Pinnedじゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·21m経産省の資料を見れば一発でわかりますけど、3月は前年並み、あるいはそれ以上の資材が出荷されていたんですよね。 それなのに4月に入って急に「モノが消えた」のは、現場が「値上げするらしいから今のうちに確保しとこう」っていう、典型的な買い占めに走ったからに他ならないです。Show more117297
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024「留守中に業者が来たんです。 屋根に異常があると言われて…」 電話の向こうは、 13年前に家を建てた小島さんだった。 「どんな異常だと言われたんですか?」 小島さんの声は、 不安と戸惑いを含んでいた。 「母が写真を見せられたんです。 板金部分が剥がれかけていて、 そのままにしておくとShow more1144.9K19K7.3M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 11, 2024私が経験した 建築現場での恐怖の物語。 「近隣住民」 その言葉や行動は本当に信頼できますか? 〜〜〜 あの日、基礎工事の最中。 北側のマンションから、 不穏な影が差し始めた。 最初に現れたのは、60代の男性。 「陽当たりが悪くなる!」 声を荒げると、 そのまま立ち去っていった。Show more801.8K11K8.3M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 18, 2024「どういう経緯で転倒されたんですか?」 「現場の鉄板で、たまたま歩いていて…」 何やら話し方が不自然だ。 直感が警戒を鳴らす。 「これからお伺いしますので、 住所を教えて下さい」 私は工事担当の佐藤さんと すぐに電話の主の住所へ向かった。 現場から徒歩数分の場所にShow more391.2K7.6K6.3M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024私が経験した 悪質な訪問販売の物語 扉の向こうにいるのは、 本当に信頼できる人ですか? 〜〜〜 携帯が鳴った時、 私は施主との打合せの最中だった。 妻からの着信。 普段なら仕事中は出ないのだが、 何か胸騒ぎがして電話に出た。 「潤一郎さん...」 受話器から聞こえてきたのは、Show more581.6K7.1K3.3M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 6, 2025事故は突然だった。 正午過ぎに、自動ドア工事の作業員が 転落事故を起こしたという一報が入った。 医療機関に搬送されたとの連絡。 肋骨にヒビ。幸い命に別状はない。 現場に駆けつけると、 不自然な光景が目に入った。 脚立が1台。 本来なら2人作業のはずなのに、 なぜ1台しかないのか。Show more606946.8K6.7M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024Replying to @PapalotX全く関係のない会社。 実在する会社の名前を、 詐欺業者は無断で使用していたのだ。 その後、小島さんは すぐに警察に連絡をし、 事態は急展開を迎えることとなった。 警察の調べで判明したこと。 この詐欺グループは、 少なくとも10世帯以上を狙っていた。 突然の訪問。 不安を煽る修理の勧誘。Show more691.1K5.8K1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024Replying to @PapalotXその日から我が家には、 新しいルールができた。 知らない人にはドアを開けない。 大切な約束だ。 それは不便なことかもしれない。 でも、平穏な日常は ちょっとした油断で 崩れ去ってしまうのだと知った。 インターホン越しの声が どんなに親切そうでも、 どんなに切実そうでも。Show more565195.6K456K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 7, 2024「最近、お宅の方から悪臭がするわね」 隣の奥さんの言葉が、 山口夫人の耳に突き刺さる。 庭先での立ち話。 爽やかな風が吹くはずなのに、 空気が重く感じられた。 「え?そんな…」 山口夫人は言葉を失う。 隣の奥さんは続ける。 「下水のような臭いよ。 気づいてなかった?」Show more475305.3K6.5M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 3, 2025「ちょっと、見てください!」 私の画面に、 水道料金の請求書が表示された。 先月までは二万円程度だったものが、 今月は突然、五万円を超えている。 「蛇口は全部閉めているのに、 水道メーターが止まらないんです」 受話器越しの伊藤夫人の声が、 不安と焦りで震えていた。Show more604634.7K3.7M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 11, 2024Replying to @PapalotX私は被害届の提出を強く勧めた。 「このままでは、同じような被害が 繰り返される可能性があります」 しかし、施主の目には 明らかな恐怖が宿っていた。 「報復が怖いんです…」 それでも、私の説得により、 施主はようやく被害届を 提出する決意を固めた。 数日後、ついに男が逮捕された。Show more534273.7K1.1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 14, 2024「救急車を呼んでください!