Interviews先輩を知る
陸上/船上〈工事技術・設計〉
国と国、暮らしと未来まで- 見えない海の下で、今日も世界をつなぐ。
インタビュー
陸上/船上〈工事技術・設計〉
国と国、暮らしと未来まで- 見えない海の下で、今日も世界をつなぐ。
井上
2009年 入社
メンテナンス&オペレーション担当。
大型ROV(無人潜水機)の
スペシャリスト。
大河原
2021年 入社
工事技術担当。
接続士としてケーブルをつなぐ
技術職。文系出身。
紙上
2024年 入社
工事技術担当。
ケーブルの試験業務や
陸揚工事の管理に携わる2年目。
Question01
井上:離島の家族をつないだ「テレビ電話」
ある離島での工事中、宿泊先の宿のご主人と奥様がタブレットを準備されていたんです。これまで通信状況が悪くて声だけの電話しかできなかったお孫さんと、「開通したらテレビ電話をするんだ」と。その準備を手伝いながら、「ああ、自分はインフラを支えているんだ」と強く実感しました。
大河原:18時間の死闘の末に訪れる「開通」
私は接続士として、切断されたケーブルを修理しています。ケーブルをつなぎ直し、専用のジョイントボックスを完成させるまでには、1つで18時間、長いときは2日近くかかります。
その長い作業を終えて、無事に通信がつながった瞬間。あの達成感は言葉にできません。「つながった!」と、思わず歓声を上げたくなりますね。
紙上:若手の自分の「一声」が、工事の総括になる
入社してからの経験はまだまだ浅いですが、陸上班の現場で、ケーブルが最終的に使用可能かどうかを評価する試験を任されています。
島と島、島と本土をつなぐ重要な回線において、私の判断が工事の評価や総括につながる。若手のうちから、それだけ責任あるポジションを任せてもらえることに、大きなやりがいを感じています。
Question02
井上:工具の名前すらわからず、叱られた新人時代
私はもともと船舶機関部の整備出身だったので、新人の頃は整備作業で使う工具の名前が全くわからなかったんです。騒音の中、先輩に「あれ持ってきて」と言われても、モノの呼び方は人それぞれ。わからず立ち尽くし、よく怒られていました(笑)。
当時は「見て覚えろ」という厳しい時代でしたが、その経験があるからこそ、今は後輩に対して「わからなくて当たり前」という前提で、丁寧に教えるように心がけています。
大河原:スポーツ科学部から、国際資格への挑戦
私は大学がスポーツ科学部で、電気や通信は完全に未経験。「ゼロスタート」でした。
入社3ヶ月後、普通の工具の名称もほぼ知らない状態で「ユニバーサルジョイント(UJ)」という国際的な接続資格を取りに行くことになったんです。特殊な工具ばかりで使い方も当然わからず、本当に苦労しました。それでも必死に食らいつき、無事に習得できた時は、自分の成長を強く感じましたね。
紙上:先輩たちの「手厚い」優しさに感謝
まだまだ絶賛成長中です。何もできない状態からのスタートでしたが、先輩方はそれを理解した上で、私個人のレベルや成長に応じた要求や指導をしてくれます。
放置されることも、「見て盗め」と突き放されることもなく、こちらが驚くほど親身になって気にかけてくれます。成果を出せばしっかり褒めてくれる環境なので、安心して挑戦できています。
Question03
大河原:一人では太刀打ちできないトラブルも、全員で
最近、接続部の判定に使うX線検査装置が不調を起こしたことがありました。複雑な配線が絡み合っていて、私一人の知識ではどうにもならなくて。
そんな時、先輩や上司が一緒になって蓋を開け、マニュアルを見ながら試行錯誤してくれました。一人で抱え込ませず、知恵を出し合って助けてくれる。常に誰かに支えられていると感じます。
井上:ダウンタイムをなくすため、総力戦で挑む
船でも陸上でも、トラブルが起きたら「自分は関係ない」という人はいません。試験、接続、水中機器、エンジン担当…職種に関係なく全員が集まり、「どうすれば復旧できるか」を考えます。
工事のダウンタイム(停止時間)をなくすために、全員がワンチームになって動く。この結束力こそが、私たちの仕事の基盤ですね。
紙上:技術さることながら、社会人としての「姿勢」も学ぶ
現場では、それぞれの専門性を活かして一つのチームで工事が成立します。だからこそ情報共有は欠かせません。
