好きな人を襲いました。
◆体は地方にある。幾度も戦場に行けず、得るものは無し。ということで、ちょっと早いですが、コミケに行けない悲しみに任せて書いた、ランサー×襲い受けアーチャーです。若干、エッチ(笑)だよ。ああ、コミケ行って、槍弓同人誌が買いたいな(´;ω;`)もう、アーチャー可愛すぎて辛い。支部で毎日、新着のアーチャー絵見たり、新着の槍弓絵、小説見たりするのが、唯一の楽しみ。アーチャーが右側なのまじ、愉悦。とにかく、アーチャーがいれば私は、幸せです。だから、アーチャーくれ!!◆評価、ブクマありがとうございました(*´∀`*)
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好きな相手を泥酔させて、襲った。
襲ってるとき、やっと満たされたという安堵ともう彼とは一緒に居られないという切なさで、情交による涙とは違う涙が溢れて、腰を振るたびにぽたぽたと流れ落ちて、彼の胸を濡らした。
「っ・・・、泣く、なよ、アー、チャー。」
すっ、とランサーが私の目尻に溜まった涙を拭い取った。
どうしてだ!?
彼は泥酔して、意識を無くしているはずなのに。なんで、意識がある?
「勝手に人の上で盛ってると思ったら、泣き出しやがって。泣くくらいだったら、こんな事するなよ。」
ランサーは、体勢を入れ換えて、アーチャーをベッドに押し倒した。
「1人でヤんなよ。一緒にやろうぜ?その方がお互い、イイだろう?」そう言って、彼は、私の唇を舐めた。それを合図に彼は腰を動かし始め、私は、意識を手放すまで、逃げ出すことのできない快楽の渦へと突き落とされた。
――――――
朝が来て、隣に彼はいなかった。
ああ、あのときの、彼の行動は酔った勢いだったに違いない。だから、彼は襲った私を気持ち悪く感じて、ここから去ったのだ。
・・・終わったな。
「おい、朝から何、辛気臭ぇ顔してんだよ。」
扉の向こうには、いなくなったと思ったはずの彼がいた。
「―――っ、・・ごほっ。」
なんで、君がまだここに居るんだと聞こうとしたが、上手く声が出せなくて、むせた。
大丈夫かよ、とランサーは、心配そうにこちらを窺った。そして、私の背中を擦り、水の入ったコップをよこしてくれた。私は、それを受け取って、ゆっくりと飲んで、喉を潤した。
「んっ、すまないな。・・・君は、てっきり先に帰ってしまったものだと思ったが、なぜ、まだここにいる?」
「なんでって、抱いた相手、ほったらかしにして帰るわけにはいかないだろう。」
「別に放置して帰ってもよかったものを、君は馬鹿なのか?私は、君を泥酔させて襲ったんだぞ?」
「確かに、最初はお前からだった。でも、途中からは違っただろう。」
確かに、途中からは彼に形勢を逆転され、私は抱かれる形になった。それでも、あの行動が彼の正常な判断だとは信じきれなかった。
「あれは、君が酔っていただけで、君の意思ではないだろう。」
「勝手に決めつけてるんじゃねぇよ!あん時、俺はちゃんと意識があったし、お前のことを抱きたいと思ったから、抱いたんだよ!」彼の目には何一つ、偽りはなかった。それでも、まだ、私は、この現実を受け容れられなかった。
「・・・・そんな都合のいいことがあるわけないだろう。同情なら止してくれよ、ランサー。」
「はっ、同情でお前を抱くわけないだろう。嫌だったら、あの時、てめえをぶん殴って帰ってたぜ。・・・俺がそういう事するやつだって、お前が一番知っているだろう?」
ああ、知っているとも。君の傍にいたんだ。知らないわけがない。ランサーという男はそういうやつだ。嫌なものは嫌だとキッパリと拒絶する男だ。
私は、さっきの言葉より、今の方が信じられると思った。
「・・・・・私は、君のその言葉を信じていいのだな?」
「ああ。」
「私は、まだ君の隣にいていいんだな?」「ああ、いいんだよ。つか、俺の傍にずっといろ。」
彼は私の額に口付けを落とした。その拍子にぼろりと涙が落ちた。
「おいおい、泣くなよ。」
「ふっ・・・っ、泣きたくて、くっ、泣いてるわけじゃ、ない。・・・・勝手にっ、出て、止まらないんだ。」
彼は、私の隣に腰かけた。そして、慰めるために肩を抱いた。そんな、彼の優しさが嬉しくって、勝手に出てきた涙はますます止まらなくなって、次から次へと目から溢れて落ちた。
「・・っ、くっ、・・好き、だ。・・・・好きだ、ランサー。」
「俺もお前のことが好きだ、アーチャー。」
こうして、私は、ランサーと恋人の関係になった。