誰か、早く!」 現場担当の佐藤さんの悲鳴が、 建設現場の静寂を切り裂いた。 高さ6メートルの屋根から、 大工の高橋さんが真っ逆さまに落下。 ドンッ! — 鈍い衝撃音が現場に響き渡り、 続いて聞こえたのは高橋さんの苦悶の呻き声。 その場にいた全員が凍りつき、Show more344013.1K2.4M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 3, 2025Replying to @PapalotX夕暮れの柔らかな光の中、 全ての作業を終えて頭を下げると、 伊藤さまから 思いがけない言葉が返ってきた。 「こちらこそ、申し訳ありません。 安さに目を奪われ、 大切なことを見失っていました」 その声には、 もう非難の影は 微塵も残っていなかった。 その夜遅く、 佐藤さんからメールが届く。Show more481413.1K496K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 18, 2024Replying to @PapalotX「詳しく話してくれ」 佐藤さんの声に、鋭さが宿る。 若い作業員は、恐る恐る話し始めた。 「報酬は1万円。 ただ現場の前で転んだふりをするだけ…」 私たちは、言葉を失った。 明らかな詐欺の手口。 数日後。 私たちは警察署で事情聴取を終えていた。 「男は、同様の詐欺でShow more223152.6K875K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024Replying to @PapalotX「名刺は置いていきませんでしたか?」 小島さんは首を傾げる。 「名刺はありませんが、 見積書に青葉瓦店の名前と 携帯番号が記載されています」 即座にネット検索を行う。 青葉瓦店のホームページ。 一見、まともな業者に見える。 ウェブサイトは洗練されており、 信頼性を感じさせる。Show more53842.4K922K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024Replying to @PapalotX相手の声に、 明らかな動揺が感じられた。 「え、えっと…」 業者の言葉が、不自然に途切れる。 私は、さらに追い込む。 「ちょっと不自然じゃないですか?」 一瞬の沈黒。 「失礼ですが、 私は小島さんの息子ではありません。 私は小島家を担当した建築士です」 声のトーンを一気に変える。Show more43902.3K1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024Replying to @PapalotX私は瞬時に判断した。 「小島さんになりすまします」 声のトーンを若干高めに調整する。 「もしもし、小島です。 昨日留守中に母が屋根工事の件で…」 業者の声が、 やや強引な調子で返ってくる。 「昨日お伺いした屋根の件、 早く対応しないと 大変なことになりますよ。Show more43322.2K1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 7, 2024Replying to @PapalotX【浄化槽のブロワーとは】 魚が健康に生きていくためには、エアポンプは水中に空気を送り込み、酸素を供給することで水質を保ちます。 同じように、浄化槽のブロワーは槽内に空気を送り込み、微生物(バクテリア)に酸素を供給します。Show more473242.2K795K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 16, 2024Replying to @PapalotX業者たちは、 あっという間に屋根に登り、 勝手に点検を開始。 降りてきてからは、 恐怖を煽るような説明。 「テープで応急処置した 写真を見せられて、 落ちていたという釘も見せられました」 男性たちは緊急性を強調した。 「今週なら現場が空いているから、 特別安く施工できる」Show more13372.1K967K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 6, 2025Replying to @PapalotX事故から一週間が経った。 被災者の容態は安定し、リハビリに入ったという。 しかし、私の机上の書類は減らない。 労働基準監督署への報告書 施主への経過報告書 安全対策改善計画書 作業手順書の改訂案 一方で現場では、 佐藤さんが工期の遅れを最小限に抑えながら、Show more51902.1K609K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Aug 25, 2024「リンリンリン」 電話が鳴り、 受話器を取ると、 少し慌てた様子の 女性の声が聞こえた。 「あの、潤一郎さん。 田中です。突然なんですが...」 先週入居したばかりの 田中さんの奥様だった。 背景で子供の声がする。 「家の電気が急に消えてしまって... ブレーカーが落ちたみたいなんです」Show more1031042K5.4M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 7, 2024Replying to @PapalotX「私たちの説明不足もありました」 私も頭を下げる。 私はそっと、コンセントを差し込む。 小さな音と共に、ブロアーが動き出す。 「これで大丈夫です」 佐藤さんが車に戻り、 小さな容器を持って戻ってくる。 