ターちゃんの作者が青年誌で書いたエログロ近未来ディストピアSFマンガ
昔から有名で読もうと思ったこともあったけど絵のクセが強すぎるのとギャグが寒すぎるから何度も読むのを挫折していた
でもなんとなく年取った今なら読めるかもと思って読んだ
主人公が最初から最後まで最強っていう中でストーリーが進むのがなかなか新鮮だった
あくまでもディストピアで遠距離恋愛をする二人が出会って二人になるまでの物語
だからそこの成敗するカタルシスみたいなのを求めると不完全燃焼になるとは思う
北斗の拳のラ王が さいごにおれのそばにたってればいい、みたいな名言あるけど、
こっちも、自分以外の男にもてあそばれたりレイプされたのは犬にかまれたようなもんだっていうあっさりとしてるけど童貞のメンタルからしたら立派すぎる名言があったな
いろんな短編や中編のつなぎあわせみたいな感じで、ベルセルクのそれを彷彿とさせるような設定やお話も結構あった気がする
あとがきで、男女二人と天才犬だけだと国家転覆はできないみたいに書いてたけど、
最後の脱出あたりのデウスエクスマキナっぷり、都合のよさっぷりをみたら、いや全然京志郎ひとりでクーデターいけるっしょとは思った
ただまあ倒した後の再建とかはできないだろうけどね
いろんな大事な要素とか言葉とかエッセンスがあった気がするけど、まったくエロくないエロとクソつまんない下ネタギャグがノイズすぎてそれらがかすんでしまっているのが惜しすぎる
まあ真面目にかくにはハードすぎる世界観と話だからってのもわかるけどさ
ジョジョほどじゃないけど人は選ぶのは間違いない
面白かったかと聞かれるとつまらなくはなかったけど積極的に面白いともいえない、というかな
当時ならともかく今読んでもなあ
重要キャラがあっけなく死んじゃうみたいなエンタメに触れてきすぎた
とりあえずこれでまた一つ人生の気になってたことの実績を解除できたから気が済んだ