社会保障国民会議(実務者会議)で議論されているつなぎ施策のうち、食料品消費税減税案とチームみらい案(所得連動型給付)を取り上げます。同じ財源規模(年4.6兆円)で揃えた条件下での便益比較です。
食料品の軽減税率を2年間に限り 8%→0%(または1%) へ。全消費者が対象。
所得に応じて給付額がなめらかに減る逓減設計。中低所得層に厚く、一定所得以上はゼロ。
年収・配偶者の年収・子の人数を入れて、2つの案の年間恩恵額を比較できます。価格転嫁率(減税分のうち消費者価格に反映される割合)や、カットオフ年収(給付のある年収の上限)でも結果が大きく変わります。レバーを動かして確かめてください。
※ グラフカーブと整合する「単身者が世帯年収を稼ぐ」シナリオの参考値。実際の世帯給付額は上のカードに表示されています。
| 世帯年収 | 食料品消費税減税案 | みらい案 | 差額(みらい−食料品消費税減税) |
|---|---|---|---|
| 150万円 | ¥17,438 | ¥57,422 | +¥39,984 |
| 250万円 | ¥18,656 | ¥43,910 | +¥25,254 |
| 350万円 | ¥19,969 | ¥31,174 | +¥11,205 |
| 450万円 | ¥21,094 | ¥15,278 | −¥5,816 |
| 600万円 | ¥22,500 | ¥0 | −¥22,500 |
| 800万円 | ¥24,375 | ¥0 | −¥24,375 |
| 1000万円 | ¥27,000 | ¥0 | −¥27,000 |
| 1500万円 | ¥31,875 | ¥0 | −¥31,875 |
シミュレータの数値は、すべて以下の式・仮定・出典をもとに、概算値として算出しています。
本シミュレータでは、両案を 年4.6兆円 の同額財源で比較します。実態の積み上げは案により異なりますが、財源前提として揃えています。
0.5% を採用、7.5%減税効果 として試算4.8兆円(8%減税フル)/本案の7.5%減税換算なら ≒4.5兆円 →間接コスト等で4.6兆円に整合個人ベース積み上げ ≒ 4.3兆円(カットオフ540万円・最大60,000円)給付事務費(通知・口座確認・振込手数料等) ≒ 0.2〜0.3兆円= 年間食費 × 7.5%(8%→0.5%中央値想定) × 転嫁率| 世帯主年収(万円) | 年間食費(万円) |
|---|---|
| 0 | 42 |
| 200 | 48 |
| 400 | 55 |
| 600 | 60 |
| 800 | 65 |
| 1,000 | 72 |
| 1,500 | 85 |
課税標準額0 → 給付=最大給付額(60,000円)課税標準額=カットオフ → 給付=0(消失点)α は予算4.3兆円固定下で自動算出される形状指数α = 1:線形逓減α > 1:低所得帯に厚く、中所得帯で急減(下に凸)α < 1:低所得帯から緩やかに減、中所得帯にも広く配分(上に凸)〜162.5万円:65万〜180万円:年収×40% − 10万〜360万円:年収×30% + 8万〜660万円:年収×20% + 44万〜850万円:年収×10% + 110万850万円超:195万