エイプリルフール『ササゲルルート補足』
2026年04月04日 (土) 23:27
やあ、今年もどうも! 鼠色猫/長月達平です!
もはや悪びれもせず、恒例の遅刻エイプリルフールでした。

こちらの活動報告では、IFルートをやった場合の設定補足というか、作中では書いても脈絡ないとか無粋とか、そういう類のことをつらつらと書いたり書かなかったりしております。
本編でようやく主人公が「自分の知らない四百年前のことを知ろう!」みたいなモチベーションになった一方で、四百年後の話をIFルートでやってみる試み。面白くない?
さてもちろんのこと、こっから先は今年のIFである『ゼロカラササゲルイセカイセイカツ(以下ササゲル)』のネタバレ満載というか、ネタバレしかないので、本編を読み終えてから活動報告を読むことを推奨します。いくら何でも、飛んで火にいる虫の死は止められまいて……。
では、この下から蛇足に当たる部分になるので、各々方、大いに注意して臨まれよ!!




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【 こ の 先 、 ネ タ バ レ ! !】



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■ナツキ・スバル【ササゲル/ジジスバル】
・毎年のことながら、本編と一個ボタン掛け違っただけで大変な目に遭う主人公。今回、最後に希望ありそうな終わり方していますが、最悪の中での最善という感があり、スタート時点で本編のBADは確定していると、わりとこれまでのIFと比べても絶望的だと作者は思いますがどうですかね?
・今回のお話はスバルがベアトリスと一緒に長らくお休み期間をもらっていた九章からの分岐。本編では作中時間で一週間以内の解放でしたが、うっかり四百年寝過ごしたパターン。というか、本来の想定なら千年でも万年でも放置される計画だったはずなので、四百年での復活は早すぎてアルの想定外。何が原因で起こった想定外かは後述する。
・主犯の計画を大いに狂わせる復活劇ながら、当人にしてみれば四百年経過で心のダメージとしては十分なわけで、オル・シャマクの後遺症でほとんど寝たきり状態で過ごす羽目になったことも含め、メンタル持ち直す気力はほぼ枯渇。助けてくれた面々への義理と、唯一、傍にいてくれるベアトリスのためにリハビリを頑張りますが、それも切っ掛け一つでプツリと途切れてしまうくらい細くて危うい糸でした。
・もしかしたら、そのまま放置されていたら寝たきりのまま人生を終えたかもしれないところ、ササゲルルートにおける名悪役こと本人初登場の『狂皇子』さんの大暴れと、それ切っ掛けで呼び出された『憂鬱の魔女』■■■との接触により、ナツキ・スバルの魂に火が付く結果に。もしかしたらヴェイグさんが暴れなかったらこうなってなかったかもしれないので、地味にヴェイグさんのナイスサポートが光ります。当人はこんなん聞いたら六秒以内に切り刻んできますが。
・ともあれ、四百年の空白で燻ることとなったスバルの魂は再びの熱を得て、長きにわたるリハビリ――四十年もの年月をかけて動けるところまで復調、今のこの世界にあっても、取り戻せる可能性のある大事なものに手を伸ばすため、取り残してきてしまったみんなから託されたバトンを落とさないため、ロマンスグレーとなった六十歳、ナツキ・スバルが立つ――!と。
・毎度、やれたらいいなの気持ちで、ビジュアル面からも本編とは変更要素を差し込んでいる主人公ですが、ついに六十歳の姿になったとなると感慨深い。今回、周りを見た目の変わらない長寿組でまとめたのも、四百年と四十年を経過させる叙述トリックのためでもあったんやで。
・自分の頭の一部で永遠に■■■のことを考える、みたいな地味に異常なことをやり遂げたり、見守ってくれている相手がいるとはいえ、一度決めたら腐らずに四十年のリハビリにかかり続けたり、一念岩をも通すの姿勢を貫くところは実に主人公。それを支えてくれた周りの力あってのことですが、感化された周囲を引き連れ、無力なくせに強大な敵に挑むという危険地帯でタップダンスする性能はジジイになっても健在のまま。無粋なので作中では書かなかったものの、あのあとは■■■らと協力して『狂皇子』を何とか追い払い、絶氷河の解凍に挑んで、氷漬けの彼女とも再会を果たすと思われるが、一緒に氷漬けになっている鉄兜の問題や、こっそり世界征服目前のヴォラキア帝国の覇業など、予想される障害は意外と多い。わりとその後も全然落ち着きのない日々が続くと思われる。
・相変わらず、頭の中に絵が浮かんでいない作者なので、書いたはいいものの、どんなジジイに仕上がっているのか想像がつかない。ファンアート、心よりお待ちしております。


