秋田銀行(秋田市)は17日、本店営業部営業課の20代の男性行員が、顧客から持ち込まれた現金での入金から計115万4千円を着服したと発表した。同行は15日付で行員を懲戒解雇し、近く県警に被害届を提出する。
記者会見した湊屋隆夫頭取らによると、元行員は4月15日と8月13、14日、法人の顧客が1階の窓口に持ち込んだ麻袋に入った千円札と硬貨を3階に運んで計算する際、千円札を抜き取り、一万円札に両替するなどして自分のロッカーに隠した。その後、自分の口座に入金したり、現金のまま自宅に保管していたという。
この顧客の入金は多数の自動販売機から回収した売上金で、元行員は「これまでも顧客の計算と銀行の計算が大きく合わないことがあったため着服を思いついた。遊興費に使うつもりだった」と話したという。
管理監督責任を取り、湊屋頭取が役員報酬の20%を2カ月返上するなど関係役員が報酬を返上する。