~前回のあらすじ~
天安門広場の保安検査で、上着のポケットから使いさしのティッシュと半券が出てきて汗顔…
コンセプトがSFな百貨店「SKP-S」でゴージャスさと人けのなさに「これはどういうお金回りなんだろう…」とドキドキ!
5/5(4日目)
14:00
スペーシーな「SKP-S」を出る。SKP-SはSKPの別館みたいな立ち位置らしい。「これ、普通のSKPも見ときたいな」といった合意が。

歩いてすぐのSKPへ
中に入ると、割あいオーソドックスなデパートの雰囲気。SKP-Sのような火星探査メカやバグった彫刻などはなく、なんとなくエスカレーターで上階まで上がってしまう。

エスカレーターの「X」が続く
ただ、SKP-Sと違い、かなりお客さんでにぎわっている。やっぱみんなとがったオブジェよりも買い物しやすさを求めているのだろうか。
カフェ併設の本屋さんがあったので入る。

芸術系の本のほか、小説もあり、SKP-Sよりも品ぞろえが豊富だった。
さっきSKP-Sの本屋で買ったのと同じ本があった。SKPがSKP-Sを兼ねていてしまっている。

いまだに東野圭吾は面陳。『仮面遊戯』って『マスカレードゲーム』やんな…?こんなデジタルなイメージかな?
ここでは2冊購入した。

『中国門神』。門神は廟などの観音開きの扉に描かれる神の絵。

右ページにさまざまな門神が掲載されている。いまだに私は門神に弱い。

『朋友,新年進步』は、昔の大学生が送りあった年賀状を紹介する一冊。

レトロさと、日本の年賀状とは少し違うセンスにグッとくる。この本は装丁が凝っていてうれしかった。
服や雑貨を見る気持ちにならなかったので、地下の食品コーナーに行ってみる。
阪急oasisのようなスーパーがあったので、「ここでお土産買ってもええかもな」と思いながら入店。入口には「ズートピア2」の特設ブースがあった。中華圏でも人気らしい。
総菜コーナーに行くと、

火鍋の食材の計り売りや!

まばゆいばかりの寿司…!サーモンでマヨを巻いたネタが気になるなあ
奥には生鮮食品のコーナーが。店員さんが1m間隔くらいに立っていて、「何をおさがしですか!」と呼び掛けてくれる。どでかい肉、まるごとチキン、気になるものがいっぱいあるが、冷やかして店員さんの時間を奪うのも忍びなく、スイ~っと通り過ぎる。

フリスビーぐらいある魚の輪切り冷凍。
豪勢な箱にいれられた贈答用の食材もかがやいていた。

「お酒かな?」と思いきや瓶に浮かぶナマコ。「旅に最適」と書いてある。

金ピカのナマコの置物があった。ビッグウェーブに乗るナマコ。

お菓子の棚の上の方に、見るからにおめでたいやつが。
「福寿双全寿桃」というらしい。名前もおめでたさでパンパンだ。価格は約12200円。
高級品エリアで一通り「へ~」と言ったあと、スナックコーナーへ。

白い恋人があった
私は山核桃仁(こうばしいナッツ)、鳳爪(鳥の足先を煮たやつ)、そして中国限定ポッキー(ナツメや紅豆、クコなどのつぶつぶがはいったやつ)、さらに

緑豆ビールと、

緑豆豆漿(緑豆味の豆乳)

桂円水を購入。
私は外国に行くと、派手な歯ブラシを買うことをライフワークにしている。このスーパーにも歯ブラシが売ってあり、持ち手が魚の形の輸入もの子どもブラシを物色していたら、店員さんが「この歯ブラシ、6歳くらいの子にぴったりですよ」と話しかけてきた。「じゃあこれにします」とあたかも子どもがいる感じでカゴにいれた。「いえ、歯ブラシを集めているんですよ、私。」と告げることで発生するコストを切った。
どっさり買い物をし、「一旦ホテルに荷物を置こうか」と地下鉄に乗る。
大望路(1号線)→東単、東単(5号線)→劉家窯へ。
16:30ごろ
ホテルに着く。部屋で一休みすることに。

