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政治とかもうどうでもいい疲れた

ほんまに疲れた。
2026年の2月から、あるいは2025年の10月から、あるいは2023年、あるいは2022年。あるいは、あるいは

毎日政治のことを考えている。
世界はあまりにも不安定で、給料は一向に上がらず物価は青天井で苦しみ続けている中、日本は改憲・軍拡に前のめりだ。
誰かと笑っていても美味しいものを食べていても景色の良い居場所に出掛けたり美しいものに心を打たれているその瞬間も、足元は常に不快にぬかるんでいる。次の一歩で深く底に沈んで二度と浮かんでこれないのではないかと思う。
すがるように「万事順調、これで大丈夫!」といった情報を探しては安心した直後に圧倒的大丈夫ではない現実に打ちのめされる。

毎日政治の話をしている。
SNSでも日常でも。
長年オタクアカウントとして運営しているのでフォロワーからしたら“そっち系になった”“変わってしまった”と思われるかもしれない。日常で不安に苛まれ情報収集や備蓄をしていると「そんなに生き急がなくていよ」と心配されてしまった。
自分でもおかしくなったと思う。鳴り止まない非常事態のサイレンの中でどうすればおかしくならずに生きていけるのか。

以前は悩みの中心はいつだって自分だった。自分の仕事、健康、趣味、人間関係、ライフプランがトップニュースだ。あとは好きなものや日常の話をしてたまに対岸の火事に心を痛めていれば良いとしていた。
今はもうこちらの岸に炎は燃え移りすぐ近くまで火の手が迫っている。目の前でモノが、生活が、人間が燃えている。私の指先もチリチリと熱くなっている。
本当はずっと前から対岸の火事なんかではなくて、ここ日本でも炎は吹き上がっていたのかもしれない。私が気付くのが遅すぎただけで。

でももう疲れた。
毎日最悪のニュースが届く。最悪の法案。最悪の閣議決定。
政治のことを毎日考えて、話して、デモに行くようになって何か変わったか?
何も変わらないのだ。
戦争に、物価高に、排外主義に生活が脅かされた人々が立ち上がった。ある日は10万人近くのデモが全国的に起きたがテレビをつけると驚くほど平和な日常、若者に流行の○○、既に終わった事件のプライベートに立ち入ってまで何度も繰り返される詳細__。
政治はその中のワントピックに過ぎない。どうやら石油は足りているとのことだ。モノクロになったポテトチップスはどこか笑い話として流れ、物価高にはおすすめの豚こまレシピを紹介される。テレビではほとんどデモのデの字も報道されない。

SNSではありがたいことに政治に関心のある方からは反応や応援をいただいたり、ありがたくないことに関心のない方からは強い言葉を貰ったりする。それが日常として続いている。

正直疲れた。
インターネットの中にいると本当か嘘かわからない情報が溢れ、いわゆる右翼と左翼に二分された人々が見下し攻撃し合い、真面目に政治を調べ考え声を上げた人すら巻き込まれ心を折られている。
戦争反対の一言で馬鹿にされ罵られる。デモに集まれば熱狂していると冷笑される。そういう世界なのだ、ここは。

毎日働いて家事に追われて誰かの世話を焼くだけでクタクタで趣味にまで手が回らない日も多い。
どんなに頑張っても代わり映えもなくしんどいだけの政治に関心なんて持ちたくないし発信もしたくない。デモなんかこりごりだ。むしろこれ以上苦しくなるのであれば今を精一杯楽しんで生きるのが正解ではないか。

そんなうちらの決起集会会場がここ!

とりあえず、握手。お疲れ様です。
わかんの本当に嫌になっちゃうよね。好きなことがあって好きな人がいて学ぶ機会や働く場所もある。なのに全然ハッピーじゃないなんてことあるんだね。マジでビビる。ほんで何が都構想やねん舐めんなて。 

長期戦の心構え

どうやら民主主義が失われつつある国に市民の声を届けたり政治を動かすというのは一発逆転のスカッとナラティブではなく、年単位の、文字通り命懸けの長期戦ということを韓国やハンガリーの先輩方を通して知った。
先輩達は私が折れた心の何百倍も心を折られ、そして何百回も立ち上がっているのだ。
うちらには時間がない、時間はマジでないがここで焦ってくだらない争いに巻き込まれて何もかも嫌になって燃え尽きたうちらに喜んで土をかぶせる人がいることを忘れてはいけない。