■ベアトリス
・まともにベアトリスと一緒にいられるIFルートは初めてですが、ベア子は聖母だと思ってたんだよ!!
・というわけで、スバルと同じく四百年封印されて、その後の世界に放り出された可愛い大精霊。この設定だけだと、ラスボスみたいなプロフィールに感じる。人工精霊って設定も、世界とか滅ぼす目的持ちそうな感じに見えない?
・もちろん、我らがベア子はそんな世を儚んだ行動に出ないどころか、いきなり心が潰れてリハビリを投げ出す主人公を健気に支え、四十年間の献身的なサポートを行うという、なかなかお目にかかれない長寿ならではのヒロインムーブ。さすが、報われない時間を四百年×2も経験したロリは顔つきが違う。積むな、そんな経験。積ませるな、そんな経験。
・賢く情の深いベアトリスだけに、モゴレード大噴口に落ちた自分たちを助けるためにどれだけの労力が捧げられていたのかかなり正確に把握し、未来を託した仲間たちの真意もほぼほぼわかっていたものの、それでスバルの決断を促したり、邪魔したりすることを一切言わなかった思いやりの塊。そこには「スバルならちゃんと自分で決められる」という信頼と、「仮にダメでも一生自分が支える」という決意が秘められていて、本編の四章で『禁書庫』から連れ出された女の覚悟、その強さをまざまざと見せつけてくれる。
・ともあれ、それでもスバルとたった二人だけの四十年だったら、賑やかな日々の楽しさや温もりを知ってしまったベアトリスも心をやられていたかもしれませんが、そこは四百年後のメンバーと新たに培った関係性が支えてくれた部分。特に、自分に憧れて変な喋り方にもなっているルーメラや、エミリア陣営と直接面識のある生き証人のアラキアやマデリンなどとの良好な友人関係がそれに寄与していた模様。四百年かけてメチャメチャ丸くなったマデリンとの長寿トークは、見た目のギャップも相まって不老組かくあるべし、という絵面だった。
・最終的に、スバルと同じように■■■の存在を頭の一部に永遠に留める偉業を成し遂げ、パートナーと同じ舞台に立つ。なお、執念でわりと早めに達成したスバルと違い、ベアトリスの方はそれこそ四十年がかりの大仕事だったため、もしスバルが五年くらいでリハビリ完了していたら、■■■を微妙に覚えているか覚えていないか曖昧、みたいな状態で参戦せざるを得なかったかもしれない。四十年かかってよかったーとは言わないが、そうはならなくてよかったーである。いずれにせよ、作中でも言ってますが、ベアトリスなしならスバルの心は早々に壊れて立ち直る術もなかったはずなので、間違いなく縁の下の力持ちであり、ササゲルMVPまである貫禄の大精霊である。


