中ロイラン、米のベネズエラ攻撃を批判 「主権侵害」
中国やロシア、イランは米国によるベネズエラへの攻撃を一斉に批判した。「国家主権の侵害だ」などと訴えた。西側諸国はロシアのウクライナ侵略を非難してきた。今回の攻撃は強権主義国家が西側の「ダブルスタンダード(二重基準)」を責める口実となりかねない。
中国外務省は4日、米国がベネズエラのマドゥロ大統領と妻を拘束して強制的に米国に移送したことに深刻な懸念を表明し、マドゥロ夫妻の即時解放を求めた。
中国外...
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(更新)- 広瀬陽子慶応義塾大学総合政策学部 教授ひとこと解説
米国の攻撃に対し、中・露・イランが「主権侵害」「国際法違反」と声高に非難する姿は、自らの行為を全く顧みない厚かましさの典型だ。ウクライナ侵略や周辺国への威圧、代理勢力を通じた武力行使を常態化させてきた中露が、規範を道具として利用しているに過ぎない。 一方で深刻なのは、西側の反応が一枚岩ではなく、事実上の容認や沈黙が広がっている点だ。欧州中核国や国連が「法的に複雑」「危険な前例」と懸念を示す一方、価値論を優先する国も少なくない。この構図は、今後中露が西側の「前例」を持ち出して自らの軍事行動を正当化する可能性を危惧させる。 敵の偽善だけでなく、味方の例外主義が国際秩序を蝕む現実にも注視すべきだ。
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