逮捕された大坂容疑者(左)と近藤容疑者(右)
逮捕された大坂容疑者(左)と近藤容疑者(右)

近藤容疑者に取材すると…

大坂容疑者はGIL社の登記簿上には名前が記載されていないが、近藤容疑者は一部の出資者らに大坂容疑者が日本側トップだと説明していた。大坂容疑者と交わしたLINEの内容も見せていたという。

「LINEの会話をスクショして送ってくるのです。近藤容疑者自身も被害者であり、大坂容疑者を追及している、ということを私たちに見せたかったんでしょう」(別の出資者の女性)

近藤容疑者
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近藤容疑者は「(大坂容疑者が)口座の復旧のためロンドンに向かった」などとも言っていたが、ほとんどの出資者は彼女の発言を信じていない。男性経営者はこう憤る。

「イギリスに本社があると言っていたが、本当にあるのか問い詰めると、『今はどこかに移転した』と言い始めた。支離滅裂なんですよ」

出資者は海外法人を設立した上で口座を開設している。ある出資者は、その法人について調べると、住所は東アフリカ沖のインド洋にある「セーシェル共和国」となっていたという。

近藤容疑者本人は出資者の怒りをどう捉えているのか。逮捕前、筆者は容疑者に電話取材をしたが、GIL社の代理店としてトラストの勧誘を行っていたことについては、

「していません。お答えすることは何もないので」

と語っていた。そしてそれ以降、二度と電話を取らなかった。

GIL社およびトラストの実態について謎も多い。今後、捜査が進む中でどこまで明らかになっていくだろうか。

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