれた。今ではその先輩を頼りにしつつ、自分も成長できたかなと思います。

新宅:先輩たちが、操舵室に見に来なくなった時
入社当初は、練習船の5倍もある巨大な船を動かすことに痺れるような緊張感がありました。最初は心配して船長や先輩が頻繁に見に来てくれていたんですが、1年ほど経った頃、ふと気づくとワッチ(当直)中に誰もいなくなっていて。「あ、一人で任せてもらえるようになったんだな」と実感しました。

石関:先輩の手が離れていく感覚
最初は先輩から操作する機器の危険性を教えてもらいました。何度か工事を重ねるうちに、最初はそばにいてくれた先輩が、徐々に離れて任せてくれるようになって。新宅さんと似ていますが、先輩の手や目から離れていく時に「できるようになったな」と感じます。

Question03

チームワーク・社内の雰囲気はいかがですか?

新宅:厳しい顔が一変する、工事完了後の船上パーティー
長期の工事だと2ヶ月近く海の上にいます。仕事中はみんな厳しい顔でプロの仕事をしているんですが、全ての施工が終わると「船上パーティー」が開かれるんです。その時はみんな柔らかい顔になって、お酒を飲んで「やっと終わったね」と笑い合う。あの瞬間のチームの一体感は最高です。

矢山:輪に入れてくれた、ある先輩の存在
新人の頃、仕事ができないうちはチームの輪に入るのも申し訳なくて。でも、ある先輩がすごかったんです。全方位に根回しができて、誰とでも仲が良い。その先輩が間に入ってくれたおかげで、スッとチームに馴染めました。チームワークなしでは成り立たない仕事なので、本当に感謝しています。

神河:同世代だから共有できる悩みと、横のつながり
上下関係ももちろんありますが、同じ世代の横のつながりも大事にしています。社歴が近いと、仕事の失敗も、家族や子供の悩みも大体似てくるので。プライベートの話も共有しながら、お互いに助け合える関係性ですね。

石関:手が止まった時、すぐに助け舟を出してくれる
僕はまだ新人で、仕事中に手が止まったりミスをしてしまうこともあります。そんな時、矢山さんやセカンドエンジニアの方がすぐに気づいて、助け舟を出してくれるんです。「チームワーク」と言葉にするのは照れくさいですが、そういう時に周りの温かさを感じます。

Question04

入社前の会社へのイメージや
入社後に感じたギャップは
ありましたか?

矢山:深海で動く機体だからこそ、1ミリの妥協もできない
ROV(水中ロボット)の仕事と聞いてダイナミックな現場を想像していましたが、実際は「繊細さ」との戦いでした。担当するのは集積回路(PCB)の修理。海という過酷な環境で稼働させるため、わずかな妥協も許されません。あの巨大な機体が、実は僕たちの行う非常に細かく、神経をすり減らすような作業に支えられている。その重みを知った時は、身が引き締まる思いでした。

神河:そもそも、NTTが船を持っていると知らなかった
正直、求人が来るまで「NTT=船」というイメージが全くありませんでした(笑)。物流やフェリーのような一般商船だと思っていたので、「インフラの会社で船? 何をするんだろう?」という謎の世界からのスタートでしたね。

新宅:海底ケーブルという『根っこ』を支える仕事
私も入社して初めて知りました。でも実際は、通信インフラの根幹である海底ケーブルを守っている。地味に見えるかもしれませんが、想像以上にスケールの大きな、社会の根っこを支える会社なんだという良いギャップがありました。

石関:普通の船会社じゃ嫌だった、直感で選んだ『ニッチ』な道
僕は逆に、普通の商船にはあまり乗りたくなくて(笑)。何か違うことがしたいなと思っていた時に、この特殊船を見つけました。「普通の船会社じゃないし、いいや」という感覚で飛び込みましたが、いろんな活躍の場所があって面白いですね。

Private

Question05

オフの過ごし方や福利厚生について
教えてください

新宅:3週間の連続休暇で、ヨーロッパ周遊やエジプトへ
まとまった休暇が取れるのは船乗りの特権ですが、うちはNTTの福利厚生もしっかりしていて、有給が消滅せずに使えます。この前はエジプトでピラミッドを見ましたし、その前は3週間の休みでヨーロッパを周遊しました。

石関:休みになったら、千葉に泊まり込んでサーフィン
僕はサーフィンです。千葉の海が好きで通っていますが、まとまった休みの時はもちろんですが、3日間程度の休みとかでも千葉に泊まり込んで、毎日波に乗っています。

矢山:狙う魚種が本格的すぎる。お金はかけすぎないように(笑)
社内には釣り好きが多いんですが、レベルが違います。カジキマグロとか、びっくりするような魚種を狙う人もいて。僕もかなり本格的な道具に……お金をかけすぎないように楽しんでいます。

神河:25日の有給休暇。オンとオフの切り替え
うちは年間25日の有給があって、それが消えることなくちゃんと使えるようになっています。石関くんのように趣味に全力投球する人も多いですし、仕事も遊びもしっかり切り替えて楽しむ人が多い会社ですね。

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