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三菱ケミカルG、紙おむつ向け原料など値上げ 稼働率低下影響も反映

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三菱ケミカルグループは26日、紙おむつ向けの原料や塗料原料などを値上げすると発表した。ホルムズ海峡が事実上封鎖されている影響でナフサ(粗製ガソリン)の調達が困難になり、原料となる基礎化学品の供給が細っている。原料価格の高騰に加え、設備の稼働率低下によるコスト増などを転嫁する。

値上げの対象は、紙おむつに使われる高吸水性樹脂の原料となるアクリル酸など5種類のアクリル酸製品と、塗料原料やプラスチックに柔軟性を持たせるためなどに使われる6種類のオキソ製品だ。アクリル酸系を三重県、オキソ系を岡山県で生産しており、どちらも原料として基礎化学品であるプロピレンなどを使う。

いずれも原料価格の高騰分が価格に自動的に反映される仕組みの製品で、それに加えて設備の稼働率低下によるコスト増や修繕費の上昇などを転嫁する。1キログラムあたりの値上げ額はアクリル酸製品で40円以上、オキソ製品で25円以上で、国内販売を対象に4月1日の出荷分から引き上げる。値上げ幅の割合は非開示としている。

弁当容器のフタやトレーなどに使われるOPSシートも値上げすると発表した。原料であるポリスチレン樹脂の価格高騰などを反映し、4月16日の納入分から1キログラムあたり125円引き上げる。

ナフサ由来の基礎化学品からつくられるポリスチレン樹脂は、国内ではDIC旭化成出光興産が共同出資するPSジャパン(東京・文京)、デンカなどが出資する東洋スチレン(東京・港)の3社が生産し、全社が値上げを打ち出している。

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