■ニコラ・スーウェン
・スーウェン家の血というより、スーウェン家四百年の歴史の中で謎の血の気の多さを発揮した特異存在のオットー・スーウェンの血が濃すぎる男。毎回、IFルートで大暴れするオットーなので、物理的に登場しようがないプロットにしてみたら、四百年後に子孫を送り込んできたので脱帽。
・作中、ルグニカ王国の滅亡後もちゃっかりと存続しているスーウェン家は、ヴォラキア帝国における皇室御用聞きみたいな特別なポジションを確立しており、長男であったニコラはその家を継ぐことを期待されたものの、その役割を弟に譲ると自分は好き勝手に出奔、スーウェン家四百年の大事業に没頭する。当たり前ですが、四百年前のスバルたちとは面識も思い入れもないわけで、ご先祖様の悲願とはいえ、彼が人生かけてこの事業に挑む義理は皆無。――実際、ニコラがスバルたちを回収する計画に全力投球した理由は、ご先祖様の願いを叶えるというセンチメンタルなものではなく、彼自身の実利のため。
・物心がついた頃から実家に出入りしていた、明るく朗らかで美しい大精霊の女性に恋をした彼は、その彼女と結ばれるのに相応しい男となるべく、全力投球。しかし、まだ子どもだった彼の告白に、愛しい女性は「主様との約束があるですかしら……」と、それが果たせないうちは応えられないと返答。その答えがニコラの心に火を付け、「だったら、あと十年以内にやったらぁ!!」の精神であらゆる段取りを付け、直談判してきたのを面白がった統一皇帝の協力をも得ると、『モゴレード大噴口黒球回収計画』は実行に移されたのであった。とはいえ、実際にスバルと対面した際にはやり遂げた達成感と、「本人に会えたら伝えてください」と実家に代々言い伝えられていたご先祖様の言葉を伝えられ、その夜は涙したことでしょう。
・なお、愛に全てを捧げてスバルを助け出したあとも、なかなか立ち直れないスバルの存在を気にかけ、愛しの女性はその求愛に応えてくれなかったものの、スバルの気力の回復と、「お前ら付き合っちゃえよ」といけしゃあしゃあと障害本人が言ったこともあり、見事に長年の想いを実らせている。これも人間と精霊の婚姻とあって、世間的には驚きのニュースでしたが、面白好きかつ寛大な統一皇帝の後押しもあり、それはそれは盛大な結婚式が催され――『狂皇子』の乱入があって、スバルが『死に戻り』を繰り返す一幕となったのだが、それはまた別の話。自らの人生を捧げて、その実力と行動で愛しい女性を手に入れた、ササゲルルートでも一番の勝者と言える。片足吹っ飛ばされても格好つけるんだから、恋心恐るべしだね。


■ルーメラ・イア・ユークリウス(火)
・四百年後の新規加入メンバーの一人――と見せかけて、実は本編時空ですでにスバルたちと面識のあったキャラ。ユリウスの連れた六体の準精霊(本編でもすでに精霊)の一人で、彼女たちが大精霊に成長した暁には、全員が人型の『六人の精霊姫』となる設定はしてあり、それが初出しになった形。
・残念ながらササゲルルートには未登場となったが、他の子たちは『ラピチャ・クア・ユークリウス(水)/ソヨネ・アロ・ユークリウス(風)/ドレナ・イク・ユークリウス(地)/キアラ・イン・ユークリウス(陽)/シニカ・ネス・ユークリウス(陰)』という名前になっている。彼女たちの名前は生前のユリウスが、六人が大精霊になったときのために残したもので、順番バラバラで大精霊になった彼女たちが一つずつ、その遺言書から授かっていったもの。なお、ルーメラは六番目に大精霊になったため、末妹扱いされていた模様。
・明るく溌溂として、常にポジティブなエネルギーを周囲にばら撒く背も胸も尻もでかいパワーオブパワーみたいな美女になっているが、その妙ちくりんな話し言葉は、主であるユリウスに相応しいエレガントな話し方を心掛けているのと、大精霊として憧れたベアトリスの真似をしている部分があるため。
・人間に近くとも違った価値観を持つルーメラは、それがたとえ四百年前に交わした口約束だろうと、ユリウスとのそれを守って四百年後にも堂々駆け付ける。そして、同じく約束を守った仲間たちと共に、見事に悲願を成し遂げたのである。無論、その背景にはこの事業の妨害に現れるだろう『狂皇子』への警戒があり、他の五人の姉妹たちはその陽動役を務め、全員が落命している。それはとても悲しいことだが、それでも主様との約束を優先するのが彼女らの価値観で一番大事なことなのだ。
・なお、目的を同じくする同志であり、ヴォラキア帝国に任されたユークリウス領の領主としても関係性の深かったスーウェン家にたびたび出入りし、幼いニコラ・スーウェンの心を深く射止める罪作りなところも。「人間と精霊が結ばれるなんて……」という価値観は一切持っておらず、自分に愛を告白してくれたニコラのことが愛おしくてたまらないが、それでもユリウスとの約束を果たさなくてはと恋を諦める気でいた。いたら、ニコラがすごいスピードで段取りを付けてきたので、恋情の炎とはかくも凄まじきものかと喜んで彼と結ばれる。残念ながら二人の間に子どもはいないが、いたらいたで、設定的に『狂皇子』さんが大変なことになるので、ササゲルルートでは最大の災いとなっている『狂皇子』さんをこれ以上ブチギレさせなかったという意味で、これはこれでだったのかもしれない。


