北海道から福岡に通って育てる“絶品野菜” 生産者の情熱と町の人々の温かい支援
■驚きの生活「阿部ハウス」
月に1〜2回、北海道と上毛町を往復して農作業を行う阿部さん。 上毛町に滞在する際の住まいは、なんと畑に建てられたビニールハウス、その名も「阿部ハウス」。 中にはテントがはられ、冷蔵庫や電子レンジ、ソファまで完備されています。 これらの生活用品は、ほとんどが町の人々から譲り受けたものだそうです。 阿部さんは「上毛町の人に支えられています」と話します。
■甘さの秘密は
阿部さんが作るカボチャは、なぜそれほどまでに甘いのでしょうか。 阿部さんは、カボチャの美味しさを一年中楽しめるようにと、北海道産の完熟カボチャを丸ごと使ったプディング「村長のひとりじめ」を開発しました。 試食した原さんは、その濃厚な甘さとなめらかさを大絶賛! 今後は上毛町産でも製品化を目指しているといいます。 その甘さの秘密は、収穫後にカボチャを「寝かせる(追熟する)」ことだそうです。 もともとデンプン質が多く甘いカボチャですが、収穫後に高い温度の場所で寝かせることで、デンプン質が糖質に変化し、さらに甘みが増すということです。 その糖度は、出荷前の8度くらいから、追熟後にはなんと倍の16度以上に。 完熟メロン並みの甘さだといいます。 上毛町でも17人の農家がカボチャ作りをスタート。 「上毛町といえばカボチャ」と言われる日も近いのかもしれません。