成男くんによると次の授業は歴史!なんだって~♥️!
アタシは小走りで音楽室からHRへと向かっていたの。
するといきなり!
「…あの、」
後ろから可愛い声が聞こえたの!
「どーしたの、?」
アタシは振り向き、そして気づいた。
「イッッッッッッッッケメェェェェェェン!!!!♥️」
着崩した制服、クールに伏せられた長いまつげ。
でもアタシが叫んだからか、その子も周りの人もみんなびっくりしてたの!!!
「あっごっごめんね?アタシ浮気ゆりみ!あなたみたいなイケメンが好きなの!よろしくね、!」
「あは、自己紹介聞いてたから知ってるよ。
でも私はあなたの好きなイケメン男子じゃないよ」
「ほえー?
えっ!?まっまさか!?!?!?」
アタシは思わず叫び、そして気づいた。
その子、女子制服をきていたの!
「なんか宇ノ崎院長、王子様みたいだから~って理由で私をイケメンクラスに入れたみたいなんだよね。
でも浮気さんが来て、女友達ができそうで、嬉しい」
「そっそうなんだ!でも王子様みたいなのは分かるかも!私も嬉しい!!好き!!!大好き!!!!」
するとその子はニコッと微笑んだの!!!
「ありがとう。私は根田千尋。ちひろって呼んで。私はゆりみって呼ぶから。よろしくね」
ズッキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!
「ウン!ヨロシク!!!」
アタシはどぎまぎしながらも答えた。
ーーー
そのあと教室に帰って気づいた。
アタシとちひろちゃんは隣の席だったの!キム昌太くんとちひろちゃんに挟まれてるなんてアタシって幸せ者だなぁ。
そして授業が始まった。
先生は…オバハン。マダムって感じだからマダムって呼ぼうかなぁ。
マダムの授業は正直聞きづらい。
でもアタシの隣にはちひろちゃんがいるから!!!
長いまつげ。
細くて白い指。
トゥンクトゥンクトゥンクトゥンク…。
「それでは80ページを開いてください」
マダムの声が響き渡る。
教科書を忘れてたアタシ。
「ねぇ、ちひろちゃん見せてほしい」
「もちろん」
ちひろちゃんに見せてもらう。
「わぁ、これは猿人かな?」
アタシは思わず聞く。
「うん、これはルーシーです」
「いきなり敬語になった?w
ルーシーちゃんって言うんだ!
可愛い名前だね!」
「そうだよね。私ルーシー好きなんだ」
「アタシも好きになった!
ルーシーのことも、そしてちひろちゃんのことも!♥️」
きゃ!思わず愛を伝えちゃった♥️
「も、もう……」
するとちひろちゃんは照れたみたいに視線を逸らしちゃった。
その時。
コロッ。
アタシの消しゴムが落ちたの!
「あんっ♥️」
取ろうとして屈んで、そして起き上がった瞬間。
ゴォォォンッ!!!!!www
机に頭をぶつけた。
「イッタァァァァイ!!」
すると。
「だっ、大丈夫!?」
ちひろちゃんが慌てて、
アタシの頭を撫でてくれた。
やさしくて、あったかい手。
「痛くない、?」
「うへぇ♥️」
「ど、どうしたの」
「だってぇ~ちひろちゃんがぁ~」
するといきなりマダムがアタシをよんだの!
「では浮気さん。この猿人の正式名称は?」
「ほえ?」
きゃぁぁぜんっぜんわからん!!!
でもその瞬間、ちひろちゃんがノートをそっと見せてくれたの!!!
そこにはすこしいびつで、でもあたたかい字で、
「アウストラロピテクス・アファレンシス」
って書いてあった。
「はい!センセ!あうすとらろぴてすく、あふぁらんしす?です!!!」
「正解です!浮気さんすごいですね」
マダムは言う。
ちひろちゃんのおかげ。
ふと横をみると、微笑むちひろちゃん。
嗚呼、なんて。
なんてちひろちゃんは素敵なの…。
ちひろちゃんのことを考えるだけで、心がギュッとするの。
そして少し、ほわっとして、でもきゅっともする。
これってもしかしてーーーーー
「恋!?!?!?」