ここからはチーム戦

私は政治に対しては全員立場が違うのであくまで個人戦であるという考えだ。これはお前は一人だ!ということではなく例えば映画館に一人で行こうが誰かと行こうが上映が始まればそこにはスクリーンと自分の一対一しか存在せず感想も人それぞれ、みたいな話である。
某メディアはすぐにうちらを市民団体と呼ぶが見当外れも甚だしい。うちらは市民だ。
もちろんデモ参加者は主催ルールを守るのは当然だし仲間の存在は心強い。しかし強すぎる仲間意識は時にルールの厳格化や同調圧力、価値観による分断など悪い方向に働くことがある。
ジャンルが大きくなると暗黙の了解を巡る議論や学級会などムラ社会の良くないところを幾度となく体感してきたうちらにはよく知った話だ。
ここでのチーム戦とは「個々での参加を増やす(もちろん家族やお友達との参加は大歓迎である)」「個々で戦う人が孤独を感じない」ことである。長く続けていくためのストレスマネジメントはみんなでやっていく方が負担が減る。
たとえ家族や友達じゃなくても同じ苦しさや孤独を感じていること、自分が様々な理由で参加できない場所に他の誰かが立っていること、自分の存在が誰かを支えているということ、これらの実感は安心感に繋がる。
人の心を折る事に長けた政治と戦うためには人の心を折らない訓練が必要だ。
具体的かつ政治への関心度や参加度に関わらず誰でも出来ることを以下に記す。

政治への参加度を1コマ進める

ンモ~ほんまにこれしかない。おもんない上にかなりマッチョな提案で申し訳ないが、先述した通りうちらの時間は相当カツカツなので同じところで足踏みをしている場合ではないのだ。
なにも素晴らしい反戦の歌や絵を作り上げ発表し千人万人の心を動かせというわけではない。先ほど述べた通り人の心を折らず、自分が自分のために数センチ進む、それだけだ。
以前、選挙前に書いたnoteの内容とも重複するがよりステップを分けてうちらの歩みが止まらないようにやっていく。

1.政治的な発信をしないパターン

オフラインの繋がりが多く政治的な発信をしようものなら村八分に合う、仕事の繋がりがあり政治的な発信をしようものなら職を失いかねない、一度うっかり政治的な発信をして大量に石を投げられトラウマがある、自信がなくて発信出来ない、アカ分けを徹底している、政府に意見の投書や署名にサインはしているが発信はしないスタンス、ガチで関心がない…人が政治的な発信をしない理由は様々である。
関心がないと言ってる人は給料に見合ってない生活費をやりくりしながらあなたの好きなものが一つずつ機能しなくなる現状をどう思っているんだ?と問いたくはなるが、だからといって政治的な発信を強要はしない。
あなたたちがそのスタンスのまま人の心を折らないどころか背中を押すことは可能だからだ。

政治的な発信にいいねをする

自分が政治的な発信をするようになり、このステップの大きさを噛み締めている。貰った方は励みになるしシンプルに声の切実さが可視化されチームの推進力も上がる。バズるバズらないという価値観は好きではないがバズった方が政治的な関心の薄い層までリーチ出来るのは事実だ。
また普段政治的な発信をしていない相互フォロワーが押すいいねを受け取った側は想像以上の心強さや連帯感を抱く。そもそも政治的な発信をしているオタクは自己のアカウントでこんな野暮な話を…と後ろめたい気持ちを抱いてる場合が多い。親しかったフォロワーとも交流が減りミュートされた可能性も捨てきれない。孤独で人の心は簡単に折れる。そんな時に貰ったいいねのパワーは計り知れない。いいねをくれ。誰からも見えないし(そこはイーロンありがとう)減るもんじゃないだろ。
もちろん普段から政治的な発信をしてる人同士もガンガンにいいねを送り合いたい。うちらのいいねは絶望の中で一人分の明かりを灯すことが出来る。

