いくつもの困難を乗り越え 「元町通」150年で式典・知事ら出席

20240521元町150式典

【神戸経済ニュース】神戸市中央区の元町駅付近から神戸駅付近まで1.2キロメートルある商店街の5つの振興組合で構成する神戸元町商店街連合会は20日、「元町通」の地名ができてから同日で150年を迎えたのを記念した式典を開催した。斎藤元彦知事ら招待客約100人と、商店主ら商店会組合員の約100人が集まり、会食して記念の日を祝った。行事の実行委員長を務めた、畑芳弘氏(はた珈琲店)は「空襲、水害、阪神淡路大震災といくつもの困難を乗り越えてこの日を迎えることができ、大変うれしく思う」とあいさつした(写真)。

 斎藤知事はあいさつで「商店街は、みんなが集う素晴らしい場所を提供できる空間」「来年は大阪・関西万博があるが、商店街もパビリオンの1つだと思う。時代の変化に合わせて長く生き延びてきた」と、元町通の地名が成立してから現在の商店街として発展したのを振り返った。続いて久元喜造神戸市長に代わって出席した今西正男副市長もあいさつし、「阪神淡路大震災の混乱の中で24時間アーケードに明かりを点し続け、市民が安全に通行できる道を提供していただいた」と語った。

 乾杯の音頭は蓮池国男氏(国際楽器)が担当。「景観規制をしていただいたことで、出典には店舗のファサード(正面からの外観)の検討会を通過していただくことが必要になった」ことが「いまの元町らしさ」につながっていると指摘した。「昔からの元町商店街の街並みを維持していこうということで、現代でもがんばっていきたい」と、老舗が連なる元町商店街の「らしさ」づくりに改めて意欲を語った。

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