「ふくしゅー」しようぜ! #75

なんかよくわかんないけど、第11回オモイカネ杯に出場決定!(大会は終わっています。結果は追追)
想定していなかったので、ちょっと困惑気味。
本戦出場12名のなかで、第1回からエントリーしつづけているのは自分だけらしい(?!)
「ふくしゅー」し続けたおかげ……?
とにかく、頑張って頑張って頑張って頑張って頑張ってまいります。
……いつかは「赤本」ならぬ「カネ本」作りたいなぁ。 (投げ銭が合計10万円くらいきたら検討してみます)

とりあえず、予選の「ふくしゅー」スタート!

予選第1問

次の①~④の野菜のうち、生産量が最も多い都道府県が北海道ではないものはどれでしょう?
①白菜
②たまねぎ
③にんじん
④ジャガイモ

答え ①

解説
ほかの3つが根菜であるのに対して、これだけ葉物はものであることから導けそう。
冬季の霜や雪は葉物野菜にとって天敵であり、ハウス栽培をしようとしても、雪の重みにハウスが耐えきれない。

以下のデータは、農林水産省が公開している統計(令和5年産 収穫量)をもとに作成しました。

① 白菜(総量 852,100㌧)
1位 茨城県 249,100㌧
2位 長野県 224,500㌧
3位 群馬県 25,700㌧
……〔中略〕
10位 北海道 18,200㌧
② 玉ねぎ(総量 1,174,000㌧)
1位 北海道 752,500㌧
2位 兵庫県 97,800㌧
3位 佐賀県 97,600㌧
③ にんじん (総量 567,000㌧)
1位 北海道 156,900㌧
2位 千葉県 111,800㌧
3位 徳島県 49,400㌧
④ じゃがいも〔ばれいしょ〕(総量 2,364,000㌧)
1位 北海道 1,916,000㌧
2位 長崎県 85,000㌧
3位 鹿児島県 83,900㌧

予選第2問

道路運送車両法における保安基準で、自動車への装着が義務付けられている「頭部後傾抑止装置」とはなんでしょう?
一般に用いられるカタカナ10文字以内の名称で答えなさい。

答え ヘッドレスト(ヘッドレストレイント)

解説
道路運送車両の保安基準」〔昭和26年運輸省令第67号〕第20条第四項及び第22条の4並びに「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」〔平成14年国土交通省告示第619号〕にて頭部後傾抑止装置として規定されている。
「ヘッドレスト」と一語で捉えられがちだが、正確には"head restraint"と二語である。〔restraintに抑制するもの、拘束するもの等の意味がある。〕

車両同士の追突事故にあたって、急激な加速度がかかることによって起こるむち打ち症を防止するために設置される。
水害等に遭遇し、水圧で車のドアが開かないときは、ヘッドレストを取り外し、座席に刺さっていた棒の部分を窓の隙間に差し入れて手前に倒すとカンタンにガラスを割ることができる。

予選第3問

2023年7月7日に、宇宙産業の創出を主な目的として、ある特徴的な自然環境を生かした施設が日本国内にオープンしました。
実証実験の場として国内外の企業・研究者により活用が始まっているこの施設が所在する都道府県はどこでしょう?

答え 鳥取県

解説
施設の名前は「鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』」。lunarterraceのかばん語であるとともに、テラスには「照らす」の意味も込められている。
鳥取砂丘内(山陰海岸国立公園に指定されている区域外)に所在する鳥取大学乾燥地研究センター乾地研かんちけん〕の敷地内にある0.5haほどの施設である。

平成29年度から取り組みはじめた「星取県ほしとりけん」プロジェクトの一環として乾地研と東京のベンチャー企業であるアミュラポとの共同研究により令和4年度に事前調査が行われ、限定的ながらも月と似通った特性を持つエリアがあるとわかった。

現在、タイヤメーカーによる月面探査車の走行試験が行われているほか、学生向けに月面探査車の開発コンペティションが実施されている。

予選第4問

この図は、日本国内における、あるインフラ施設の場所を表しています。
(多数が集中して分かりにくい箇所は注釈を加えています)
この施設はなんでしょう?

画像

答え 海底ケーブルの陸揚げ局

解説
無線による通信が行われるようになった近年においてもなお、他の通信との干渉のしづらさや(意外にも?)遅延の少なさ、セキュリティの堅さなどの理由から海底ケーブルを用いた有線による通信は重宝されている。
従来は、実際にデータをやり取りする信号線を絶縁体、管状にした導体(外部からの電磁波の干渉を防ぐ役割がある)、被覆で取り囲んだ同軸ケーブルが用いられてきたが、光ファイバーを用いたものに切り替わりつつある。

海底ケーブルは19世紀半ばにイギリスのブレット兄弟がイギリスのドーバーとフランスのカレーを結んでの実験に成功したことで急速に発達していった。

"Submarine Cable Map"によれば、2026年2月9日現在、日本にある国際的な海底ケーブル〔日本国内で完結していないもの〕の陸揚げ局がある地点は以下の通り。(千島列島は除く。一部略)
※出題者と抽出条件が異なる可能性あり