■ロザリンド・ヴォラキア
・四百年の間にルグニカ王国とカララギ都市国家をそれぞれ併呑し、三国の国土を丸々手に入れた超巨大帝国ヴォラキアの統一皇帝にして、幼くも聡明な現代の賢帝。態度や振る舞いにはヴォラキア皇族(アベルやプリシラ)が色濃い一方、そのビジュアルには強めにオコーネルの血が発揮されていて、「アベルちんのお嫁さんはあたしだから」という微笑ましい主張か、あるいは血まで含めて尻に敷かれた影響が出ている感。
・『大災』を突破したヴォラキア帝国の在り方は、ヴィンセント皇帝の代を切っ掛けに大きく変わる余地を見せており、かつての血生臭い『鉄血の掟』の印象はだいぶ薄れ、ロザリンドの「処するのじゃ」「不敬じゃ」「打ち首獄門じゃ」は、一種の幼帝パフォーマンスとして側近方には知られている。なお、敵には容赦ないため、実際に処したりもする。
・可愛いもの、美しいもの、健気なものを愛でる芸術性と強者の余裕を有する人物で、そのいずれかに該当するものへの助力を惜しまない性質。アラキアやマデリンの重用は、ヴォラキア帝国への長年の忠誠や実力を評価している部分もあるが、見た目が彼女のお気に入りなことも大きい。もちろん、ナツキ・スバルたちの救出において、最も尽力する理由があるのは彼女たちだ、とわかっていての判断でも。
・代々のヴォラキア皇家には、ヴィンセント・ヴォラキアの遺した厳命が伝えられていて、これはササゲルルートへ突入した結果、帝国に身を寄せたレムの行動があってのこと。彼女に協力したいと思うものは帝国に多くおり、それが実を結んだ結果、『陽剣』による救出計画への協力が為された。
・なお、ロザリンド本人は『陽剣』による救出は、おそらく封じられたスバルたちへの悪影響があることを予測していたが、術者であるアルデバラン本人に解かせることや、行方のわからない『龍剣』の確保は現実的ではないと考え、この可能性を周囲に伝えず、独断で実行した。その影響が、スバルの四十年の長いリハビリを必要とする魂の剥離に繋がった可能性を鑑み、その件を一度だけスバルに詫びている。それについて、スバルが「出してくれてありがとよ」とだけ答えて以降、ロザリンドがスバルのところを訪れ、セシルスの話をせがむ頻度は減った。彼女が何のためにスバルのところに足しげく通っていたのかは、それが答えだったのかもしれない。
・作中、スバルのリハビリに四十年間かかっている間に、ロザリンドは病にかかって病死。一人称が「余」から「妾」に変わった時点で、娘に皇帝の座を譲っている。その死が惜しまれる若さだったが、多くの功績を残し、帝国民に愛された立派な皇帝だった。誤字じゃなかったのじゃ。


