今更ですが、2018年2月に事務所をJ-TOWER Condominium South BKK1の5階に移転しました。
お馴染みのJ-TOWER1の外観
エントランス
法律事務所 会議室
ガラス越しの景色が素敵で写真だけじゃカンボジアに見えませんね。
日本のどこかの地方都市のようです。
今回、事務所移転に伴うビッグイベントは、カンボジア弁護士会所属 Chhoeung Sineang(チャン・スィーニィアン)先生を迎え入れパートナーシップ契約を結べたことです。
チャン先生です。
この服は、カンボジア王国における弁護士としての法服です。
これにより現地法律事務所をSNA法律事務所としてチャン先生を代表弁護士としてカンボジア弁護士会に登録し直しました。
SNAという名称は、名SineangのSとNとあさひ法律事務所のAとの頭文字をとったものです。
この大物弁護士を迎えるために高級和食店の雅楽で接待をして(笑)パートナーシップの交渉を続けておりましたところチャン先生がJ-TOWERの場所と雰囲気を気に入られてなんとかご快諾いただけました!
J-TOWERのおかげです(笑)
カンボジア王国では弁護士には序列がある上、司法も目に見えない色々な力が必要でして、私としては、パワーゲームをするためにチャン先生のご協力を得たかったのです。
チャン先生をご紹介します。
チャン先生は博士課程を修了されておりますし、カンボジアの法整備と運用のために2012年からカンボジア弁護士会の団長として訪日もされています。
真ん中に座っているのがチャン先生ですね。
下の写真を見てこの写真が直ぐにどこかわかりませんでしたが、よく見ると最高裁判所なんですね。
法務省がカンボジア王国の弁護士団に法廷を見学させて写真をとらせているようです。
真ん中にいますね(笑)
ところで、チャン先生が大物弁護士と言われる所以は、チャン先生は弁護士にしてカンボジアの爵位をお持ちなんです。
それもなんとその爵位は・・・オクニャの上をいくアヤゥドン(Ek Oudom)!!
このためカンボジア閣僚評議会法律顧問もされています。
この凄さわかりますでしょうか??
でもチャン先生は親日家で気さくなおじさんです。
真ん中は滅多に写真には写らない私でございます。
カンボジアの法律運用についての議論をしておりましたときの写真。
チャン先生は、私に「日本の弁護士からすれば、カンボジア王国の裁判制度はおかしいと思うだろう。私も、これは恥ずかしく思う。しかし、これが現実なので理解して欲しい。」と話されていました。
綺麗事を言っていても物事は解決しません。私たち、実務家は現実社会の中で最善の策を依頼者に提案して物事を解決していかないとならないのです。
私とチャン先生との役割分担ですが、私は、法律を最大限に活用できるように現実の投資案件に沿って投資スキームを立案したり、カンボジア民事法の解釈や正しい運用方法をチャン先生に説明します。
そして、チャン先生がその地位からカンボジアでの法律運用をカンボジア政府に推進していただくこととしています。
ついでに裁判で裁判官に力を発揮していただかないとならない時はそれも(笑)
日本政府がカンボジアで民事法を作りましたが、現地政府の職員や弁護士が理解できずに運用されていない条項が沢山あります。
日系企業の法的安定性の確保と安全な投資のためにチャン先生にご尽力いただいて法律の正しい運用の一助になればと思います。
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