マジで言ってるんでしょうか…
出版社の編集が書き手を育てないなんて意見が、TLに跋扈していますが、ちょっと聞いてみたい。
①書き手を「育てよう」と思っている編集がいたら挙手
②逆に編集に「育てられたい」と思っている書き手がいたら挙手
…いるんでしょうか?
①で手を挙げた方、失礼だけどすっげぇおこがましいと思います。
(一部にはいるでしょうね。また、かつては漫画の編集さんに多くいたでしょう)
②で手を挙げた方、申し訳ないけど商業出版はあきらめたほうがイイと思います。
出版は編集・書き手双方にとってビジネスですよ?
ある程度まですでに「完成」していて、かつ「出版社に利益をもたらすと想定」される書き手だからこそ、編集はビジネスパートナーに選ぶのであって(実際にはこれを見誤るケースが多いわけですが)、「育てる」なんて考えちゃいませんよ。
少なくとも私はそうです。
編集が腐心するのは、書き手と読者の間に「橋を渡す」ことだと思います。
書き手は尖っていて、偏り、さらに自信過剰。
それこそが最大の長所だけど、そのまま活字にしては独りよがりに陥りやすい。
だから「自分だけを見ないで読者のほうも向いてください」と助言し、修正を提案し、完成までに繰り返し意思疎通を図る。
それを「育てる」というなら、そうかもしれないが、編集にとっては当たり前の仕事をしているに過ぎず、育成なんて特別意識はないですよね。
半面、この当たり前の仕事が書き手には不快で、イラつき、頭に来る…覚えありますよね?
偉そうに「育てよう」なんて思いからシテいるわけじゃありません。
読者に渡す「商品」に仕上げるよう、調整しているんです。
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編集と書き手は、共に本という「商品」を制作し、読者に買ってもらうための共同作業者です。
ところが、この関係を維持しても本が売れるとは限らない。
結果が出ないケースが多い。
それで書き手たちが「おまえ(編集)が悪い」と言い張っているのが、「育てない議論」の本質に見えます。
しかし、共同作業を経る以外に商業出版が成立する方法を、私は知りません。
一方で共同作業がイヤなら、Kindleでもzineでも、自分たちで好きに書いたらイイと思うんですね。
共同で作るか、自分らでヤリたいように作るか選べばイイだけの話を、「いや悪いのはそっちだろ」と強弁するなんて、不毛なことこの上ないですよね。
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