【推定誤診】22歳なのに肝臓が悪いそうです【言いがかり】
会社の健康診断を受けた。
別に受けたくはなかったが、これは受けざるを得ない。
私は大学生の頃から、健康診断を信じていない。
健康診断は、嘘だ。
私はコンタクトレンズをしていて、それでようやく視力が1.0という感じだが、なぜか大学の健康診断では視力1.5と診断された。
知人に話すと、知人も1.5と診断されたようだ。
まわりに何人もそういう奴がいた。
これはおかしい。
健康診断は、いい加減だ。真面目にやっていない。
みんな1.5という明らかにおかしい結果であったが、別に誰も視力検査の再検査を求めたりとか、そういうことはしなかった。
自分の視界がよく見えると自分で感じられればそれでよく、検査で1.0だとか1.5だとか言われても、どうでもいい。
そういう数値は、コンタクトを買うときに医者とかコンタクト屋が気にするだけのことで、そもそも健康診断の項目に入っていることがおかしい。
自分で目が悪くなったなと思ったら自分で眼鏡屋に行き、そこでそのとき視力を測れば良い。
そもそも不要な項目である上に、検査結果も間違っているのだから、もうどうしようもない。
このように健康診断を信じていない私だが、会社の健康診断を受けることになった。
受けてみると、大学の頃よりなんだか項目が多い。
血液検査とか、寝転がって洗濯バサミつける検査とか、大学の頃はなかった。
項目が多い分、待ち時間も長い。
私は待合室でテレビを観て待っていた。
横に座った同期はスマホで動画を観て楽しそうにしている。
何を観ているのか聞くと、海外のおもしろハプニング映像のショート動画を観ていた。
この類の映像を本気で観て楽しんでいる人を、初めて生で見た。
もしこれが大学の知人であれば、
本当に観るべきものはそれではない、世の中にはたくさんの高貴なエンタメがあって…などと言ってやるところだが、会社の同期にはそこまで教えてあげようと思えなかった。
もちろん同期は大切な仲間だ。だが、相手が私の指摘を「余計なお世話」「おせっかい」などと捉えてしまうタイプの方だった場合、関係性が悪化するなどのリスクがある。
業務に支障が出てはいけない。
大学の仲間であれば、簡単に切って他の者を探して仲間にできるかもしれないが、会社はそうはいかないだろう。
円滑に普通の関係を維持するため、こうして何も言わなくなる。
仲間を助けてあげたい気持ちもあるが、仕方がない。
そんなことを考えているうちに、名前を呼ばれ、検査を受ける。
検査の数週間後。
結果が届いた。
検査結果は、各項目についてA~Eの五段階評価。
いくつか気になるところがあったが、まず「身体計測」の項目がC判定だった。
C判定は「定期的な経過観察が必要です」という意味らしい。
身体計測は、身長や体重、ウエストを測っただけだ。
身長に経過観察が必要とはどういうことだろうか。
「身体計測にて瘦身を認めます」などと書かれていたが、ちょっと痩せているからと言ってC判定はあまりに大袈裟だ。
他にもC判定がいくつかあった。
C判定はそのまま様子見でいいらしい(ちょっと痩せているくらいで簡単にC判定を出すのだから、C判定は大した問題ではないのだろう)。
そんな中、ひとつだけD判定があった。
「肝機能」という項目だけ、D判定だった。
「精密検査等のために医療機関を受診してください」「肝機能障害を認めますので、精密血液検査、腹部超音波検査が必要です」などと書かれている。
そんなわけがない。
誤診もいいとこだ。
私はお酒を飲まない。
店にいっしょに行った相手が飲む人だったら合わせて飲む、ということを数回したことがあるが、それ以外飲まない。
肝臓が悪いというのは、お酒を飲みすぎる人に出る症状であるから、私には関係のない話だ。
会社の同期に「酒も飲まないのに肝臓が悪いって言われたんだよね」と話してみると
「お酒飲みますけど肝臓悪くなかったですよ」
「肝臓悪いって、取り返しつかなそうですね」
「人は死ぬときは急に死にますからね」などと言われた。
お酒を飲む人でも肝臓が悪くない人はいるだろうが、
お酒を飲まないのに肝臓が悪い人はいないという話をしているのだが、話しは噛み合わなかった。
いちいち訂正するのも面倒だから、特に指摘しなかった。
肝臓が悪いのは、お酒を飲む人だけのはずだ。
母にも診断結果を見せたが、やはり
「お酒飲む人がなるやつでしょ?肝臓って」と言う。
私は現在何の症状もなく、健康である。
受診の必要などないし、むしろ病院に行って余計なウイルスをもらってくるリスクのほうが高い気がするが、母にも「でも一応病院行ったほうが良い」と言われ、仕方なく最寄りのかかりつけ医に行くことに。
病は気からと言うし、「肝臓が悪いらしい…」と漠然と思っていると、本当に悪くなってしまう可能性がある。
だったら、健康であることを証明しに、検査を受けに行ったほうが良い。
