首相、南アから帰途へ インド首脳らと会談 G20会議の一部欠席も
主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のため南アフリカを訪問した高市早苗首相は23日、グローバルサウス(新興・途上国)の代表格であるインドのモディ首相と初めて会談した。この日はメルツ独首相や南アフリカのラマポーザ大統領、22日はスターマー英首相とも初会談。ほかにも各国首脳や国際機関の代表と精力的に「立ち話」を行うなど意思疎通を図ったが、G20の首脳会議の一部を欠席したり途中退席したりする場面もあった。一連の会談を終えた首相は23日、南アフリカを出発し、帰途に就く予定だ。
首相は23日、記者団の取材に応じ、英国、ドイツ、インドとの首脳会談で「『自由で開かれたインド太平洋(FOIP)』の実現に向け、安全保障協力や経済安全保障分野で緊密に連携していくことで一致した」ことを明らかにした。
首相は22日に南アフリカを訪問し、欧州連合(EU)主催のウクライナ和平に関する関係国首脳会合にも出席した。同行の尾崎正直官房副長官によると、首相は22日に18の各国首脳や国際機関の代表と握手や立ち話を重ね、メローニ伊首相と抱き合う場面もあったという。23日にはマクロン仏大統領とも懇談した。
一方、首相は22日のG20の首脳会議のオープニングセッションに出席しなかった。同日の防災などが議題のセッション2も途中退席し、首相声明は尾崎氏が代読。各国首脳が参加する夕食会も欠席した。尾崎氏によると、首相はその間、各国首脳らとの会談の準備や補正予算案など内政課題に時間を充てていたという。首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でも夕食会などを欠席したことがある。
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