異臭騒ぎの銀座「出ないとやばい」 鼻をつくにおい、せきこむ人も
5月25日正午ごろ、東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」付近で発生した異臭騒ぎ。周辺には救急車両などが多数集まり、体調不良を訴える人が続出した。 【動画】鼻をつくにおい、せきこむ人もいる現場 高級ブランドショップが並ぶ全国有数の商業地で何が起きたのか。 「建物に入って数秒で『出ないとやばい』と感じた」 近くの店舗で働く女性(23)はこの日正午ごろ、昼休みにこの商業施設に入る銀行を訪れていた。 銀行に入ると数秒で、鼻がツーンとしたという。防虫剤をまいた時のようなにおいだった。 エレベーターからは「やばい」と言いながら人が出てきたという。 女性はすぐに銀行を出た。 外では40代くらいの男性が1人、せきこんでいたという。 ■「まだのどに違和感」 女性は取材に「まだのどに違和感がある」と不安を口にした。 現場には多数の救急車両などが集まり、一時騒然とした。 午後1時ごろ、サイレンが鳴り響く「GINZA SIX」付近では、緊急車両の数が次々に増え、消防隊員らが駆け足で施設の出入り口付近へと向かっていた。 現場付近にいて被害を受けたとみられる人たちは、黒赤黄緑の4色の「トリアージタッグ」を手にして、消防車両内に誘導されていた。消防車両に乗り込む際には「汚染物収納袋」と書かれた半透明のファスナー付きファイルを手渡されていた。 警視庁や東京消防庁によると、体調不良などを訴えた人は20人を超えた。何者かがスプレーを噴射したとの情報もあり、警視庁が状況を調べている。
朝日新聞社