【川上憲伸の目】「守備で気合入っていた」中日・石川昂弥の8回好守を評価も「取れるアウトは取らないと」と3回の”ミス”も指摘
【川上憲伸の目】◇26日 セ・パ交流戦 中日1―0楽天(バンテリンドームナゴヤ) 中日は交流戦初戦を1―0で勝利。セ・リーグでは”独り勝ち”という形で幸先のいいスタートを切った。中日スポーツ評論家の川上憲伸さんは「全員で守備から流れを変えていけた」と守備の部分も評価していた。 【実際の動画】中日・石川昂弥、守備で完封勝利に貢献!三ゴロ飛び付き好捕で一塁もアウトに 先発のカイル・マラー投手は再三のいいベースカバーなどからもしっかりアウトを重ねた。7回無死一塁で捕手前にバントされた際は、加藤匠馬捕手が強肩を発動して二塁でアウトにした。そして川上さんは、8回1死二塁で三遊間のゴロに飛び付いて好捕しアウトにした石川昂弥内野手の守備に「バッティングは結果が思いどおりに出そうで出ない中、守備で集中していた。よく捕ったし、うまく一塁へ投げた。守備で気合入っていたと思う」もうなずいた。 チームとしても、ここまで何度も敗戦につながる失点を重ねていた終盤だった。川上さんは「抜けていたら、ほらほらというところ」と嫌な流れになるところだったと言及しつつ、そこで出た好プレーを評価していた。 一方、石川昂には反省すべきプレーがあったとも指摘した。それは3回2死の守備。平良の三塁線の当たりに逆シングルで捕りにいこうとしたところ、抜かれて安打となっていたが、「脚が動かず手でいったところでミスがあった」と川上さん。打球は速かったし、体の正面で捕りにいっても間に合ったと思われる。結果的に後続をアウトにして事なきを得たが、取れるアウトはしっかり取らないといけないというのが川上さんの指摘だ。 もっとも、これはチーム全体に向けても言えることで、「取れるアウトをちゃんと取らないといけないチーム状況。ドラゴンズはそういうことをやらないと上に追いついていけない」と川上さん。これまで、そういうところからほころびが出て、勝てる試合をたくさん落としている。交流戦をセで”独り勝ち”となる白星発進となったのは良かった。勝ってかぶとの緒を締め、いい反省もして次に向かいたい。
中日スポーツ