宮城県石巻魚市場に初ガツオが水揚げ 昨年の不漁からの回復に期待
宮城県石巻市の石巻魚市場に21日、東京・八丈島周辺海域でとれた生鮮カツオが、今季初めて水揚げされた。県内では最初となる初ガツオの到着に、市場関係者は活気づいた。 【写真】初水揚げされた生鮮カツオ=2026年5月21日午後1時、宮城県石巻市の石巻魚市場、柳沼広幸撮影 カツオ巻き網漁船の運搬船、第16惣宝丸(411トン)=青森県八戸市=が約3トンのカツオを水揚げした。八丈島の東沖で20日夕方にとり、約21時間かけて運んできた。平塚政男船長(63)は「黒潮の大蛇行がなくなり、昨年とは比べものにならないくらいカツオの群れが来ている。沿岸に魚が寄ってくれば、もっと宮城に運びたい」と話した。 この日は、1・8~2・5キロの中小サイズのカツオが多く、入札では1キロ当たり600~620円の値がついた。市場の佐々木茂樹社長は「小ぶりだが、さっぱりとした初ガツオの味が楽しめる」。カツオは昨年、記録的な不漁に見舞われた。「今年は三陸沖に漁場が形成されてほしい」と回復を願っている。(柳沼広幸)
朝日新聞社