■アラキア&マデリン
・なんか作中でぶちぶち言っていたが、セシルスとアラキアの間には子どもがいた設定。残念ながら、ササゲル時空までの四百年の間にセグムントの家系は途絶えているイメージだが、これで添い遂げたと指摘されるのを否定してもどの口が案件。とはいえ、家が途絶えたことはアラキアの傷になっているので、事情を知るマデリンもそこは言わない思いやりがある。なお、セシルスは「僕がいなくなったあとのアーニャが心配なんで、生きる理由与えときますね!」的にアラキアに未来のことを託したものの、自分の家系はなんか長持ちしない気がしてたので、そっちの子孫たちは自由に各々勝手に輝け!くらいに思っていた模様。
・『石塊』を取り込んだことで、『狂皇子』に近い半精霊的な体質のアラキアと、『龍』としての寿命を持つマデリン、それから水晶宮の守護に当たるモグロ・ハガネが、ヴォラキア帝国に残る長寿組。モグロが出張ってこないのは、あんまりスバルたちとの接点がなく、救出の役にも立たないのと、水晶宮の核をあんまりうろつかせたくないから。
・四百年でどちらも相応に丸くなったが、ニンゲンとの接し方や距離感を覚えたマデリンは、見た目はほぼ変わらないままながら、『九神将』でも有数の「話せる一将」の地位を確立。いまだに狂犬扱いされているアラキアとの圧倒的差を証明した。今もバルロイへの愛情を忘れぬまま持ち続ける『雲龍』は、巨大帝国ヴォラキアの繁栄を見守っていく覚悟。
・当然ながら、アラキアとマデリンとモグロ以外の『九神将』の枠も埋まっており、相応の強者。さすがにセシルスレベルはいないものの、アラキアを狙って現れる『狂皇子』の撃退に、何とか死なないで対応するくらいの実力はある。
・作中では語られなかったが、冒頭、スバルたちが回収される場面の参加者は『ニコラ/ルーメラ/ロザリンド/マデリン』であり、その場にいなかったアラキアは、ルーメラの姉妹たちと共に『狂皇子』の陽動に参加。致命傷を負った精霊姫を一人ずつ喰らい、その力で『狂皇子』を撃退している。ルーメラは姉妹たちの最期を承知しており、これはスバルたちには伝えられることのなかった事情である。


■クリンド
・■■■に『憂鬱』の魔女因子を渡してしまった張本人であり、そのことが理由で彼女の人生を歪めてしまったことを激しく悔やむ。が、その事実さえも『魔女』が捧げた代償の影響で自分の中から失われていき、理由のわからない、取り返しのつかない罪悪感に長く苦しみ続ける。
・四百年の後悔の中、本編の彼から想像もできないほど荒れ、気分的に酒浸りの日々を過ごしていたが、ロズワールの残した禁書(手記)を読んだスバルの依頼で、その居所を探していたマデリンに発見され、スバルたちと四百年ぶりの再会。その口から■■■のことを聞かされ、名誉挽回の機会を得ると、男は四百年ぶりに執事服に袖を通し、現代に残った数少ないエミリア陣営の一人として、最終局面に加わった。なお、アルデバランとの戦いの被害に巻き込まれなかった関係の深い女性が亡くなった時期と、彼の引きこもり始めのタイミングは一致する。



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【以下 ビックリするので閲覧注意】



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■ルグニカ王国&カララギ都市国家
・ササゲル時空に到達する前に滅亡。滅亡理由については、本編の展開にも関わるため、秘密。結果、なくなった両国の領土をそのまま併呑したヴォラキア帝国がめちゃめちゃな巨大国家となり、統一皇帝という地位が誕生する。残っているグステコ聖王国も、グステコ聖教の崇める大精霊『霊獣』オドグラスが死亡したことで求心力を大きく落としたため、暴れている『狂皇子』の存在を無視すれば、世界統一目前。