さっき購入した緑豆豆乳。
緑豆と言えば、昨日飲んだ豆汁(側溝の香りが馥郁たる)も緑豆からできている。

いただきます

ぐびぐび

うま~


豆汁を飲んだ時の顔とくらべてほしい。
南鑼鼓巷ではじめて豆汁も見たとき、私が「こんな味だったらいいな~」と想像したのは、この緑豆豆漿の味だった。みんなには緑豆豆漿を飲んで笑顔で過ごしてほしい。
もう16:00を過ぎてはいるが、ここでずっと休むのも時間がもったいない。
このホテルから遠くはない場所にある天壇に行きたい。
お疲れモードの四谷くんに頼んで、天壇に行くことに決定。
ホテルのロビーを出ると、ホテルの支配人がいた。久しぶりだ。
「焼肉どうだった?何円くらいだった?」と聞かれ、「おいしかったです。2人で200元くらいでした」と答える。
「私が日本に旅行いく時あったら色々教えてよ!」と、中国の人と少しだけでも仲良くなるとマストで言われることも言われ、「あと、これから北京に遊びに来るときはこのホテル泊まってね!これ名刺!あと高評価よろしく!」と流れるような熱い営業もしかと心で受け止めた。
劉家窯(5号線)→天壇東門で降りる。たった3駅だ。
17:00ごろ
地上に上がると、天壇の門の近くでガイドの客引きや、「古裝!」とコスプレ撮影サービスを売るお姉さんなどに盛んに声を掛けられる。こういったビジネスの人たちは観光地ではよく見るが、宛平城や天安門広場にはいなかったなと思う。

チケット売り場。もう夕方なので人がいない。

門に入ると文想アイスの看板が。え!天壇の建物の形のやつ、透明なアイスキャンディーやん!「天壇インフルエンサー激推し」と書いてある。
天壇があるエリアに入ろうとしたら、改札で止められた。「このチケットは公園の入場だけなので、あそこのチケット売り場で追加のチケットを買ってください」とのこと。
あと10分くらいでチケット売り場がしまる。やばいやばい。

じりじりと待つ。
「買えるかなー」と不安げにつぶやくと、四谷くんが「大丈夫やろ」と言う。どっちかが不安そうだと、どっちかが楽観的になる現象なだけで、特に根拠はなさそう。

なんとか買えた
改札のおばさんが「おかえり」的な感じで迎えてくれる。ただいま!

天壇があらわれた。
私の天壇のイメージは梅原龍三郎が描いたギラギラのあっつい油絵だったので、夕暮れの渋め天壇に「わっ」と面喰った。

指をささずとも注目してくれるのに、わざわざさす私。よく見ると右手も参戦している。
「両塊!両塊!」とだけ連呼しながらお菓子を売っているおばさんや、撮影サービスのカメラマンが天壇内を歩き回っている。にぎわっている。

階段をあがる

中の儀礼空間を見るため、扉の近くに大勢の人がいる

暗くてよくわからなかった。

中はこんな感じらしい

天壇の西にある建物の石段で、遠巻きに天壇を見て休む。

さっきデパートで買った、よくわからない果物のジュースを飲もう

ごくごく

・・・?
うっすいなんかの味がした。
甘い・苦いなどではなく、「なんかの味」。
売り物でこんなに薄味は初めてかもしれない。
(後で調べたら、どうやらリュウガンというフルーツの水だったらしい。いつも「龍眼」と呼ぶからわからなかった)

