「談笑ダメ、行動は複数」 なでしこジャパンと対決 北朝鮮代表とは
パリ五輪出場権をかけて、サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)が28日午後6時半から、国立競技場で北朝鮮と対戦する。
北朝鮮代表が来日するのは2017年12月以来。この日の日本代表との試合の前売り券が発売されると、すぐに北朝鮮に割り当てられた3千枚が売り切れた。
北朝鮮代表の選手らを乗せたバスは、同日午後5時前に国立競技場に入った。マスクを着用した選手が多く表情をうかがい知ることはできなかった。
入場口付近には北朝鮮のチームカラーとされる赤のシャツを着込んだサポーターらが集結。アウェー側の一角は真っ赤に染まり、「勝て 朝鮮!」「共和国の威容をとどろかそう!」と書かれた横断幕が掲げられ、場内放送で北朝鮮の選手が紹介されるたびに大歓声が上がった。
防衛相直轄の自衛隊情報保全隊員だった安全保障ジャーナリストの吉永ケンジ氏は、前回に北朝鮮の代表チームが来日した17年当時、選手やチーム関係者の動きを追う任務に就いていた。来日した北朝鮮チーム関係者は「日本人や韓国人と談笑しない」「行動は複数で」などのルールを課せられているという。
今回の日本代表との試合で北朝鮮に割り当てられた3千枚がすぐに売り切れたことについて、吉永氏は「総連がまとめて買い上げ、各地域や職場を対象に販売するのです。日本側としても試合での不測の事態を避けたいので、こうした動きを認めてきました」と語る。
総連は28日の試合に向けてホームページに「朝鮮サッカーを同胞みんなで熱狂的に応援しよう」とする広告とメッセージを掲載し、「同胞応援団席」のチケット購入方法についても案内している。
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