■アルデバスターズ
・アルデバランの『領域』の効果により、大半が精神崩壊。完全に復調したものはおらず、壊滅状態。


■アルデバスターズ(被害免れ組)
・最終局面より前に離脱した一部のメンバー。『領域』による精神崩壊を免れたものたちは、その後の顛末を伝えることと、失われた多くのものの対応に人生を捧げる。作者の感覚的には、そこに愛のない結婚を「春がきた」とは言わないし、それが不幸な結婚とも言わない。


■ロズワール・L・メイザース
・別の世界線のスバルがやり直してどうにかするはずなので、失敗時空であるこの世界線では、生き残ったものたちの望みを叶えるのに尽力し、生涯を終える。


■アルデバランの共犯者
・全員処刑。


■ラインハルト・ヴァン・アストレア
・とある理由で処刑。『剣聖の加護』が途絶え、『龍剣』が世界から失われる。


■エミリア&アルデバラン
・アルデバランによる黒球のモゴレード大噴口への投棄が成功し、成し遂げた形になったアルデバランの死に逃げを防ぐため、エミリアがアグザッド渓谷ごと周囲一帯を凍結。術者である自分ごと氷漬けになることで、自分の排除といった方法でアルデバランが解放され、処刑される道を閉ざし、スバルとベアトリスを助けるための方策を探るのを仲間に託す。
・スバルとベアトリスの復活を信じた行動の一方、どれだけかかるかわからない時間の経過で、自分がそこに辿り着けない可能性を恐れる気持ちもあったかもしれない。いずれにせよ、彼女は王選を続け、エリオール大森林の仲間の解放という目的を捧げて、スバルたちの復活を選ぶこととなる。


■『狂皇子』ヴェイグ・アドガルド
・四大国の各国最強の一人であり、名前だけ登場して、本編に登場する予定のなかった最後の人物。ラインハルトは言わずもがな、セシルスやハリベルとも違い、精霊術師であるスバルと仲良くできる可能性が皆無の問題人物。出しても敵にしかならないタイプなので、本編登場はないはずです。
・強力な大精霊と人間の母との間のハーフであり、世界に唯一一人しか存在しない精霊人。人間と精霊の特性を都合よく自由に切り替えられ、寿命も精霊に準拠したほぼ不死身。
・本来、彼が生まれ持った加護は『簒奪の加護』という代物で、他者の加護を奪い取るその加護を用い、作中で披露された『適応の加護』『孤独の加護』『反復の加護』『不屈の加護』を活用するバグ技を機能させている。さらに、世界に十本しかない魔剣の一振りである『呪剣』アイオーンを所持。所有者のマナを喰らう魔剣を精霊の特性で使いこなし、ササゲル世界では並ぶもののいない怪物として暴れ回る。
・『呪剣』の特性により、強力な精霊を殺すごとにその力を吸収して強くなるため、『霊獣』や『通り魔』といった大精霊を殺したことで、本編時空よりもはるかに強い状態。スバルがレイド級を想像したのも伊達ではないと言える。そのため、本編時空では精霊の力を封じる特別な牢に入れられ、そこで幽閉中の立場。ササゲルルートでは四百年の間にその牢から何らかの方法で脱獄、『霊獣』殺害を成功させ、手の付けられない災害と化した感。
・精霊が絡まない状況では、大事なことを二回言ってくれるし、全然感情的にならない理性的で紳士的な人物だが、精霊が絡んだ途端に何もかもおしまいになる困ったさんでもある。なお、作中では描かれていないタイミングでも、何度もスバルとベアトリス、ルーメラやアラキアを狙った襲撃を重ねていて、四十年の間にスバルは何度も彼が下手人の『死に戻り』ループを繰り返す羽目になっている。
・強く、揺るがない女性が好きなので、実は『憂鬱の魔女』を憎からず思っており、絶氷河抜きなら戦う理由のない彼女との衝突は彼の中では悲劇である。彼の『六秒ルール』は逆アンガーマネジメントもあるが、『呪剣』の効果含めて長期戦に向かない燃費性能が一番の理由。そのため、戦闘時間を『圧縮』して経過させる『憂鬱の魔女』との相性が抜群に悪い。これも彼にとって悲劇だから、悲劇だ。悲劇でならない。