若い兄ちゃん2人組が、広場に仰向けの大の字になって記念撮影しようとし、警備スタッフに取り囲まれてゴリゴリに怒られていた。
欄干に座って飲食をしたりするのはいいのに、寝そべるのはダメみたいだ。特に注意書きはなかったように思うが…
四谷くんが「怒られすぎてかわいそう…」とこぼした。たしかに、兄ちゃん2人に対して警備員が5人くらいで囲んでおり、ポリスメンの手法だった。たぶんもうあの兄ちゃんは向こう2時間楽しくない。
次回、天壇公園を散歩しまくろうとする私と、疲労がまもなくピークの四谷くんと心情の乖離がうまれ…⁉ケンカ?ケンカか??
そして晩御飯は四谷くんのリクエストでマクドナルドへ!
お楽しみに…!
天安門広場の保安検査で、上着のポケットから使いさしのティッシュと半券が出てきて汗顔…
コンセプトがSFな百貨店「SKP-S」でゴージャスさと人けのなさに「これはどういうお金回りなんだろう…」とドキドキ!
5/5(4日目)
14:00
スペーシーな「SKP-S」を出る。SKP-SはSKPの別館みたいな立ち位置らしい。「これ、普通のSKPも見ときたいな」といった合意が。
歩いてすぐのSKPへ
中に入ると、割あいオーソドックスなデパートの雰囲気。SKP-Sのような火星探査メカやバグった彫刻などはなく、なんとなくエスカレーターで上階まで上がってしまう。
エスカレーターの「X」が続く
ただ、SKP-Sと違い、かなりお客さんでにぎわっている。やっぱみんなとがったオブジェよりも買い物しやすさを求めているのだろうか。
カフェ併設の本屋さんがあったので入る。
芸術系の本のほか、小説もあり、SKP-Sよりも品ぞろえが豊富だった。
さっきSKP-Sの本屋で買ったのと同じ本があった。SKPがSKP-Sを兼ねていてしまっている。
いまだに東野圭吾は面陳。『仮面遊戯』って『マスカレードゲーム』やんな…?こんなデジタルなイメージかな?
ここでは2冊購入した。
『中国門神』。門神は廟などの観音開きの扉に描かれる神の絵。
右ページにさまざまな門神が掲載されている。いまだに私は門神に弱い。
『朋友,新年進步』は、昔の大学生が送りあった年賀状を紹介する一冊。
レトロさと、日本の年賀状とは少し違うセンスにグッとくる。この本は装丁が凝っていてうれしかった。
服や雑貨を見る気持ちにならなかったので、地下の食品コーナーに行ってみる。
阪急oasisのようなスーパーがあったので、「ここでお土産買ってもええかもな」と思いながら入店。入口には「ズートピア2」の特設ブースがあった。中華圏でも人気らしい。
総菜コーナーに行くと、
火鍋の食材の計り売りや!
まばゆいばかりの寿司…!サーモンでマヨを巻いたネタが気になるなあ
奥には生鮮食品のコーナーが。店員さんが1m間隔くらいに立っていて、「何をおさがしですか!」と呼び掛けてくれる。どでかい肉、まるごとチキン、気になるものがいっぱいあるが、冷やかして店員さんの時間を奪うのも忍びなく、スイ~っと通り過ぎる。
フリスビーぐらいある魚の輪切り冷凍。
豪勢な箱にいれられた贈答用の食材もかがやいていた。
「お酒かな?」と思いきや瓶に浮かぶナマコ。「旅に最適」と書いてある。
金ピカのナマコの置物があった。ビッグウェーブに乗るナマコ。
お菓子の棚の上の方に、見るからにおめでたいやつが。
「福寿双全寿桃」というらしい。名前もおめでたさでパンパンだ。価格は約12200円。
高級品エリアで一通り「へ~」と言ったあと、スナックコーナーへ。
白い恋人があった
私は山核桃仁(こうばしいナッツ)、鳳爪(鳥の足先を煮たやつ)、そして中国限定ポッキー(ナツメや紅豆、クコなどのつぶつぶがはいったやつ)、さらに
緑豆ビールと、
緑豆豆漿(緑豆味の豆乳)
桂円水を購入。
私は外国に行くと、派手な歯ブラシを買うことをライフワークにしている。このスーパーにも歯ブラシが売ってあり、持ち手が魚の形の輸入もの子どもブラシを物色していたら、店員さんが「この歯ブラシ、6歳くらいの子にぴったりですよ」と話しかけてきた。「じゃあこれにします」とあたかも子どもがいる感じでカゴにいれた。「いえ、歯ブラシを集めているんですよ、私。」と告げることで発生するコストを切った。
