過去には大きな外交問題に発展も
東南アジアでの性犯罪を巡っては、日本人のみならず、さまざまな国籍の外国人による被害が報告されている。
しかし、たびたび一部の日本人から聞かれる「ほかの国の男性もやっているのだから、日本人だけ責められるのはおかしい」という意見は、当事者意識が欠けた無責任な発言である上に、問題の根本的な解決につながらない考え方なのではないだろうか。
さらに、一部のこうした無責任な行動が、大多数の品行方正な日本人の評判を大きく貶めることにもつながる。
'70年代には、日本人による東南アジアでの買春ツアーが問題視され、タイ、フィリピンで地元民による抗議活動が行われるようになり、大きな外交問題に発展した。当時の鈴木首相が現地を訪れた際には、買春ツアー反対の抗議文を突きつけられる事態となった。
SNSが発展した現在、現地での性加害の問題がより可視化され、外交上の大きな問題に発展するリスクは拡大している。一人ひとりに責任ある行動が求められている。
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