■紅蠍
・本編では小紅蠍とされていた小さな魔獣が、四百年の歳月を経て大きくなった姿。ヘルズ・スナイプまで使いこなすようになっており、その戦闘力は半端な魔獣と比較にならない。
・魔獣にも拘らず、『憂鬱の魔女』と共に行動しており、彼女に危害を加えるものへの敵意を隠さない。しかし、不殺をルールとする『憂鬱の魔女』の指示に従い、大抵の相手は足を吹っ飛ばすまでを最大ダメージと定めている。出血で死ぬんじゃないか? 大丈夫かこの方針で。
・なお、紅蠍が『憂鬱の魔女』にずっとついているのは、何百年も前にされた頼み事が理由。多くは語らないが、言えることがあるとすれば、メィリィパイセンマジ天使。


■『憂鬱の魔女』■■■・■■■
・擦り切れてしまった可能性の末路であり、ササゲルルートのヒロイン。九章分岐のIFルートを書こうと、作者に決心させたのは間違いなく彼女の存在であるため、言う方も言われる方も複雑だが、感謝を伝えたい。
・分岐パターンがあまりに多くあるので、具体的に九章のどの時点からの分岐かについては細かく言わない。アルデバランが勝つために一番いいルートを選んだ結果、としておく。なお、タイミング的にまだ捧げていなかった代償を捧げているところもあるが、全く同じシチュエーションにならなくても、必要な場面がくれば同じ代償を捧げることはあるので、「これがあるからここだな」という見方をしてもあまり意味はない。
・本編でのアルデバランの計画の成就後、捧げた代償を取り返す術がないのと、多くの可能性を手放したこと、さらには『魔女』となった事実が知れ渡ったことで追われる身になり、周囲に迷惑をかけないよう、独りで出奔。その逃亡生活の中で、必要な場面で権能を使用し、結果、本編以上に多くの代償を捧げることになり、『嫉妬の魔女』が襲ってくる状況を消すため、自分の名前や目的、関係、自己の維持に必要としていたイマジナリースバルさえも失い、独りに。そのまま発狂しそうなほどの時間を過ごすも、その時点で正気を失うチャンスを代償に捧げていたのと、自分を忘れなかった友人が駆け付けてくれたおかげで壊れずに済む。その後、友人が残した紅蠍が傍にいてくれたので、『憂鬱の魔女』は世界に恐れられながらも、災厄とはならずに済んだ。パイセンマジ天使。
・四百年で権能の使い方は洗練され、一秒を百万倍にして叩き込む――みたいなとんでもな使用法も可能に。結局、代償を支払うシステムは変わっていないので乱発はできないが、使い手の賢さもあり、誰が相手でも互角以上の戦いができるぶっ壊れ『魔女』に仕上がってしまっている。
・その力を使い、絶氷河を根城に君臨。凍れるハーフエルフと鉄仮面が何者なのかは忘れたが、そこを守らなくてはならないという縛りが自分の中に存在するのと、氷が溶ける頃には、世界で最も恐れられる『魔女』は自分でなくてはならない、という謎の使命感を働かせ、その場に居続けている。
・あらゆる可能性を代償に捧げ、ついには自分の大切な想いや相手の顔も忘れてしまった『憂鬱の魔女』だが、彼女を大事に想うものたちは、忘れそうになるその想いを決して忘れず、彼女を救える可能性をナツキ・スバルに託し、未来へ。最終的にその想いを汲み、自らも『憂鬱の魔女』――否、■■■の救済を願ったスバルと、四百年の孤独から救われた仲間という狭すぎる条件の先輩であるベアトリスの言葉で、長く漂白されてしまっていた心に、愛の芽が残っていたことを思い出す。
・彼女が『憂鬱の魔女』であることも、■■■・■■■と呼ばれるしかないことも、たくさんの可能性を閉ざしてしまったことも変わらないが、その問題の多くはスバルが作中で示した通り、魔女因子のルールの穴を突く形で埋めていくだろう。ともあれ、責任を取りにきたという愛しい気がする男が、告白直後に他にも愛する女がいると言い出したことへの報復は、代償を支払わない手段で、『憂鬱の魔女』らしくない、ただの■■■・■■■として果たされることになるだろう。そこまで書くのは無粋であるため、ここで筆を置く次第である。



