6月から病院の「キャンセル料」導入へ 背景に深刻な“損害”が…初診・入院費も一斉値上げ 【Nスタ解説】
治療は1人につき30分〜1時間ほどかかることが多く、予約キャンセルによって、人件費や材料費に損失が出るといいます。 治療に使う器具を保管する滅菌バッグ。予約した患者が診察に来ないと… 川中歯科医院 川中雄太 院長 「開けた状態で待っていてキャンセルされると無駄になります」 「患者の“キャンセルしない”意識が少しでも上がれば。(キャンセル料)制度は結構賛成です」 キャンセル料を導入するかどうか。また、金額設定をいくらにするかは、それぞれの医療機関に委ねられるといいます。 ■キャンセル料導入だけでなく「患者負担」も増額 井上貴博キャスター: これまでキャンセルを防ぐ手立てがなく、医療機関側の損害が大きかったのでこの制度は大きな一歩となりそうです。 医療機関は、予約に合わせ医師などを配置しますが、キャンセルになると診療報酬を受け取ることができません。 いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長によると、「ワクチン接種でキャンセルが発生した場合、保存期間内に使いきれず、最大2〜3万円の損害も。これまで回収するすべが無かった」と言います。 出水麻衣キャスター: 様々な病院が今、財政的に厳しい状況にあるという情報があります。 こういった制度で、少しでもコストが軽減されればよいとは思います。 具合などが悪くなってどうしても行けなくなってしまった場合などは、個別事情を考慮してもらえたらよいとも思います。 井上キャスター: 6月から患者負担も変わります。 以下は窓口負担3割の場合です。 【外来】 ▼初診料:57円増加 ▼再診料:21円増加 【入院】 ▼入院基本料:558円増加 ▼食事代(一般所得者の場合):40円増加 こういった変化も、逐一確認が必要になりそうです。
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