未知の物質に曝露した救急隊員 ニューメキシコ州で3人死亡
マウンティンエア、ニューメキシコ州、5月21日 (AP) ー 米南西部ニューメキシコ州当局によると、同州中部の住宅で薬物過剰摂取の疑いがあるとの通報を受けた救急隊員が現場に駆けつけた際、正体不明の物質に曝露した可能性があり、20日に3人が死亡、10人以上の救急隊員が隔離され、健康状態の検査を受けた。 ニューメキシコ州警察によると、アルバカーキ東部の住宅内で意識不明の状態で発見された4人のうち3人が死亡。4人目はアルバカーキの病院で治療を受けている。 当局によると、対応中に救急隊員らがその物質にさらされ、吐き気やめまいなどの症状が出始めたという。 ニューメキシコ大学病院の当局者は、未知の物質にさらされた23人の患者が病院に搬送された後、検査と除染を受けたことを確認した。その大半は救急隊員で、症状は見られず、後に退院した。 病院によると、10日夕方時点で、医療チームは症状のある3人の患者を監視し続けていた。 ニューメキシコ州警察によると、救急隊員2人の容体は深刻だという。 マウンテンエア市の市長はソーシャルメディアの投稿で、最初に住宅に入ったマウンテンエア救急隊の隊長が、経過観察のため一晩入院したと述べた。 また、症状が出た関係者の中には、現場で関係者と接触したトーランス郡の救急救命士やニューメキシコ大学病院の看護師も含まれていたと、同市長は述べた。市長はさらに、公共事業担当の職員が、健康上の問題は一酸化炭素や天然ガスへの曝露とは無関係であることを確認したと付け加えた。 アルバカーキ東部の農村地域であるマウンティンエアの現場では、アルバカーキ消防救助隊の危険物処理チームが、関与した物質の特定作業を支援していた。 「現時点では、捜査当局は当該物質が接触によって伝染する可能性があるとみており、空気感染するものではないと考えている」と警察関係者は述べた。 19日の午後遅く、複数の機関の法執行官が現場に残る中、3人の遺体が担架に乗せられ、白いバンに積み込まれて運び出された。 捜査は継続中だが、警察関係者は、死亡の原因として薬物が関与している可能性を示す兆候があると述べた。また、一般市民への脅威はないと付け加えた。 しかし、住民らはソーシャルメディア上で、地域や他地域における薬物使用に対する懸念を表明している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)