会話

辺野古区の住民(約1600人)は30年かけて分断されてきた。忸怩たる想いや葛藤がある。県や市を飛び越えて国や防衛省が予算を投入してきた。CSSなどの株の利権もあり、今では反対の声を上げる人は少ない。 しかし、辺野古に作られるのは米軍の滑走路だ。広範囲に大きな影響を及ぼす。だから、反対する人も県内の広範囲に存在する。 こうした背景を伝えず、 辺野古区の住民が受け入れを容認している。という情報だけを粒立てることは、問題の矮小化である。 また、沖縄県民ではなく、反対運動に参加する高齢移住者にスポットを当てる点も「座り込みに沖縄県民はいない」というネットの偏見を助長させるもので、県内の保守と革新が共闘してきた基地反対運動の歴史的な流れを無視している。(もちろんオール沖縄が勢いを失っている現状は事実だが) 反対運動を描く上で長きにわたる米軍基地からの犯罪、騒音、環境破壊、などの被害を描かなければ、本質は伝わらない。 県民投票で43万人が辺野古の建設に反対票を投じた意味も伝わらないだろう。 さらには、今回の転覆事故にだけ焦点を当てるとしながら、なぜか、オール沖縄のなかで結論の出ていない浦添軍港の問題をダブルスタンダードだと取り上げる。 オール沖縄の成り立ちは、辺野古とオスプレイ反対の2点なので、そこに矛盾はなく、 むしろワットアバウトイズムでしかない。 上記の点を見ても、すでにネット上にある沖縄へのスティグマをなぞっただけ、国や防衛省の伝えてほしい反沖縄のテンプレという流れを感じた。 「現場を取材した」 「ファクトに基づく」と言いながら、 今まで繰り返されきた権力側の恣意的な情報をネットメディアが流すことに驚きを感じた。 これは一方的な単純化であり、 新聞等の活字「オールドメディア」のほうがまだ多角的であると思う。 今回の事故を受けて、(それ以前からも)基地反対運動に対して変化を望む私ですら、 ひどくがっかりして脱力してしまった。
引用
猪股東吾/TOGO INOMATA
@oogesatarou
まあ、今まで30年以上続く理不尽には目をつぶっていたのに、反対運動の事故があった時だけ現場に来る記者や本土のメディア。 そんな人たちが沖縄県民や沖縄の運動をジャッジできると思ってること自体がおかしいんですよね。本土の側が原因を作っているので、ジャッジされるのは自分たち側ですよ。 x.com/oogesatarou/st…
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