北海道石狩いしかり
茨城県高萩たかはぎ市、北茨城きたいばらき市、ひたちなか市
千葉県鴨川かもがわ市、南房総みなみぼうそう
神奈川県三浦みうら
新潟県上越じょうえつ
愛知県豊橋とよはし
三重県志摩しま
福岡県北九州きたきゅうしゅう市、福岡市
沖縄県那覇市、糸満いとまん

予選第5問

よく知られた商標名が、次第に一般名称として使われるようになる場合があります。
では次の①~⑥のうち、商標名ではないものを全て選びなさい。
※現在は失効しているものも「商標名」に含みます
①ルーズリーフ
②エスカレーター
③絆創膏
④ヨーヨー
⑤サランラップ
⑥トランポリン

答え ①,③

解説
① ルーズリーフ
本来、"loose-leaf paper"のように形容詞として用いられ、「ばらばらで綴じられていない紙葉しようの」という意味である。
(単に「かみ」というときは、植物などの繊維を離れないようにくっつけたものを指し、「紙葉」としたときは、手ごろな大きさになっている紙の一枚一枚を指すことが多い)
19世紀の半ばごろには、紙葉にパンチで穴を開けて綴じる形式が見られるようになった。
日本では、昭和43年に「図案スケッチブック」で知られるマルマンが販売したことで普及したらしい。
なお、商標法〔昭和34年法律第127号〕第六条第二項に基づいて商標法施行令〔昭和35年政令第19号〕別表にて定められた商品及び役務えきむの区分に属するものとして、商標法施行規則〔昭和35年通商産業省令第13号〕別表にルーズリーフが示されているため商標としては認められない。

②エスカレーター
1900年に開催されたパリ万国博覧会にてアメリカの発明家シーバーガー〔Charles D. Seeberger〕がオーチス社と協力して出品した自動階段。
商標として登録はなされていたものの、他社による使用を黙認してしまったことにより1950年に一般名称であるとの判決が出ている。
ちなみに、徐々に悪化していくさまを表す「エスカレートする」"escalate"はエスカレーターから造語され、1960年代ごろには一般に用いられるようになった。

絆創膏ばんそうこう
古くは、薬効成分が含まれる膏体こうたいを熱し、皮や布に塗布して患部に載せる方法が取られてきた。しかし、粘着力が無いうえに乾燥すると膏体がひび割れてくるという欠点があった。時代が下るにつれて松脂まつやに蜜蝋みつろうなどの粘着成分が加えられるようになり、ゴムが供給されるようになると天然ゴムが混ぜられるようになった。
現在のような粘着質のテープの上に不織布製のパッドを付けたタイプ(「救急絆創膏」と呼ばれる)が生まれたのは、20世紀の前半になってからであり、アメリカのヘルスケア関連会社であるジョンソンアンドジョンソン社の社員が家族のために考案した「バンドエイド」〔BAND-AID〕が始まりとされている。
日本における救急絆創膏は、戦後になってから現在のニチバンが発売した「ニチバンQQ絆創膏」が元祖と言え、各社によってパッド部分に異なる薬効成分を染み込ませたものが販売され、そのときに名付けられたブランド名によって絆創膏を指す方言も異なっている。(例:サビオ、カットバン、リバテープ)
「絆創膏」という語の初出は不明だが、"(皮膚の損傷を伴う「きず」)をつな体"からきているものと考えられる。

ヨーヨー
2つの円盤を短めの軸でつなぎ、その軸に紐を巻き付けた遊具。
古くは、古代ギリシア時代の遺物に似たようなもので遊ぶ姿が描かれ、交易路によって世界各地に広まったと考えられている。
一方、現在のフィリピンあたりに起源があり、"yo-yo"という言葉もタガログ語に由来すると唱えられることもあるが憶測の域を出ない。
しかし、1920年代の終わりごろアメリカでヨーヨーを売り出されて大ヒットしたときの中心人物はフィリピン系の移民であった。このとき、他者によるyo-yoの語を使用することに対して制限を設けなかったことから、後年に販売の権利を承継した事業者は商標登録を認められなかった。

サランラップ
日本においては昭和35年から旭化成ホームプロダクツ(現在の社名)が販売する食品用ラップフィルム
ポリ塩化ビニリデン製となっており、従来は戦闘機や戦車の内装に防水を施したり、ゴムブーツのインソールに用いられてきた。第二次世界大戦後、アメリカで製造していたメーカーの技術者が行楽に行く際に食品を包むためにフィルム状になっていたポリ塩化ビニリデンを使ったところ、劣化が無かったことから食品への使用ができるよう用途が転換されることになった。
競合する商品として、クレハのクレラップがあり、双方ともに冷蔵庫や電子レンジの普及に伴い、売り上げが伸長していった。

トランポリン
一説には、サーカスにおける空中ブランコの下に敷かれた安全ネットがきっかけで生まれたと考えられている。また、第二次世界大戦中は、パイロットが空中感覚を養うために用いられていた。
戦後、アメリカの体操選手がスポーツとして確立すべく商品化、一大ブームとなった。全米でブームになったのと同時期に日本にも輸入され、セノー社が商標として登録、未だに権利を有している。
しかしながら、代替できる適切な語がないに等しく一般名詞としても用いられることが多い。例えば、遊戯施設内における事故の注意喚起を行う国民生活センターの文章にもセノー社が権利を有することが明記された上で「トランポリン」の語が使用されている。


……なんかった
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