ある国の戦争
その国は資源がなく、資源の輸入すら閉ざされている中、戦争を始めた。最前線では−
兵士:「もう弾薬がありません!」
本部:「全体としては確保されている。問題ない」
兵士:「無いものは無いんです!現地に来て実情を見てください!」
本部:「兵站部からの報告資料は見ている。数値に問題はない」
兵士:「食料もないんです、せめて米と味噌だけでも何とか」
本部:「カロリーベースでは生き渡っているはずである。無い訳はない」
−「負けた」ことを「転戦」と言い、「沈没」を「小破」と言い、「全滅」を「玉砕」と言い換えた。
大東亜戦争、インドネシア戦線で戦って帰国した叔父さんが小さかった私に言った。
「もう二度と、こんな国にしちゃ駄目だ」
以上