どっさり買い物をし、「一旦ホテルに荷物を置こうか」と地下鉄に乗る。
大望路(1号線)→東単、東単(5号線)→劉家窯へ。
16:30ごろ
ホテルに着く。部屋で一休みすることに。
さっき購入した緑豆豆乳。
緑豆と言えば、昨日飲んだ豆汁(側溝の香りが馥郁たる)も緑豆からできている。
いただきます
ぐびぐび
うま~
豆汁を飲んだ時の顔とくらべてほしい。
南鑼鼓巷ではじめて豆汁も見たとき、私が「こんな味だったらいいな~」と想像したのは、この緑豆豆漿の味だった。みんなには緑豆豆漿を飲んで笑顔で過ごしてほしい。
もう16:00を過ぎてはいるが、ここでずっと休むのも時間がもったいない。
このホテルから遠くはない場所にある天壇に行きたい。
お疲れモードの四谷くんに頼んで、天壇に行くことに決定。
ホテルのロビーを出ると、ホテルの支配人がいた。久しぶりだ。
「焼肉どうだった?何円くらいだった?」と聞かれ、「おいしかったです。2人で200元くらいでした」と答える。
「私が日本に旅行いく時あったら色々教えてよ!」と、中国の人と少しだけでも仲良くなるとマストで言われることも言われ、「あと、これから北京に遊びに来るときはこのホテル泊まってね!これ名刺!あと高評価よろしく!」と流れるような熱い営業もしかと心で受け止めた。
劉家窯(5号線)→天壇東門で降りる。たった3駅だ。
17:00ごろ
地上に上がると、天壇の門の近くでガイドの客引きや、「古裝!」とコスプレ撮影サービスを売るお姉さんなどに盛んに声を掛けられる。こういったビジネスの人たちは観光地ではよく見るが、宛平城や天安門広場にはいなかったなと思う。
チケット売り場。もう夕方なので人がいない。
門に入ると文想アイスの看板が。え!天壇の建物の形のやつ、透明なアイスキャンディーやん!「天壇インフルエンサー激推し」と書いてある。
天壇があるエリアに入ろうとしたら、改札で止められた。「このチケットは公園の入場だけなので、あそこのチケット売り場で追加のチケットを買ってください」とのこと。
あと10分くらいでチケット売り場がしまる。やばいやばい。
じりじりと待つ。
「買えるかなー」と不安げにつぶやくと、四谷くんが「大丈夫やろ」と言う。どっちかが不安そうだと、どっちかが楽観的になる現象なだけで、特に根拠はなさそう。
なんとか買えた
改札のおばさんが「おかえり」的な感じで迎えてくれる。ただいま!
天壇があらわれた。
私の天壇のイメージは梅原龍三郎が描いたギラギラのあっつい油絵だったので、夕暮れの渋め天壇に「わっ」と面喰った。
指をささずとも注目してくれるのに、わざわざさす私。よく見ると右手も参戦している。
「両塊!両塊!」とだけ連呼しながらお菓子を売っているおばさんや、撮影サービスのカメラマンが天壇内を歩き回っている。にぎわっている。
階段をあがる
中の儀礼空間を見るため、扉の近くに大勢の人がいる
暗くてよくわからなかった。
中はこんな感じらしい
天壇の西にある建物の石段で、遠巻きに天壇を見て休む。
さっきデパートで買った、よくわからない果物のジュースを飲もう
ごくごく
・・・?
うっすいなんかの味がした。
甘い・苦いなどではなく、「なんかの味」。
売り物でこんなに薄味は初めてかもしれない。
(後で調べたら、どうやらリュウガンというフルーツの水だったらしい。いつも「龍眼」と呼ぶからわからなかった)
若い兄ちゃん2人組が、広場に仰向けの大の字になって記念撮影しようとし、警備スタッフに取り囲まれてゴリゴリに怒られていた。
欄干に座って飲食をしたりするのはいいのに、寝そべるのはダメみたいだ。特に注意書きはなかったように思うが…
四谷くんが「怒られすぎてかわいそう…」とこぼした。たしかに、兄ちゃん2人に対して警備員が5人くらいで囲んでおり、ポリスメンの手法だった。たぶんもうあの兄ちゃんは向こう2時間楽しくない。
次回、天壇公園を散歩しまくろうとする私と、疲労がまもなくピークの四谷くんと心情の乖離がうまれ…⁉ケンカ?ケンカか??
そして晩御飯は四谷くんのリクエストでマクドナルドへ!
お楽しみに…!
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