【FF14】「一緒にやりたくないのかな」と思ってしまう前に
「一緒にコンテンツをやらない」だけで、関係性そのものが揺らぐ感覚。
以前のわたしには、それが少し不思議だったんですよね。
前回、高難易度における“熱量”の話を書いたんですけど、その流れでひとつ思い出したことがあります。
オンラインゲームを遊んでいると、誰かを誘ったり、逆に誘われたりすることは日常茶飯事です。
高難易度コンテンツ、ルレ、地図、PvP、あるいは雑談VC。
そんな中で時々、「誘いを断られた=自分自身が拒絶された」と感じる人に出会うことがあります。
でも、断った側の理由としては、必ずしも「あなたが嫌だから」ではないんですよね。
実際には、
「今はそのコンテンツへの熱量がない」
「リアルとの兼ね合いが難しい」
「長期間の固定は厳しい」
みたいに、“優先順位”や“熱量”の問題であることもかなり多いです。
少なくとも、わたしの中では「そのコンテンツはやらない」と「その人と遊びたくない」は、まったく別の話です。
そして、こういうふうに参加を決める人って、「人間関係」と「コンテンツ」をある程度切り分けて考えているタイプが多いのかもしれません。
これ、自分はどんな基準でいるのか、ちょっと振り返るきっかけになるんじゃないかなって思ってます。
「何に価値を感じるか」で熱量の向きは変わる
わたし自身、「断られてちょっと寂しい」と感じる人がいること自体は理解していました。
でも、それが「自分を拒絶された」にまで繋がる感覚があるということに、正直、あまりピンと来ていなかったんですよね。
というのも、先に述べた通り、自分自身が“コンテンツ基準”で参加を決めるタイプだったからです。
例えば高難易度なら、
「今そのコンテンツをやりたいか」
「どれくらい熱量を持てるか」
「開始時間や攻略期間」
「リアルとのバランス」
こういうものを見て、参加するかどうかを決めています。
逆に言うと、「その人と遊びたいかどうか」だけで決めているわけではないんですよね。
でも、全員が同じ感覚ではなかった——。
高難易度をやる中で気づいたのは、「この人と一緒に攻略したい」「同じ熱量で遊びたい」という、“関係性そのもの”に熱量を乗せる人もいるんだな、ということでした。
もちろん、これはわたしなりの考察です。
でも、そういう人からすると、こちらが「今はそこまで熱量がない」とか、「スケジュール的に厳しい」といった理由で断ったとしても、
「一緒にやりたくないのかな」
「距離を置かれてるのかな」
みたいに、関係性そのものを拒絶されたように感じてしまうこともあるのかもしれません。
協力ゲームで感じた「楽しさの基準」のズレ
「熱量の向き」って、どれくらい本気かだけじゃなく、「何に価値を感じているか」でも変わるんですよね。
昔、フレンドと協力ゲームを遊んでいた時のことです。
ふたりで何度も挑戦して、あーでもないこーでもないって言いながら、たくさん戦っていました。
わたしは、この時間そのものが好きでした。
このとき、相手は「どうせならクリアしたい」とよく言っていました。
もちろん、わたしもクリアはしたかった。
でもそれ以上に、「ふたりで笑いながら何度も挑戦している時間」そのものに価値を感じていたんです。
だから、強敵相手に何度全滅しても、そこまで苦ではなかった。
けれど相手は、全滅を繰り返すたびに少しずつ熱量が下がっていった。
当時のわたしはその様子を見て、「わたしと遊ぶの、つまらないのかな?」って、少し寂しく感じていたんですよね。
でも今振り返ると、そういう話ではなかったんだと思います。
わたしが「挑戦する時間そのもの」に楽しさを感じていた一方で、相手は「クリアという結果」により強く価値を置いていた——そんな違いがあったんだろうなって思います。
「行かない自由」を認め合える関係のほうが、きっと長く続く
話を戻すと、わたしが誰かの誘いを断る理由のほとんどは、「その人が嫌いだから」ではありません。
“そのコンテンツに、今の自分がそこまで熱量を持てないから”
ただ、それだけなんです。
「絶」はやらないけれど、別のコンテンツなら喜んで遊ぶ。
スケジュールが縛られる固定は難しいけれど、ルレや地図なら行きたい。
わたし自身は、そういうふうに“コンテンツごとに熱量が違う”ことって、わりと自然に感じているし、受け取ってもいます。
少なくともわたしは、「一緒にやらない」=「拒否」ではありません。
だから、誘いを断ったからといって、その人との関係性を変えることはないし、逆に自分が断られたとしても、それを理由に距離を置くこともないんですよね。
人には人の熱量があり、生活があり、優先順位がある。
「来る自由」があるなら、当然「来ない自由」もある。
「やる自由」があるなら、「やらない自由」もある。
ただ、ここって頭で分かっていても、感情が追いつかないことがあるんだろうなって思うんですよね。
「一緒にやりたかった」
「同じ熱量で遊びたかった」
そういう期待を乗せてしまうこと自体は、別に悪いことではないと思っています。
でも、その期待が強くなりすぎると、“相手が自分の期待通りに動いてくれない”ことそのものが、苦しさに変わってしまう。
「拒絶されたのかもしれない」と感じること自体は、たぶん誰にでもある。
でも、その感情をすぐに“相手からの拒絶”として扱うのではなく、「相手は何を基準に選んでいたんだろう?」とか、「自分は何を期待していたんだろう?」って、一度立ち止まって考えてみることは、結構大事なんじゃないかなって思っています。
逆に、期待される側も、「なんとなく合わせる」「断れずに付き合い続ける」を続けていると、どこかで熱量のズレが大きくなってしまう。
だからこそ、自分がどこまでやりたいのかを、早めに言葉にすることを心掛けてみると良いかもしれません。
断っても、断られても、関係が変わらない。
そんなふうに付き合える関係のほうが、オンラインの世界では心地よく、長く続いていく気がしています。
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