たつの母娘殺害容疑者の所持金550円、周辺にいる可能性…聴取時にカードやスマホも持たず
兵庫県たつの市の住宅で母娘が殺害された事件で、事件後の16日夜、同県高砂市内で元隣人の大山賢二容疑者(42)(殺人容疑で指名手配)を警察官が聴取した際、所持金は550円だけでカード類も所持していなかったことが、捜査関係者への取材でわかった。スマートフォンもなく、県警は、大山容疑者は送り届けたたつの市周辺にいる可能性もあるとみて行方を捜している。 【写真】5月17日、現場付近を歩く大山賢二容疑者=兵庫県警提供
殺害されたのは、田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)。13日頃に死亡したと推定され、19日午前に遺体で見つかった。大山容疑者は約10年前、田中さん宅の南隣の家に住んでいた。
捜査関係者によると、大山容疑者は16日夜、現場から約30キロ東の高砂市内の路上で寝ているところを通報され、警察官に「人を殺した」などと発言した。警察官が持ち物を確認したところ、所持金は550円で、身分証明書やキャッシュカードなどのカード類、スマホは持っていなかった。
大山容疑者は事件に関して具体的に語らず、刃物や血の付いた物も持っていなかった。県警は話した内容の信ぴょう性は低いと判断。居住歴があったたつの市の現場近くに送り届けた。