病院に行き、健康診断結果のプリントを渡して「これの結果が悪かったら検査して」と頼んだ。
するとまず、血圧を測ることになった。
血圧は健康診断のときも測ったし、結果は渡したプリントに書いてあるはずだ。だけど、なぜか測らされた。
その後、先生による診察。
やはり「お酒は飲まれませんか」などと聞かれた。
肝機能障害は、酒飲みがなる病気だ。
診察が終わると、血液検査をし、終わったところで看護師がこんなことを言ってきた。
「腹部超音波検査なんですけれど、うちの病院ではできないので、紹介状を書きますから一度○○病院のほうに行っていただいて検査を受けてください。その後うちにもう1度来ていただいて、結果はこっちで聞いてもらう形になります」
意味が分からない。
超音波検査ができないなら、なぜ最初から言わない。
なぜ今まで黙っていた。
私から健康診断の結果を受け取った時点で
「お客様、うちでは超音波検査ができないので、それだけ別の病院で平日にやっていただく形になりますがよろしいでしょうか」と一言あればよかった。
そうすれば
「じゃあ1個の病院で土曜日だけで完結できる他の町医者をあたるね。またインフルとかなったときはこっち来るからね。いつもありがとう。ごめんね」と言って帰って他をあたることができただろう。
超音波検査くらい、その辺の病院でもできることが多い。
わざわざ大きい病院に行かなくても、他の町医者に行けば一発で超音波検査までできただろう。
看護師が紹介するという病院は、案の定検査は平日昼間しかやっていない。
私は平日昼間は働いている。当然仕事を休むわけにはいかない。こんなことで休んでいては、仕事を覚えるのが他の同期より遅れてしまう。
予約したい日を聞かれたが「平日しかなかったら難しいな。1回会社と相談してまた連絡するわ」と言って、病院を後にした。
私はもうここの病院には行かない。
小さい頃から、インフルエンザになったりすると毎回行っていた病院だが、もう行かない。
別の町医者を探して電話した。
電話して、まず確認した。
「そちらで腹部超音波検査はできますか?他の病院に紹介とかじゃなくて、そちらだけで血液検査と超音波を完結させられますか?土曜日に検査できますね?」
当日に検査できるかは先生との相談次第、症状によって別の検査が必要になれば他の病院に行く必要もあるかもしれない、とのことだったが
ひとまず超音波検査まではできるみたいだ。
予約をして、土曜日に訪問した。
また血液検査からやり直しだ。
かかりつけ医でやった血液検査は無駄となってしまった。
あの医者は私が超音波検査を予約すると思ってまだ待っているだろうが、残念ながら私はもう他の医院に来てしまった。
再び血を抜かれ、先生と話をする。
また「お酒は飲みませんか」と聞かれた。
「相手に合わせて1,2杯飲むことはありますが、基本飲みません」と返すと
「この健康診断の前に歓迎会とかがいっぱいあってたくさん飲んだとかそういうこともありませんか?」と聞かれた。
やはり、肝臓が悪いとなるとお酒が一番の原因になるのだろう。
先生からの質問のことを考えると、一時的にたくさん飲んだだけでも数値が悪くなったりするようだ。
いよいよ超音波検査かと思ったが
「超音波は次回にしましょう」と言われた。
どうやら、血液検査の結果が出るまでに時間がかかり、どちらにせよまた来週来なければいけないらしい。
で、超音波はすぐに結果が出るから、来週超音波を受けて、血液検査と両方の結果について話を聞くという流れになるらしい。
それなら仕方ない。
土曜日にやってもらえるとのことだから、了承してその日は帰ることにした。
帰る前に、お会計。
お会計で、衝撃を受けた。
私のかかりつけ医では、血液検査と先生の話を聞くので3000円いかないくらいだった。
今回の病院では、6000円以上取られた。
倍以上取られている。
どういうことだろうか。
検査内容は全く同じはずだ。
初診料についても、両方の病院でかかっている。
(かかりつけ医も半年以上ぶりに行ったから初診料が取られている。)
そんなに大差はないはずだ。
帰宅して、明細書を確認した。
すると、初めて行ったほうの病院は、検査項目が倍くらいある。
血液検査を、より精密にやったようだ。
なかでも、「抗ミトコンドリア抗体定量、IgA、IgGIgM、TSH」という項目が401点と高額。
1回目に行ったかかりつけ医のほうでは、検査項目にこんなものはない。
同じ健康診断の結果を見せて検査を頼んでいるはずなのに、なぜこんなにも差があるのだろうか。
少し考えて、わかった。
2軒目の医者が、金儲け主義なのだ。
我々患者からは、基本的にどんな検査が必要なのかわからない。
明細書をみても、わからない。
「抗ミトコンドリア」と言われても、それが肝機能障害について見る血液検査において必要か、判断できない。
ネットで調べても、よくわからない。