「念のため、これも入れておきましょう」 私は続けた、Show more24772K1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Nov 25, 2024その日の夕方、 事務所で書類整理をしていると、 電話が鳴った。 工事中の竹内様からだった。 「今日の解体工事の後、 納屋の基礎にひびが入っている のを見つけたんです。 これ、解体の振動で ひびが入ったんじゃないですか?」 竹内様の声には、 抑えきれない動揺が滲んでいた。Show more111151.7K3.5M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024Replying to @PapalotX私は咄嗟に妻と息子を 室内に押し込んだ。 二十代後半だろうか。 整った身なりの若い男。 しかし、どこか危うい空気が漂う。 「この地域の水質調査を 任されているものですが」 「任された?誰に?」 建築士として培った経験が、 即座に違和感を察知していた。 行政がこんな形でShow more31561.7K482K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 7, 2025「現場の鉄筋が、 みんな錆びているんです!」 携帯越しの山本さんの声には、 明らかな動揺が混じっていた。 私は意図的に落ち着いた声で返した。 「今日の午前中に、 建設住宅性能評価の検査員による 配筋検査が予定されています」 「え?検査...があるんですか?」 突然の情報に、Show more261431.6K1.5M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024Replying to @PapalotX「いえ、営業担当でして...」 「会社の方針で...」 男の声のトーンが明らかに変わり、 顔色も青ざめていく。 「では、御社の技術者の方と 直接お話させていただけますか?」 「あ、いえ、グループで 回っているものですから...」 言い訳じみた言葉が続く。 「他のメンバーが改めて...」Show more31571.5K494K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Nov 26, 2024「タイルは耐熱性があるって、 設計の時に説明されましたよね...」 新築から2ヶ月。 ゴールデンウィークの翌朝、 突然の電話で現場に 駆けつけた私の目の前には、 信じられない光景が広がっていた。 敷瓦をイメージした 和モダン調のテラスタイルに まるで蜘蛛の巣のような 放射状のヒビ。Show more231731.5K2.4M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024Replying to @PapalotXその瞬間、私は心に決めた。 このまま追い詰めたところで、 新たな問題を引き起こすだけかもしれない。 「ここに二度と来ないと 約束してくれますか」 毅然とした声で告げる。 しかし、その口調には わずかな妥協の余地を残した。 男は一瞬、 驚いたような表情を浮かべる。Show more51511.5K494K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 11, 2024Replying to @PapalotX「近隣住民から相談を受けた」 そう言いながら、 話がしたいと私を後部座席に乗せた。 ドアが閉まり、車内に緊張が満ちる。 男は片手にタバコをふかしながら、 「近隣住民に迷惑をかけるのが、お前らの仕事か」 と冷酷に問いかける。 ドアノブに手をかけるが、 ドアは開かない。Show more41281.4K1M
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 4, 2024Replying to @PapalotX「申し訳ありません。 家に緊急事態が...」 私は即座に現場を後にした。 普段は空いているはずの環状線が、 この日に限って異常な渋滞だった。 そんな中、また携帯が鳴った。 ハンドルを握りながら受話器を取る。 「まだ?...早く来て...お願い...」 前回よりさらに 震えの強くなった妻の声。Show more31461.4K404K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Dec 14, 2024Replying to @PapalotX私の胸には、 失望と怒りが渦巻いていた。 高橋さんの無謀な行動は、 彼自身だけでなく、 家族の思いすらも踏みにじっていたのだ。 私は深く息を吸い、感情を抑えて言った。 「高橋さん、 あなたは一人で働いてるわけじゃない。 家族や仲間、支えてくれる人たちがいる。Show more401091.4K258K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·May 31, 2025「現場では絶対に禁煙でお願いします」 施主から強く要望された。 「分かりました。徹底いたします」 作業員全員に現場敷地内での 喫煙を完全に禁止した。 作業員たちは休憩時になると、 近くのコンビニまで歩いて行く。 コーヒーを買い、 喫煙所でタバコを吸って戻ってくる。Show more241101.3K140K
じゅんいちろう|物語る建築士@PapalotX·Jan 1, 2025「洗面室が匂うんです」 その一言で、 私の週末は台無しになった。 先月引渡した山本様からの連絡だ。 新築の家なのに、なぜ? 現場に向かう車の中で、 私は眉間にしわを寄せた。 到着すると、 山本夫妻が待っていた。 奥さんの表情が曇っている。 「お待たせしました」 私は丁寧に挨拶をした。Show more18411.3K5.9M