記事をクリックしてみる

TLやおすすめ欄に気になる見出しのニュースが流れてきて思わず反応した経験はないだろうか。あれ、出来れば記事のアドレスまでクリックすることって可能?
アクセス数は市民の関心度として数値化され世相に反映されやすくなる。クリックするだけじゃなく中身も読めばよりベターだ。
案外見出しのタイトルが煽りっぽいだけで内容はまた別、ということも多いので中身は確認した方が良い。必要性が高いものはそのままRPしてくれると助かる。

2.肩慣らしが済んだところで

いいねと記事読みが終わった頃には既にあなたは少なくとも確実に数名の心を守り社会に影響を与え前進している。ノーベル賞を貰ってもいいくらいだ。
次は図書館で喋る時の声のボリュームでNOを発信していただけるとありがたい(私が)(心細いので)

リポストをしてみる

誰かに知ってほしいニュースを廊下や掲示板に貼り付けてみる。賛同や共感をした誰かの言葉を笹舟に乗せてそっと川に浮かべてみる。あなたの発信で初めてそのニュースを知る人や、言葉に共鳴し救われる人もいるだろう。初めこそ勇気がいるが後はもう連絡網を回すように自動的に🔃ボタンを押せば良い。同じクラスで前の席のあなたが渡したプリントを受け取るのはいつだって少し楽しみなのだ。

ライト胸中ぶっちゃけギャルになる

オタクはギャルという単語に夢見がちなだけなのでギャルにはならなくていい。
ところでうちらがTwitterで本音を吐けなくなったのはいつからだったか。優しいフォロワーさん達との心温まるやり取りのなかで余計な心配をかけるうな発言は控えるくせがついた。
しかし今は非常事態である。そんな大和撫子をやらせてもろている場合ではない。
別に理路整然と政権批判をしたりフォロワー全員を納得させるための簡潔かつ的を得て気の利いた発言をする必要はない。
・いつも買ってるヨーグルトまた値上がりしてた😭
・ゴミ袋コーナー売り切れ多っ!
・この秋って同人誌出せるのか?
・この不況で転職する方がヤバいのか?
・戦争がマジで嫌
・世界情勢とか考えたら色々怖すぎるけど言葉にしたら現実加速しそうで言えない。。
なんでもいいが取り繕わない方が好ましい。知らないことをわざわざ言う必要はないし、なんならこの機会に調べてみてもいい。
しかしまずは自分が多少なり不安であるという言葉を自分が聞いてあげる必要がある。
その正直な吐露が図らずとも誰かの心に届き、気づいた時には自分が誰かの救いとなっている。てかうちを助けてください。

3.暗闇に慣れてきたのはうちらが光ってるから

もう面構えが違う。あなたは「いや不安なだけだし」と笑うがもう既に何人もの人を救ってしまっている。それでもあなたはうちらを置いてどこかへ去ってしまう。そう、次のステージが呼んでいるから。

少し意見をしてみる

1~2で述べたニュースや日常の危機は毎日のように届く。だる。もういらんて。
もはや慣れた手つきでRPするとふと疑問がかすめる。今日のうちらはそれを呟くのをやめない。
・ナフサ足りてるんじゃなかった?
・目詰まりて😭供給不安定で製造回せるよう在庫確保しただけで悪者扱い😭
・なんで裁かれないの?
・てか外交して~😭
勇気いるよなぁわかんの。長年やってるTwitterでそこまでリスク払う価値ないよなって。
でも転んで痛い時に我慢して歯を食い縛ってた結果誰にも気付いて貰えず不機嫌になった幼少時代を経てうちらの大察してちゃん時代は幕を閉じたの。言って全部!いつも聞いてるから!

