ヤクルト・高梨裕稔が4勝目 プロ13年目で初の長打となる左越え2点二塁打も
(セ・リーグ、DeNA0-6ヤクルト、9回戦、ヤクルト8勝1敗、23日、横浜)投打で脚光を浴びた。ヤクルト・高梨裕稔投手(34)が7回3安打無失点で4勝目をマーク。打っては2打点を挙げ、フル回転の活躍で勝利を手繰り寄せた。 「投げる前に打席に立つことがなかったので、難しい部分はあった。先頭に四球を出したが、切り替えてしっかり投げられて良かった」 「8番・投手」で先発し、3-0の一回2死一、二塁で、プロ13年目で初の長打となる左越え2点二塁打。〝本業〟よりも先に打撃の出番が訪れる状況で結果を残して一回裏のマウンドへ。試合前のブルペン投球から40分以上時間が空いたが、二塁を踏ませない投球を披露した。 今季は8試合に投げてクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)は5度で、防御率は2・39。好調の要因を「昔よりも勝負できる球が増えた」と自己分析する。元々は直球、カーブ、フォークボール主体だったが、現在はスライダー、チェンジアップなどを加えた6球種を自在に操る。ヤクルトに移籍してから8年かけて投球の幅を広げた。 「山野が6勝してるので離されないように」と高梨。ベテランの進化が止まらない。(武田千怜)