護衛艦かが、米軍岩国基地に初寄港へ 市は母港化、定期入港を懸念
ステルス戦闘機F35Bの搭載が可能な海上自衛隊の護衛艦「かが」が6月1~4日、山口県岩国市の米軍岩国基地へ初めて寄港する。防衛省中国四国防衛局が18日、同市へ通知した。 同防衛局はこれに伴う同基地でのF35Bの訓練は想定していないとするが、市は「空母機能を持つかがは通常の護衛艦とは違う。寄港は認めるが、基地機能の強化となる母港化や定期的な寄港地にすることは認められない」としている。 市によると、かがの寄港は、米空母と航空機を相互運用する「クロスデッキ」などの戦術訓練をするのに必要なF35B関連の機材を米軍岩国基地が保有し、同基地の港湾も、かがの寄港が可能な施設であるためだという。 市の照会に対し、同防衛局は「寄港期間中、F35Bの発着艦は実施しない」としている。戦術訓練の実施場所については「回答を差し控える」としているが、現時点では、訓練終了後に再びかがが岩国基地へ寄港する予定はないという。(森川愛彦)
朝日新聞社