街に出る

24時間あったら30時間Twitterしてるうちらもそろそろ扉を開けるべき。書もスマホも持って出たらいい。
待ち合わせた家族や友人と物価の話や不安を話してもいいし一人でデモに行ってもいい。誰かと行ってもいい。
実はこの状況に不安を抱いている人は身近にもかなりいる、という事実はインターネット引きこもり内向ヒューマンは忘れがちで油断すると「こんな大変なのにみんな危機感ゼロ!信じられない!」と排他や見下しが顔を出すので自覚的な換気が必要である。

なんとなくデモに行こう

ここまで来ても心理的抵抗が勝る。わかんの。怖い、思想強そう、勧誘とかあったら、知り合いに見られたら…。しかしこの未知に対する恐怖を払拭するためには実際にデモに足を運ぶしかない。
・ただ見てみる
最近はありがたいことにデモカレンダーという便利なサイトがあり日時や場所、詳細まで見ることが出来る。別に参加しなくてもいい、まずは近くに行ってみて主張を聞いてみたり自分と似た雰囲気の人を探すのもいい。
・エールを送る
これは呟きにいいねをするのに似ている。通りすがりのデモ(特にスタンディングなど静かで小規模なもの)に連帯の意を示すため、会釈をしたりお疲れ様ですと挨拶をするだけでいい。通りすがりの人の冷ややかな目というのは結構つらいものなのでこれだけで大きなエールとなる。ドデカ三三七拍子やダル絡みは必要ない。
・参加してみる
私はデモと言えばフラッグやプラカードを持って大きな声で街を歩くイメージがあったのだが、実際に参加してみると最近のデモは多種多様であらゆる人があらゆる形で参加出来る工夫がされている。
コール、フラッグ、スタンディング、ペンライトにプラカード、ピクニック、読書スタイル…そこにただいるだけの人もいる。途中参加や退場も基本的に自由なことが多いので天候やプライバシーを気にしつつ自分に合った参加スタイルが可能だ。
もちろんインターネットデモ悪口あるあるのように有償なことは一切ないため出費や労力が痛いのは事実だが、実際に参加してみるとたとえ一人でも一人ではないことが身に染みると思う。
熱狂ではなく切実で、悲壮感に飲み込まれないようなんとか立ち上がり集まった人達。うちらはみんなつらくて苦しくてそれでも何一つ諦めていない。

いつも通りの日常を送ることが抵抗か

この苦しい状況において上記見出しのフレーズを時折聞く。どんなに苦しくともささいな楽しみを見出だし笑って生きる強さが武器になるという考え方だ。
お言葉であるが強さという点で間違ってはいないものの用途を致命的に間違っている。これは失恋した時とかにやるやつだ。幸せになるのが一番の復讐的なアレである。
しかしこの非常時に失恋的対応をすると政府から見たら「こちら、異常なしです」と言っている用にしか映らない。というかそもそも見えない。見えたところでせいぜい数字としての存在だ。
日常を見失なわないことと壊される日常を無抵抗で享受するのは似ているようでかなり違う。豚こま肉はおいしいから食べるのであって節約のために食べるのではない。

うちらは気高く不屈の魂を持っていて、その美しいマインドで日常をいくらでも彩ることが出来る。しかしそれは土台として平和やインフラ、衣食住の保証があった上での話だ。それらは先人の先輩方が必死に勝ち取った権利であり、その権利の上に胡座をかいて生活しているうちらへ渡されたバトンでもある。決して手放してはいけない。

昨日までの話はもう終わり

新しい行動には必ず前夜がある。こと趣味の場で、日常の場で、街頭で、国会前で政治の声を上げるのは大半がアゲなきっかけではない。なんとなくで出来ることではない。
その度に「そう、昨日までは」というナレーションを入れて前に進もうとしない自分を過去にした。
「政治の話とか1ミリも興味なかった…そう、昨日までは」「怖くてRPをタップ出来ない…そう、昨日までは」「自分の言葉では不安を訴えられない…そう、昨日までは」「デモに行けない………そう、昨日までは」
もう昨日までのうちらを誰も覚えていない。変わってしまったのではなく変わらない日常を取り戻すために変わったのだ。

ここまでこのロングロング文章を読んでくださって本当にありがとうございます。そのことが既に私を支え再び立つ力になっています。揺らいでいる頼りないうちもいつかはうちらを救う明日の羽になれたらいいな。
それでは決起集会お疲れ様でした。また二次会会場でお会いしましょう。

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もうね、ほんとにちょっと心折れかけて、マジで疲れたぁ。もう政治のことなんていっさい私には関係ないって顔して生きていければどんなに楽だろう…とここ数日おもっておりました。 これ読んで、ちょっと心が復活できた!(単純w) 自分がやっていること(引用リツイートとか気になった記事を張り付…

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ぷりすけ

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