こちらが何も分からないのをいいことに、必要ない項目まで検査して、金儲けをしているのだ。
以前コロナだかインフルエンザだかで病院に行ったときも、金儲け主義を感じた。
たかが熱と咳と鼻水くらいの、ただの風邪くらいの症状なのに、薬を5種類くらい出された。
飲み薬だけでなく、貼り薬もあった。
我々患者からすればどの薬が本当に必要か判断できないのをいいことに、余計な薬まで売りつけているのだ。
(我々は本当に知識がないから、本当に5種類とも必要な薬である可能性も考えられはするが、そんなことを言い出したらきりがない。実際、私はそのなかから1種類しか服用しなかったが、病気はすぐに治った。)
薬でも検査でも、患者の知識の無さをいいことに、金儲け主義が横行しているのかもしれない。
やられた。
余計な金を使わされた。
医学の知識がない私の予想ではあるが、
おそらく
「抗ミトコンドリア抗体定量、IgA、IgGIgM、TSH」なる検査で、肝機能障害の原因がわかる可能性がほんの少しだけあるのだろう。
でも、0.1%とか、そんなもん。
万が一「いや、こんな項目必要ないよね?肝機能みるだけなのに」などと客に問い詰められた場合
「いや、でも抗ミトコンドリアをみて原因が分かるケースもあるので」と言い逃れできるのだろう。
多分、突拍子もない何の関係もない項目はさすがに検査していないと思う。
それは、医療の知識が少しある客が来た時にうまく言い訳ができないから。
だから、「肝機能障害の原因究明ができる可能性が0.00001%でもある項目」を片っ端から検査項目に入れたのが2軒目の金儲け主義の医者だ。
これが原因かもしれない(確率0.05%)から検査しよう、あれが原因かもしれない(確率0.03%)から検査しよう、みたいな感じで、可能性の大小を見ずに、少しでも考えられる項目を大量に入れているのだ。
1軒目の私のかかりつけ医は、
「原因究明ができる可能性が20%以上あるもの」くらいに絞ってくれているのだと思う。
それでもしわからなければ追加でミトコンドリアの検査もするだろう。
そちらのほうが、適切である。
携帯ショップで無知な老人が使いもしない機能がたくさん入った高いスマホを買わされる、みたいな話をたまに聞くが、それと似たようなものだろう。
無知な患者が不要な検査をたくさん受けさせられてお金を取られる。
悪い医者のところにきてしまった。
しかし、ここでまた病院を変えては、6000円が無駄になってしまう。
私は今度、金儲け主義の病院で超音波検査を受ける。
この病院なら、検査結果も大袈裟に
「○○という病気になる可能性がありますから薬を飲んだほうがいいですよ」などと言ってくるかもしれない。
「病気になるかもしれない」とだけ言って、実際に病気になる確率は0.1%とか。
そういうこともあり得る。
医療の知識がない客だと、舐められるわけにはいかない。
医者に検査結果を聞くときは
「先生、肝機能障害の原因なんだった?抗ミトコンドリア抗体定量、IgA、IgGIgM、TSHとか、なんかやけに無駄な検査までいっぱいしていらっしゃったけど(笑)その辺、ちゃんと役に立ったかな?」などと言ってやろうと思う。
こうして、自分たちが無駄な検査をして金儲けをしたことがバレているという事実を、伝えなければならない。
そうでないと、余計な薬を買わされる。
医者には舐められないように、気を付けよう。
いちいちお会計のときに「この項目は何ですか?」と説明を求めるだけでもいいかもしれない。
皆さんが、悪い医者に騙されませんように。
たとえ負担3割で安く感じても、残りの7割も結局自分たちの税金からでているのだから。
あくまで医療の知識がない者が書いているエッセイである点に注意せよ
本当に必要な検査の可能性もあるし、本当に必要な薬の可能性もある
本当に金儲け主義の医者もいるだろうし、
本当に患者思いの医者もいるだろう
私の文章はただのブログだ
ひとりの患者から見える視点を皆さんに教えているだけであることを理解せよ
理解したうえで自分たちの考えも述べてみるのはいいことだ
ただし、君も私も知識は少ない
どちらが正しいかはわからない
その点、じゅうぶんに注意せよ
いいなと思ったら応援しよう!
魂削って書いた文章、お金を払うほどの価値があると思ってくれる人がいたら本当に嬉しい。


多分ラーメンの食べ過ぎが原因だと思います
採血1回目を他院でやったことを申告せずに勝手にセカンドオピニオンがてら受診し、その実費の高さに憤慨するの、ヤバすぎるわね。 税金どうこう言いながら、初回の方の3000円の7割分、7000円の医療費を自分のわがままで無駄にしている意識もない。
狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり
こういう外れ値を見るためにインターネットやってるんだよな 普段の人付き合いではなかなか会えないもん