紀陽銀行員が1800万円着服 預かった現金「生活費や遊興費に」
下地達也
紀陽銀行(和歌山市)は21日、田辺支店(田辺市)の女性行員(46)が顧客から預かった現金1800万円を着服していたと発表した。同行は4日付で行員を懲戒解雇処分とした。
同行によると、行員は2019年8月から23年5月までに顧客2人から複数回にわたり、投資信託の購入代金などとして受け取った計1800万円を着服した。タブレット端末にサインしてもらうなどの適切な手続きをしていなかった。行員は、同行の調査に対し、生活費や遊興費などに使っていたと説明しているという。
6月22日に顧客から預けた現金の運用状況などについて同行に問い合わせがあり、顧客の説明と実際の記録が違うことで発覚した。同行が全額を弁済し、被害金は行員とその親族から全額回収済みという。
この不祥事をめぐり、同行は行員の上司らを減給処分としたほか、役員報酬の一部返上を検討しているという。同行は「内部管理体制の充実・強化を図り、不祥事の再発防止に向け全力で取り組む」としている。
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