また、仕事終わりに食事に行くことも多いのですが、そこでは技術的なことだけでなく、「離島の方々への接し方」や「仕事への向き合い方」など、プロとしての姿勢を真摯に教えてもらっています。相談しやすい環境があるのは本当に心強いです。
Question04
紙上:デスクワークだと思ったら、まさかの「現場特化」
NTTグループなので、オフィスで管理業務をするのがメインだと思っていました。でも蓋を開けてみれば、想像以上に「現場特化」。
実際に海に出て、手先を動かし、汗をかく。自分は体を動かす仕事がしたかったので、これは嬉しい誤算でした。
井上:船乗りたちの「豪快さ」と「メリハリ」
入社前は「お堅い会社かな」と思っていましたが、最初に配属された船の先輩たちが衝撃的でした。とにかく豪快で、エネルギーがすごい(笑)。
仕事には厳しく全力で取り組み、終われば盛大に打ち上げをしてリフレッシュする。そのオンとオフの切り替えの凄まじさは、良い意味でギャップでした。困った時は全力で助けてくれる、頼もしい先輩ばかりです。
大河原:職人気質で怖い?実は優しさの塊でした
技術職なので「職人気質で怖い人が多いのかな」「見て覚えろと言われるのかな」とビクビクしていました。
でも実際は、すごく気にかけてくれる優しい先輩ばかり。わからないことや悩みがあればすぐに言える雰囲気で、入社前の不安はすぐに吹き飛びました。
Question05
大河原:テレビに映る現場を、家族に自慢できる
最近、ニュースで海底ケーブルが取り上げられることが増えましたよね。テレビで特集が流れたりすると嬉しいですし、もっと知ってほしいと思います。
実家の親もテレビで見かけると画面の写真を撮って送ってきてくれて。家族が喜んでくれると、やっぱり誇らしい気持ちになります。
井上:ライバル会社には負けられない
正直なところ、ニュースで海底ケーブルの話題が出た時に、ライバル会社の名前が出るとすごく悔しいです(笑)。「そこはNTTだろ!」って。それくらい、この仕事にプライドを持っています。
また、ケーブルだけでなく地震計の設置も行っているので、地震のニュースを見ると「あそこは自分が設置に関わった場所かも」と思い出し、日本の防災を支えている責任を感じます。
紙上:就活まで知らなかった世界が、今は注目されている
就職活動をするまで、この業界の存在すら知りませんでした。でも今、国防や通信の重要性という観点でメディアに取り上げられる機会が増え、注目されている業界なんだと肌で感じています。
見えない場所にあるインフラですが、社会からの期待値の高さを励みに、これからも技術を磨いていきたいです。
Question06
井上:まとめて休めるからこそ、趣味の釣りを極める
船の仕事は長期の航海がありますが、その分、帰ってきたらまとまった休暇が取れます。普通の土日休みでは行けないような大型魚狙いの釣りにまるっと1週間行ったりしますね。
船上でも、仕事の合間に釣りをしたり、トレーニングルームで汗を流したり。カラオケルームもあるので、ストレス発散もバッチリです。あと、食事はビックリするほど美味しい(笑)。
大河原:実家への帰省も、海外旅行も
まとまった休みを使って、オーストラリアにワーキングホリデー中の友人に会いに行ったりしました。
あと、実家にもよく帰ります。3ヶ月に1回くらいのペースで帰るので、親からは「長崎に行ってもっと会えなくなると思ってたのに!」と驚かれています(笑)。
紙上:先輩の影響で「釣り」に目覚めました
この会社に入って、先輩に誘われて釣りを始めました。出張先で試しに竿を振ったらカンパチが釣れて、民宿でさばいてもらって食べたら最高に美味しくて。そこから虜になりました。
今は福利厚生の「社宅制度」を利用しているので、家賃の負担も少なく、浮いたお金を趣味に回せるのもありがたいですね。会社敷地の岸壁が好漁場なので、土日に釣り糸を垂らすこともあります。
島と大陸、国と国、暮らしと未来までー 見えない海の下で、今日も世界をつなぐ。
陸上/船上〈工事技術・設計〉「誰かがやる」ではなく「私たちがやる」。 見えないところから社会のつながりを支えます。
陸上〈保全、設備管理〉海底ケーブルで世界とつなぐ。 「NTTグループの船乗り」という選択。
船上〈甲板・機関〉