部活遠征のバス、誰が運転する?「貸切15万円」の費用に悩む学校も プロ運転手&費用全額負担の自治体など、北海道内で浮き彫りになる移動手段の格差
北海道放送
5月6日、福島県の磐越自動車道で、部活動の遠征中だったマイクロバスがガードレールに衝突し、高校生ら21人が死傷した事故。 【写真を見る】部活遠征のバス、誰が運転する?「貸切15万円」の費用に悩む学校も プロ運転手&費用全額負担の自治体など、北海道内で浮き彫りになる移動手段の格差 バスはレンタカーで、逮捕された運転手の男は、客を乗せて運転するのに必要な「二種免許」を持っていませんでした。 ■国は、移動時の児童生徒の安全確保を求める通知 松本洋平 文科大臣 「部活動における生徒の移動に当たりましては、安全の確保が最優先であることは言うまでもありません」 事故を受け、文部科学省は19日、全国の教育委員会などに対し、児童生徒の安全確保を求める通知を出しました。 通知には、国から貸切バス事業やタクシー事業の許可を受けた業者と適切に契約することや、長距離や長時間にわたる移動が必要かどうか検討することなどが盛り込まれました。 ■遠征中の死亡事故は北海道でも… 遠征中の死亡事故は北海道でも起きていました。 2005年2月、十勝地方の浦幌町で、男性顧問が運転するワゴン車が大型トレーラーと衝突し、この事故で、釧路の高校に通う18歳の男子生徒が死亡しました。 スピードスケートの全道大会に向かう途中でした。 北海道教育委員会は、部活動の移動について、原則として、公共交通機関または貸切バスやタクシーなどの営業車を使い、一定の条件を満たす場合に限り、自家用車の使用を認めています。 ■芽室町の白樺学園高校では… では、北海道の学校では、どのような対策が取られているのでしょうか。 オリンピック選手など、数多くのアスリートを輩出する芽室町の白樺学園高校です。 白樺学園高等学校 二川毅 教頭 「これは50人乗りですね。野球部は60人いるので、2台で30人、30人みたいな感じで移動する場合もあります」 ■部活遠征時には、学校リースのバス3台を運用 こちらの学校では、学校がリースしている3台のバスを使用して部活動の遠征などを行っています。 白樺学園高等学校 二川毅教頭 「アスリートコースを設けていて、野球部・アイスホッケー部・スピードスケート部など、そのようなクラブが全道大会・全国大会で利用します。学校の施設管理をする公務補が、土日は部活動のバスの運転に当たる。(顧問の)教員が運転する場合もまれにあります。免許を持った責任のある人間だと証明するために保護者にも周知しています」
【関連記事】
- コンビニで「助けて」と叫んだ被害者の絶望【旭川女子高校生殺害】主犯・内田梨瑚被告が初公判へ…SNSへの画像投稿から始まった因縁と暴行《連載(1)》
- 職場に潜む「静かな退職者」47%の企業が存在を認める 「業務量が多くて手一杯」「努力しても報酬に反映されない」社員の多くが感じるも、企業40%がモチベーション対策「特になし」の実態
- 「妻は灰になった」法医学者が解説する身元特定の難しさ 特定のカギ『歯』が残っていた可能性を推察『ミトコンドリアDNA』採取できた可能性も 旭山動物園職員死体損壊事件
- 裸のまま「落ちろ死ね」欄干に座らされた絶望【旭川女子高校生殺害】内田梨瑚被告「死ねや」と罵声を浴びせ…60キロ下流で発見された遺体《連載(2)》
- 飲み会翌日は「先輩が立ったら立つ!?」暗黙ルールの数々…堅苦しい?必要不可欠?!ビジネスマナーに洗礼を受ける新入社員のホンネ