と、ササゲルルートの蛇足はこんなところになります!
補足を見たことでかえって疑問の余地が増えたところなどあるかと思いますが、そこの謎に関してはいずれちゃんと本編で触れられるはずなので、続報を待て!といったところで!
ともあれ、このルートでしか登場できないキャラクターや、考えることのない設定なんかも多々あって、作者的には実に楽しいIFルートでした!
ってわけで、今年のエイプリルフールも感謝感謝!
アニメの四期も開始目前、今後ともリゼロをどうぞよろしく! ではまたー!!
コメント全17件
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山田太郎
2026年05月10日 14:31
アルデバランの領域の加害者やっぱドギツイは
そして本編に出ないと言いつつ好奇心の奴隷の魔女がグステコにいるからな
神崎檻織
2026年04月05日 08:52
お疲れ様です‼️
ラインハルトの処刑って、出来るものなんですね…不死鳥の加護ありますけど…死に続けさせる的な感じですかね??
スーウェン家400年の悲願、自分にとっての理由とは言え達成しちゃう辺り流石オットー(の子孫)って感じで良いですねー!
イアがユークリウス名乗ってたのって、もしかして取り戻した感じで…?それとも主が使ってた名を流用してるだけでしょうか…
天山
2026年04月05日 08:40
ラインハルト処刑は父親がやらかしてるし、まあ納得
セシルスがアラキアと結ばれたことに驚きと同時に祝福あり
ニコラも良かった
というか狂皇子が本編に出ないのが驚き
たしかにスバルの味方には100%ならないけど、それはそれで敵としてどう攻略するか読みたかったし、聖王国の話も読みたかった……
Kai
2026年04月05日 06:16
エキドナどうしてるんだって思ったけど、今の彼女って精霊みたいなものだしグステコ拠点にしてるってことだからもしかしてヴェイグに殺されてたりするのかな。
3D
2026年04月05日 03:59
補足おつかれさまです!当然のように言及されないスバルの死に戻りの不思議!はたしてこのルートでのサテラはどうなってしまってるのか…というか本編も謎か。10章も期待してます!
タッツー
2026年04月05日 03:17
このルート、ラインハルト処刑されてるんだ!
主君のフェルト失う・ハインケルもアルに加担で処刑・ペトラ追うことになってるから、『嫉妬の魔女』抑えられずとかが原因で処刑をラインハルト本人が受け入れた以外なら、これから章でなんか起きるのかな?
ゆい
2026年04月05日 02:55
ifルートでも決して春が来ない(きたとはいえない)男。
さすがの行動力に脱帽。
子孫同士が結婚して、先祖たちは微妙な顔しながらもスバルの後押しがあっての事だから結局はみんなでニコニコするでしょう。ジジスバルになっても素敵だね。
樹実源峰
2026年04月05日 02:33
ラインハルト処刑したから多分ルグニカ滅んだな
でもラインハルトを処刑する理由がわからん…ハインケルが内乱誘発して一族郎党案件かな?理由次第では処刑を受け入れる可能性はあるよねー
その辺が今後本編で起こるんだろうな…
Flius
2026年04月05日 02:30
ラインハルトはアルデバランを止められなかったこと、嫉妬の魔女を抑えきれなかったこと、主君を失ったこと、ハインケルの処刑、王都を守れなかったことなど、思い当たる処刑理由が多いな。(無茶ぶりが過ぎる)
そらん
2026年04月05日 01:49
ロズワールが皆殺ししなかったのがちょっと意外だった。ラインハルトの処刑は本人も抵抗しなかったからかなと。パイセンまじエンジェル
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